1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、コンクリート舗装と目地・補修の問題です(分野:専門土木・重要度A)。一問一答9問 → 四肢択一13問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。
一問一答(○×)
難易度:★☆☆
問1:国交省「舗装点検要領」平成28年10月版が説明するコンクリート舗装では、輪荷重をコンクリート版で支えて下層へ伝え、輪荷重や温度による版の曲げを考慮する。
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正解:○
正解は○です。コンクリート版の構造的な働きです。表面の平たん性だけでなく、荷重を支え伝える版として考えます。
根拠:舗装点検要領 付録1、冊子27/PDF28頁;新都市社会技術融合創造研究会 コンクリート舗装の設計・施工・維持管理マニュアル(案) I設計編の構造設計、PDF11頁。
難易度:★☆☆
問2:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、舗装の目地に湿潤部分が残っているときは、その部分を湿らせたまま注入目地材の注入作業を行う。
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正解:×
正解は×です。湿った目地やひび割れには注入・張付け作業を行いません。湿潤部分の扱いと材料の品質の確認を分けます。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第14項(9)・3-2-6-19第14項。
難易度:★☆☆
問3:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、コンクリート舗装の目地補修前には、古い目地材や石・ごみ等を除去する。
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正解:○
正解は○です。残存物の上からそのまま新しい目地材を入れる処理ではありません。補修前の除去・清掃を確認します。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-19第10項。
難易度:★☆☆
問4:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、転圧コンクリート舗装は、フィニッシャで敷均してローラ等で密度を確保した後、湿潤養生する。
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正解:○
正解は○です。締固め工程がある工法でも養生は必要です。一般の現場打ち舗装の振動機だけによる施工と区別します。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第13項(12)〜(16)。
難易度:★☆☆
問5:中国地方整備局「土木工事設計マニュアル」道路編・令和8年4月版による場合、コンポジット舗装の構成には、上側の表層又は表・基層をアスファルト混合物とし、その直下をセメント系の版等とするものがある。
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正解:○
正解は○です。上側の材料と直下の構造を対応させます。上下を入れ替えた説明にはしません。
根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第3編 道路編 8-1-12(1)、冊子3-3-66/PDF180頁。
難易度:★☆☆
問6:中国地方整備局「土木工事設計マニュアル」道路編・令和8年4月版による場合、工場製作したプレキャスト版を使えば、路盤の支持状態や版同士の結合等に関係なく、敷設直後に交通開放できる。
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正解:×
正解は×です。早期開放を図れる工法ですが、必要な支持・結合等を省く意味ではありません。現場打ちの硬化待ちを減らすことと、無条件の開放を区別します。
根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第3編 道路編 7-5-1、冊子3-3-48/PDF162頁。
難易度:★☆☆
問7:転圧コンクリート舗装では、単位水量の少ない硬練りコンクリートを舗設機械で敷き均し、ローラによる転圧で締め固める。
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正解:○
正解は○です。JICA公開の転圧コンクリート舗装技術資料は、少ない単位水量と硬練りの性状、舗設機械での敷均しとローラ転圧を説明しています。通常の流動性の高いコンクリートを流し込む施工と区別します。
根拠:
JICA キルギス国 転圧コンクリート舗装技術ガイドライン 2020年11月:まえがき、冊子v/PDF7、2.1/PDF11
