1級土木施工管理技士 専門土木 一問一答・四肢択一(全21問)|鉄道の路床・路盤

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、鉄道の路床・路盤の問題です(分野:専門土木・重要度B)。一問一答8問 → 四肢択一13問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:鉄道総研の総合路盤試験装置では、実物大規模の路盤や軌道へ列車荷重を模擬した繰返し荷重を与えて、路盤構造等の研究を行う。

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正解:○

正解は○です。試験装置の紹介本文に対応した説明です。荷重が地盤へ伝わる仕組みの説明や、支持力の数値をこの資料から補いません。

根拠:鉄道総研 総合路盤試験装置 総合路盤試験装置 概要。


難易度:★★☆

問2:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日改正版による場合、コンクリート路盤の粒度調整砕石層と構造物との取付部は、大型ローラーが入らない場合、特に入念な締固めを行う対象から除外する。

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正解:×

正解は×です。取付部や路肩部は、小型転圧機等により特に入念に締固める対象です。構造物境界の支持条件や不同沈下に注意する必要があります。

根拠:鉄道総研 施設研究ニュース 2014年2月号 異形タイタンパーを用いた道床補修法・1はじめに;鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(6)ア(オ)、冊子39/PDF45頁。


難易度:★★☆

問3:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日改正版による場合、盛土施工中の各層表面は、滞水を避ける排水勾配を設け、水の集中する箇所には必要に応じて仮排水工を設ける。

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正解:○

正解は○です。2-4(3)の盛土施工中の条件です。最終路床や全路盤に対する全国一律の勾配値を、この規定から補っていません。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-4(3)サ(ケ)、冊子22/PDF28頁。


難易度:★☆☆

問4:鉄道総研の施設研究ニュース2011年8月号の「プレパックドコンクリートによる既設新幹線軌道のバラストレス化」は、有道床軌道用アスファルト路盤を強化路盤と表している。

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正解:○

正解は○です。記事は、有道床軌道用アスファルト路盤を強化路盤と表し、その上のてん充道床の検討を紹介しています。砕石路盤を含む全路盤の分類体系まで、この一例から確定するものではありません。

根拠:鉄道総研施設研究ニュース 2011年8月号(2011年8月号「プレパックドコンクリートによる既設新幹線軌道のバラストレス化」1.はじめに)。


難易度:★☆☆

問5:鉄道の路盤には、軌道から受ける列車荷重を下の路床へ分散して伝える働きがある。

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正解:○

正解は○です。路盤は軌道を支持し、列車荷重を路床へ分散伝達します。JICAの鉄道改良調査の説明では、弾性の確保、路床の軟弱化防止、排水も機能として整理しています。

根拠:

JICA Feasibility Study on The Yangon Circular Railway Line Upgrading Project, Part 2:§4.5.2(1)2)、冊子4-32/PDF84

https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/12287033_02.pdf


難易度:★☆☆

問6:鉄道路盤上の雨水を排除する横断勾配とは、線路に沿う方向の縦断勾配と同じ設計量である。

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正解:×

正解は×です。横断勾配は線路を横切る方向の排水のための勾配です。線路方向の縦断勾配や曲線部のカントと区別します。ここでは特定の百分率を日本全線共通の値としては問いません。

根拠:

JICA Feasibility Study on The Yangon Circular Railway Line Upgrading Project, Part 2:§4.5.2(1)3)、冊子4-34/PDF86、排水説明冊子4-42/PDF94

https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/12287033_02.pdf


難易度:★★☆

問7:鉄道路盤の分類を資料間で比較するとき、砕石を使用することだけから、土路盤か強化路盤かを決めてよい。

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正解:×

正解は×です。鉄道総研の研究者の1994年の公開論文は、アスファルトと砕石層等を組み合わせた砕石路盤を強化路盤として説明する一方、自然土やクラッシャラン等による土路盤も示しています。材料名だけでなく、層構成と各資料の分類体系を確認します。コンクリート路盤を含む全分類の説明は別途確認が必要です。

根拠:

須長誠・関根悦夫 鉄道強化路盤厚さの低減に関する研究 土木学会論文集498/VI-24,1994年9月:須長誠・関根悦夫「鉄道強化路盤厚さの低減に関する研究」、土木学会論文集498/VI-24、1994年9月、1章/冊子57・PDF1

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscej1984/1994/498/1994_498_57/_pdf/-char/en