https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/1000044132.pdf
難易度:★★☆
問8:土木研究所共同研究報告395号(平成21年10月)の既設鋼床版の補強に用いるSFRC舗装の表面仕上げでは、平坦に仕上げた後、ほうき等によるすべり止めの筋目を道路中心線に直角に付けることを説明している。
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正解:○
正解は○です。指定マニュアルは、このSFRC舗装の粗面仕上げについて道路中心線に直角の筋目を示します。縦方向の研削など別の表面工法の方向や、全舗装の全国共通の一律規定とは分けます。
根拠:
土木研究所共同研究報告395号 SFRC舗装による既設鋼床版の補強に関する設計・施工マニュアル(案) 平成21年10月:4.5.10、冊子42/PDF50
https://www.pwri.go.jp/caesar/manual/pdf/no395.pdf
難易度:★☆☆
問9:新都市社会技術融合創造研究会の令和6年3月の公開マニュアル案が説明する、直線部の通常のほうき・刷毛によるコンクリート舗装の粗面仕上げでは、筋目を道路中心線と平行に付ける。
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正解:×
正解は×です。指定資料の一般的な直線部では、筋目は道路中心線に直角の方向です。曲線部の横目地との位置合わせには別の調整説明があります。全てのタイニング方式の方向を一律に問うものではありません。
根拠:
新都市社会技術融合創造研究会 コンクリート舗装の設計・施工・維持管理マニュアル(案):Ⅲ3.6、冊子61・62/通し154・155/PDF158・159
https://www.kkr.mlit.go.jp/road/shintoshikenkyukai/pdf/research/sheika-r6-01.pdf
四肢択一
難易度:★☆☆
問10:中国地方整備局「土木工事設計マニュアル」道路編・令和8年4月版による場合、普通コンクリート舗装に設ける目地の説明として適当なものはどれか。
- 目地以外の位置に生じるひび割れを選定し、その位置を施工後に目地と呼ぶ。
- 温度等による版の収縮・膨張を拘束することを、目地の基本目的とする。
- 目地を設ければ、版の収縮・膨張に関する検討は材料の種類にかかわらず完了すると扱う。
- 版の収縮・膨張に対応し、あらかじめ設ける位置へひび割れを誘導する。
【第10問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。普通コンクリート舗装の目地の基本的な役割です。
根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第3編 道路編 7-2-1(1)冊子3-3-38/PDF152頁;舗装点検要領 付録1、冊子27/PDF28頁。
1:誤り。ひび割れの発生後に位置を選ぶ説明ではなく、あらかじめ設ける位置へ誘導する考え方です。
2:誤り。目地は収縮・膨張に対応するもので、拘束することを基本目的とする説明とは異なります。
3:誤り。目地の存在だけで、収縮・膨張への対応の検討全体が不要になるわけではありません。
4:正しい。普通コンクリート舗装の目地の基本的な役割です。
難易度:★★☆
問11:中国地方整備局「土木工事設計マニュアル」道路編・令和8年4月版と、近畿地方整備局公開「コンクリート舗装の設計・施工・維持管理マニュアル(案)」令和6年3月版による場合、普通コンクリート舗装の横収縮目地のダウエルバーと、縦目地のタイバーの主な役割の組合せとして適当なものはどれか。
- 横収縮目地のダウエルバー:隣接版間の荷重伝達/縦目地のタイバー:目地の開き等の抑制
- 横収縮目地のダウエルバー:縦目地の開きの抑制/縦目地のタイバー:横収縮目地の荷重伝達
- 横収縮目地のダウエルバー:隣接版間の荷重伝達/縦目地のタイバー:横収縮目地の荷重伝達
- 横収縮目地のダウエルバー:縦目地の開きの抑制/縦目地のタイバー:目地の開き等の抑制
【第11問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。ダウエルバーの荷重伝達と、タイバーの縦目地の開き抑制を区別します。
根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第3編 道路編:7-2-1(1)、冊子3-3-38/PDF152頁(令和8年4月。中国地整指定資料の本文にある事実のみ。有料便覧の参照先を読んだことにしない。全国一律の法定値でない。)
https://www.cgr.mlit.go.jp/techserv/documents/01/r8/r8_003.pdf
中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第3編 道路編:7-4-1②、冊子3-3-43〜44/PDF157〜158頁(令和8年4月。中国地整指定資料の本文にある事実のみ。有料便覧の参照先を読んだことにしない。全国一律の法定値でない。)
https://www.cgr.mlit.go.jp/techserv/documents/01/r8/r8_003.pdf
新都市社会技術融合創造研究会 コンクリート舗装の設計・施工・維持管理マニュアル(案):II材料編タイバーの説明、PDF62頁(令和6年3月。近畿地方整備局公開。研究会のマニュアル案であり国の共通仕様書とは別。PDF内の本文だけを参照、有料参考書本文・図表・説明構成は流用しない。)
https://www.kkr.mlit.go.jp/road/shintoshikenkyukai/pdf/research/sheika-r6-01.pdf
1:正しい。ダウエルバーの荷重伝達と、タイバーの縦目地の開き抑制を区別します。
2:誤り。ダウエルバーの荷重伝達と、タイバーの縦目地の開き抑制を区別します。
3:誤り。ダウエルバーの荷重伝達と、タイバーの縦目地の開き抑制を区別します。
4:誤り。ダウエルバーの荷重伝達と、タイバーの縦目地の開き抑制を区別します。
難易度:★★☆
問12:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、普通コンクリート舗装の膨張目地に用いるダウエルバーの施工として適当なものはどれか。
- 道路中心線に直角に置き、片側を絶縁処理して先端をキャップで覆う。
- 道路中心線に平行に置き、片側を絶縁処理して先端をキャップで覆う。
- 道路中心線に平行に置くが、片側の絶縁処理とキャップを省く。
- 道路中心線に直角に置き、両端を版に固着させて伸縮を止める。
【第12問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。道路中心線に平行とし、片側に絶縁処理を施して先端をキャップで覆います。版の伸縮を妨げないための扱いです。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第14項(5)(6);新都市社会技術融合創造研究会 コンクリート舗装の設計・施工・維持管理マニュアル(案) II材料編1-4-3目地材料、PDF62頁。
1:誤り。道路中心線に平行とする規定です。
2:正しい。同版の位置と絶縁・キャップの処理です。
3:誤り。伸縮のための片側の処理を省いています。
4:誤り。向きが異なり、伸縮を妨げる固定にもなります。
難易度:★★☆
問13:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、コンクリート舗装の初期養生と後期養生の関係として適当なものはどれか。
- 後期養生は、表面仕上げと同時にマットを直接敷くことから始め、表面を荒らすかどうかは移行条件に含めない。
- 初期養生から後期養生へ移るときに版面を乾かし、その後の湿潤養生を開始する。
- 仕上げ終了直後から初期養生し、表面を荒らさず養生できる状態となった後、マット等で隙間なく覆って湿潤に保つ。
- マットを敷いたことを湿潤状態の確認の代わりとし、所定養生期間中の乾燥を検討しない。
【第13問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。初期から後期へ連続して保護し、後期も湿潤状態を保ちます。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第12項(1)〜(3);土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第12項(2)(3)。
1:誤り。初期養生は仕上げ直後から表面を荒らさず養生できる状態までで、段階を区別します。
2:誤り。養生段階の移行を理由に有害な乾燥を与えるものではありません。
3:正しい。初期から後期へ連続して保護し、後期も湿潤状態を保ちます。
4:誤り。覆うことに加えて湿潤状態を保つ必要があります。
難易度:★★★
問14:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、コンクリート舗装の交通開放の強度条件を考える。区画Xは設計曲げ強度4.5MPa・配合強度5.2MPa、区画Yは設計曲げ強度4.3MPa・配合強度5.4MPaである。試験で養生を管理し、同版の設計強度4.4MPa未満の特則も適用する。現場養生供試体の曲げ強度について、XとYそれぞれの交通開放に用いる下限の組合せはどれか。監督職員の承諾その他の必要条件は満たす。単位はMPa、丸めは行わない。
- X3.64MPa・Y3.78MPa。
- X3.5MPa・Y3.5MPa。
- X3.15MPa・Y3.01MPa。
- X3.64MPa・Y3.5MPa。
【第14問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。Xは特則の対象外で、配合強度5.2×70÷100=3.64MPa以上です。Yは設計強度4.4MPa未満のため、交通開放の特則3.5MPa以上を用います。設計強度と配合強度を混同せず、3.5MPaを全区画に一律適用しません。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第12項(3)(5)。
1:誤り。Yについて特則の3.5MPaを適用していません。