JICA Feasibility Study on The Yangon Circular Railway Line Upgrading Project, Part 2:4.5.2/冊子4-32・4-34、PDF84・86

https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/12287033_02.pdf


難易度:★☆☆

問8:JICAヤンゴン環状鉄道の報告で路盤表面の勾配を検討する目的の一つは、降雨水を速やかに排出する排水機能を確保することである。

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正解:○

正解は○です。指定報告は路盤の勾配の設定に排水機能を考慮すると説明しています。同事業の勾配の数値を全鉄道に一律適用することまでは問うていません。

根拠:

JICA Feasibility Study on The Yangon Circular Railway Line Upgrading Project, Part 2:4.5.2(1)3)、冊子4-34/PDF86

https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/12287033_02.pdf

四肢択一

難易度:★★☆

問9:鉄道総研の2021年8月の既設線省力化軌道の研究事例について、沈下の着眼点と検討された対策の対応で適当なものはどれか。個別研究の事例であり、具体的な排水対策の設計・施工方法は問わない。

  1. 着眼点:軟弱路盤と雨水の排水不良等の重なり/対策の検討:軟弱路盤に対する路盤改良
  2. 着眼点:路盤の軟弱性だけで排水不良は関係しない/対策の検討:路盤条件を調べず沈下の要因から除外
  3. 着眼点:軟弱路盤と雨水の排水不良等の重なり/対策の検討:路盤条件を調べず沈下の要因から除外
  4. 着眼点:路盤の軟弱性だけで排水不良は関係しない/対策の検討:軟弱路盤に対する路盤改良
【第9問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。研究は軟弱性と排水不良等の重なりによる沈下と、路盤改良の検討を説明しています。

根拠:鉄道総研 施設研究ニュース 2021年8月号:営業線における既設線省力化軌道用路盤改良の試験施工・1はじめに(省力化軌道の路盤改良の研究事例。軟弱路盤と排水不良に伴う沈下の原理だけ。)

https://www.rtri.or.jp/rd/news/structure/2021/structure_202108.html

1:正しい。研究は軟弱性と排水不良等の重なりによる沈下と、路盤改良の検討を説明しています。

2:誤り。研究は軟弱性と排水不良等の重なりによる沈下と、路盤改良の検討を説明しています。

3:誤り。研究は軟弱性と排水不良等の重なりによる沈下と、路盤改良の検討を説明しています。

4:誤り。研究は軟弱性と排水不良等の重なりによる沈下と、路盤改良の検討を説明しています。


難易度:★★☆

問10:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日改正版による場合、コンクリート路盤の層厚確認と仕上り精度の測定位置の標準の組合せとして適当なものはどれか。

  1. 層厚:軌道スラブの両外縁/仕上り精度:鉄筋コンクリート版の両外縁
  2. 層厚:鉄筋コンクリート版の両外縁/仕上り精度:軌道スラブの両外縁
  3. 層厚:鉄筋コンクリート版の両外縁/仕上り精度:鉄筋コンクリート版の両外縁
  4. 層厚:軌道スラブの両外縁/仕上り精度:軌道スラブの両外縁
【第10問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。指定版の標準は層厚がRC版両外縁、仕上り精度が軌道スラブ両外縁です。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書:2-10(3)イ、冊子37/PDF43頁(令和8年10月5日一部改正(公式一覧R8.10)。2-4線路土工/2-10路盤工。全事業者の全国一律規定にはしない。)

https://www.jrtt.go.jp/procurement/01_dobokukouji_shihousyo_R8.10kaisei.pdf

1:誤り。指定版の標準は層厚がRC版両外縁、仕上り精度が軌道スラブ両外縁です。

2:正しい。指定版の標準は層厚がRC版両外縁、仕上り精度が軌道スラブ両外縁です。

3:誤り。指定版の標準は層厚がRC版両外縁、仕上り精度が軌道スラブ両外縁です。

4:誤り。指定版の標準は層厚がRC版両外縁、仕上り精度が軌道スラブ両外縁です。


難易度:★★☆

問11:排水側へ向かう路盤表面の独自の横断勾配計算である。中心の高さは標高12.480m、中心から排水端までの水平距離4.000m、排水端へ向かう下り勾配2.5%を設計条件とする。この勾配は与件であり全国規定値ではない。排水端の標高はどれか。与件は正確値、単位m、小数第3位まで、丸めなし。

  1. 12.470m。
  2. 12.580m。
  3. 12.380m。
  4. 2.480m。
【第11問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。高低差=4.000×2.5÷100=0.100mです。下りなので12.480−0.100=12.380mとなります。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(4)ア(キ)、冊子37/PDF43頁、勾配は計算で検証。

1:誤り。高低差を10分の1としています。

2:誤り。下りなのに高低差を足しています。

3:正しい。水平距離に勾配比を掛けた差を引きます。

4:誤り。2.5%を比率2.5として10mを引いています。


難易度:★★☆

問12:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日改正版による場合、路盤材料の区別とコンクリート路盤工の構成の説明として適当なものはどれか。