2:誤り。Xは設計強度4.4MPa未満ではありません。
3:誤り。設計強度の70%を計算しています。通常の養生の指標は配合強度の70%です。
4:正しい。Xの70%とYの交通開放の特則を使い分けています。
難易度:★★☆
問15:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、コンクリート舗装の養生期間を試験によらず定める。これにより難い場合の例外は適用しない。普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、高炉セメントB種の順に示した期間の組合せはどれか。
- 2週間・1週間・3週間。
- 1週間・2週間・3週間。
- 2週間・1週間・1週間。
- 3週間・3週間・2週間。
【第15問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。同版の舗装の規定では普通2週間、早強1週間、高炉B種3週間です。他のコンクリート構造物の圧縮強度に関する養生日数とは分けて読みます。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第12項(3)。
1:正しい。材料別の所定期間です。
2:誤り。普通と早強の期間が逆です。
3:誤り。高炉B種は3週間です。
4:誤り。3種類の期間が同版の規定に対応していません。
難易度:★★☆
問16:近畿地方整備局公開「コンクリート舗装の設計・施工・維持管理マニュアル(案)」令和6年3月版による場合、コンクリート版と路盤の間の空隙への対応として適当なものはどれか。
- 表面の目地材を更新すれば、版下の空隙も充填したことになる。
- 空隙に材料を注入する方法を検討し、必要に応じて版の高さを戻す方法も区別する。
- 版表面を粗くすれば、版下の空隙の充填を代えられる。
- 版下注入は版と路盤の空隙を対象とせず、路面の溝だけを埋める方法である。
【第16問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。版下注入には空隙の充填や版を持ち上げる方法があり、版の支持回復等を図ります。表面の目地材だけを更新する施工と区別します。
根拠:新都市社会技術融合創造研究会 コンクリート舗装の設計・施工・維持管理マニュアル(案) IV維持管理編3-4(1)、PDF248頁。
1:誤り。表面の目地と版下の空隙は別の位置です。
2:正しい。版下の空隙充填と持上げの違いを含む説明です。
3:誤り。表面機能の回復は版下の充填を代えません。
4:誤り。版下の空隙への注入が対象です。
難易度:★★☆
問17:中国地方整備局「土木工事設計マニュアル」道路編・令和8年4月版による場合、連続鉄筋コンクリート舗装の説明として適当なものはどれか。
- 普通コンクリート舗装と同様の横目地を設けることだけを特徴とする。
- 横ひび割れを発生させないため、縦方向鉄筋は用いない。
- 原則として横目地を省き、縦方向鉄筋で横ひび割れを分散・拘束する。
- 横ひび割れを一箇所に集中させることを縦方向鉄筋の目的とする。
【第17問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。原則として横目地を省き、縦方向鉄筋で横ひび割れを分散・拘束します。ひび割れが全く発生しないことを前提にはしません。
根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第3編 道路編 7-2-1(2)、冊子3-3-38/PDF152頁;舗装点検要領 付録1、冊子27/PDF28頁。
1:誤り。原則として横目地を省く点を欠いています。
2:誤り。縦方向鉄筋を用い、横ひび割れを分散・拘束します。
3:正しい。横目地と鉄筋によるひび割れの扱いです。
4:誤り。分散・拘束する目的と逆です。
難易度:★★☆
問18:中国地方整備局「土木工事設計マニュアル」道路編・令和8年4月版による場合、普通コンクリート舗装の鉄網を置く深さを、版表面から求める。版厚24cmの区画Pと版厚15cmの区画Qについて、同版の標準位置に対応する深さの組合せはどれか。鉄網の厚さは無視し、版厚の1/3又は中央をそのまま用いる。単位はcm、丸めは不要。
- P12cm・Q7.5cm。
- P8cm・Q5cm。
- P16cm・Q7.5cm。
- P8cm・Q7.5cm。
【第18問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。Pは24÷3=8cmです。Qは版厚15cmの例外で中央なので15÷2=7.5cmです。下端からの深さではありません。
根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第3編 道路編 7-4-1③2)、冊子3-3-44/PDF158頁;土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第10項(4)。
1:誤り。Pの標準は中央ではなく表面から約1/3です。
2:誤り。Qには15cm版の例外を使います。
3:誤り。Pを下端からの位置と取り違えています。
4:正しい。一般の約1/3と15cm版の中央を区別しています。
難易度:★★☆
問19:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、コンクリート舗装の表面仕上げの順序・状態として適当なものはどれか。
- 荒仕上げ、平坦仕上げと進め、水光りが消えてから粗面仕上げを行う。
- 水光りが残る間に粗面仕上げを済ませ、その後で荒仕上げを行う。
- 平坦仕上げを先に行い、その後で荒仕上げに戻る。
- 粗面仕上げを初めに行い、その凹凸を平坦仕上げですべて消して終了する。
【第19問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。荒仕上げ、平坦仕上げを経て、水光りが消えた後に均等な粗面仕上げを行います。平坦な仕上げと粗面による表面の機能を両立させます。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第11項(2)(3)(7)。
1:正しい。同版の仕上げ順序と粗面仕上げの開始状態です。
2:誤り。開始状態と工程の順序が逆です。
3:誤り。荒仕上げから平坦仕上げへ進みます。
4:誤り。粗面仕上げは平坦仕上げの後です。
難易度:★★☆
問20:中国地方整備局「土木工事設計マニュアル」道路編・令和8年4月版による場合、普通コンクリート舗装の横収縮目地間隔の標準を読む。鉄網を用いる版厚250mmの区画Rと、鉄網を用いない版厚240mmの区画Sの組合せはどれか。設計上の個別の変更はない。
- R8m・S5m。
- R10m・S5m。
- R10m・S8m。
- R6m・S5m。
【第20問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。表3-7-4では250mm以上は標準10m、鉄網なしの250mm未満は括弧書きの5mです。境界250mmと鉄網の有無を分けます。
根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第3編 道路編 7-4-1①表3-7-4、冊子3-3-43/PDF157頁。
1:誤り。250mmちょうどは以上の区分です。
2:正しい。版厚の区分と鉄網なしの値を適用しています。
3:誤り。Sは鉄網なしの5mです。
4:誤り。Rには鉄網ありの10mを用います。
難易度:★★☆
問21:国土交通省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用し、鉄網の位置で上下層に分けてコンクリート舗装を施工する。次の施工案のうち、鉄網の重ね・結束及び上下層施工の時間について、同仕様書の条件をすべて満たすものはどれか。時間は下層の敷均し後から上層を打つまでとし、他の施工条件は満たしているものとする。
- 重ね幅15cm、重ね部は焼なまし鉄線で結束し、時間は20分とする。
- 重ね幅25cm、重ね部は結束せず、時間は20分とする。
- 重ね幅25cm、重ね部は焼なまし鉄線で結束し、時間は20分とする。
- 重ね幅25cm、重ね部は焼なまし鉄線で結束し、時間は40分とする。
【第21問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。重ね幅・結束・上下層施工の時間をそれぞれ確認します。指定版を適用する工事の施工条件であり、全工事の法定値を示すものではありません。
根拠:国土交通省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版、第3編3-2-6-12第10項(2)(3)(4)。
1:誤り。鉄網の重ね幅は20cm以上が必要で、15cmは不足します。
2:誤り。重ね部は焼なまし鉄線で結束する必要があります。
3:正しい。重ね幅20cm以上、焼なまし鉄線による結束、上下層の時間30分以内の三条件を満たします。
4:誤り。下層の敷均し後から上層を打つまでの40分は、30分以内の条件を超えます。
難易度:★★☆
問22:国交省「土木工事共通仕様書(案)」令和8年3月版を適用する場合、コンクリート舗装の養生で、凍結しないよう保護する期間の強度条件として示される圧縮強度・曲げ強度の組合せはどれか。交通開放の強度条件は問わない。
- 圧縮強度5MPa・曲げ強度1MPa。
- 圧縮強度1MPa・曲げ強度5MPa。
- 圧縮強度5MPa・曲げ強度3.5MPa。
- 圧縮強度3.5MPa・曲げ強度1MPa。
【第22問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。同版は少なくとも圧縮強度5MPa、曲げ強度1MPaになるまで凍結しないよう保護し、特に風を防ぐとしています。配合強度70%や3.5MPaという交通開放の規定とは別です。
根拠:土木工事共通仕様書(案)第3編第2章第6節 一般舗装工 3-2-6-12第12項(4)。
1:正しい。凍結防止の保護に関する組合せです。
2:誤り。圧縮と曲げを取り違えています。
3:誤り。曲げ強度の条件は1MPaです。
4:誤り。圧縮強度の条件は5MPaです。
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