  1. 砕石・アスファルト・コンクリートの各路盤を、同じ材料の区分として品質確認する。
  2. 路盤材料の種類を分けて確認するが、コンクリート路盤工は鉄筋コンクリート版の確認を砕石層の確認で代える。
  3. 路盤材料の種類を分けて確認するが、コンクリート路盤工の砕石層と鉄筋コンクリート版は合計厚さだけで同一層として扱う。
  4. 路盤材料を種類ごとに確認し、コンクリート路盤工の粒度調整砕石層と鉄筋コンクリート版等を区別する。
【第12問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。材料区分とコンクリート路盤の構成を区別しています。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(1)、冊子36/PDF42頁;鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(3)イ・(6)、冊子37・39/PDF43・45頁。

1:誤り。材料種類ごとに品質・配合等の扱いを区別します。

2:誤り。砕石層と鉄筋コンクリート版は別の構成で、一方の確認だけで他方を代替しません。

3:誤り。合計値で一層とみなすのではなく、異なる構成層として確認します。

4:正しい。材料区分とコンクリート路盤の構成を区別しています。


難易度:★★☆

問13:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日改正版による場合、次の記述のうち、適当なものはいくつあるか。
ア:コンクリート路盤の粒度調整砕石は、その日のうちに所要の密度へ締固める。
イ:同砕石層は、仕上げ後に速やかにプライムコートを施工する。
ウ:砕石路盤表面は、降雨時に水が滞留するくぼみを残すように仕上げる。
エ:コンクリート路盤の砕石材料は、最適含水比付近を保ち材料分離に注意する。

  1. 3個
  2. 2個
  3. 1個
  4. 4個
【第13問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。工種別の施工条件と、仕上げ面の排水を合わせて判断します。 アは正:2-10(6)ア(ウ)(エ)。 イは正:2-10(6)ア(カ)。 ウは誤:2-10(4)ア(キ)と逆。 エは正:2-10(6)ア(イ)。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(6)ア(イ)〜(エ)、冊子39/PDF45頁;鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(6)ア(カ)、冊子39/PDF45頁;鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(4)ア(ア)(エ)(キ)、冊子37/PDF43頁。

1:正しい。適当な記述はア・イ・エの3個です。

2:誤り。適当な記述はア・イ・エの3個です。

3:誤り。適当な記述はア・イ・エの3個です。

4:誤り。適当な記述はア・イ・エの3個です。


難易度:★★☆

問14:JRTT土木工事標準示方書R8年10月5日改正版2-4(2)オによる路床面の強度確認として、適当な組合せはどれか。試験間の数値換算は問わない。

  1. 試験等:締固め回数の記録だけ/判定に用いる量:所要値との比較をせず測定した荷重だけを保存
  2. 試験等:平板載荷試験、FWD又は小型FWD/判定に用いる量:K30値を所要値と比較
  3. 試験等:平板載荷試験、FWD又は小型FWD/判定に用いる量:所要値との比較をせず測定した荷重だけを保存
  4. 試験等:締固め回数の記録だけ/判定に用いる量:K30値を所要値と比較
【第14問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。指定された試験等によるK30値が所要値を満たすことを確認します。盛土の締固め管理と区別します。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書:2-4(2)オ・(3)ア、冊子19/PDF25頁(令和8年10月5日一部改正(公式一覧R8.10)。2-4線路土工/2-10路盤工。全事業者の全国一律規定にはしない。)

https://www.jrtt.go.jp/procurement/01_dobokukouji_shihousyo_R8.10kaisei.pdf

鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書:2-4(2)オ、冊子19/PDF25頁(令和8年10月5日一部改正(公式一覧R8.10)。2-4線路土工/2-10路盤工。全事業者の全国一律規定にはしない。)

https://www.jrtt.go.jp/procurement/01_dobokukouji_shihousyo_R8.10kaisei.pdf

1:誤り。指定された試験等によるK30値が所要値を満たすことを確認します。盛土の締固め管理と区別します。

2:正しい。指定された試験等によるK30値が所要値を満たすことを確認します。盛土の締固め管理と区別します。

3:誤り。指定された試験等によるK30値が所要値を満たすことを確認します。盛土の締固め管理と区別します。

4:誤り。指定された試験等によるK30値が所要値を満たすことを確認します。盛土の締固め管理と区別します。


難易度:★★☆

問15:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日改正版による場合、砕石路盤の全仕上り厚を42cmとし、各層の仕上り厚が上限を超えない等厚施工とする。必要な最少の層数と各層の仕上り厚の組合せはどれか。厚さは正確値、層数は整数に切り上げ、厚さは丸めない。

  1. 3層、15cm/層。
  2. 2層、21cm/層。
  3. 3層、14cm/層。
  4. 4層、10.5cm/層。
【第15問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。一層上限は15cmです。42÷15=2.8なので最少3層、42÷3=14cm/層で上限内です。これは砕石路盤の規定で、道路の安定処理路盤等の別の層厚を使いません。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(4)ア(イ)、冊子37/PDF43頁。

1:誤り。合計45cmとなり設計厚42cmと異なります。

2:誤り。一層21cmは上限を超えます。

3:正しい。42cmを満たし、15cm以下で最少の3層です。

4:誤り。各層は上限内ですが、最少の層数ではありません。


難易度:★★☆

問16:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日改正版による場合、砕石路盤で、指定されたE-b法の最大乾燥密度が2.1600t/m³、現場乾燥密度が2.0304t/m³であった。この密度条件だけを判定する。締固め度と規定への適否はどれか。与件は正確値、百分率は整数で求まり丸めない。

  1. 94%で、95%以上という条件を満たす。
  2. 95%で、95%以上という条件を満たす。
  3. 96%で、95%以上という条件を満たす。
  4. 94%で、95%以上という条件を満たさない。
【第16問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。締固め度=2.0304÷2.1600×100=94%です。95%以上に達していないため不適合です。95%に必要な乾燥密度は2.1600×0.95=2.0520t/m³です。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10(4)イ、冊子37/PDF43頁。

1:誤り。94は95未満なので判定が逆です。

2:誤り。測定値からの計算は94%です。

3:誤り。測定値からの計算は94%です。

4:正しい。基準の最大乾燥密度を分母にした値と判定です。


難易度:★★☆

問17:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日一部改正版による場合、砕石路盤とコンクリート路盤の粒度調整砕石層の締固め試験について、標準の延長当たり頻度と測定位置を全て適当に合わせたものはどれか。

  1. 砕石路盤は30mあたり1箇所(単線2点・複線3点)、コンクリート路盤の粒度調整砕石層は100mあたり1箇所(鉄筋コンクリート版の両外縁)。
  2. 砕石路盤は100mあたり1箇所(単線は線路中心1点・複線も線路中心1点)、コンクリート路盤の粒度調整砕石層は30mあたり1箇所(鉄筋コンクリート版の両外縁)。
  3. 砕石路盤は100mあたり1箇所(単線はまくらぎ両端2点・複線は線路間中心とまくらぎ外側端3点)、コンクリート路盤の粒度調整砕石層は30mあたり1箇所(線路中心1点)。
  4. 砕石路盤は100mあたり1箇所(単線はまくらぎ両端2点・複線は線路間中心とまくらぎ外側端3点)、コンクリート路盤の粒度調整砕石層は30mあたり1箇所(鉄筋コンクリート版の両外縁)。
【第17問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。砕石路盤は100mあたり1箇所で、単線はまくらぎ両端2点、複線は線路間中心とまくらぎ外側端3点です。コンクリート路盤の粒度調整砕石層は30mあたり1箇所で、鉄筋コンクリート版の両外縁です。いずれも結果を提出します。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10-(4)ウ、冊子37/PDF43頁;鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-10-(6)ア(キ)、冊子39/PDF45頁。

1:誤り。二つの対象の100mと30mを逆にしています。

2:誤り。砕石路盤の測定点が違います。

3:誤り。コンクリート路盤の粒度調整砕石層は版の両外縁です。

4:正しい。両対象の標準頻度と位置を合わせています。


難易度:★★☆

問18:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日一部改正版による場合、盛土完了から路盤施工開始までの放置期間について、表2-3の地盤別の目安を適当に組み合わせたものはどれか。ここでは盛土材料は非粘性土とし、注1による短縮は行わない。別途、沈下計測等で沈下の問題がないことも確認する。

  1. 粘性土地盤3か月程度以上/それ以外6か月程度以上
  2. 粘性土地盤6日程度以上/それ以外3日程度以上
  3. 粘性土地盤6か月程度以上/それ以外3か月程度以上
  4. 全ての地盤で1か月程度以上
【第18問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。粘性土地盤は6か月程度以上、それ以外の地盤は3か月程度以上が目安です。期間の経過だけで沈下に問題がないと扱わず、計測等の確認も必要です。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-4-(3)サ(タ)・表2-3、冊子22/PDF28頁。

1:誤り。地盤別の6か月と3か月を逆にしています。

2:誤り。単位は日ではなく月です。

3:正しい。設問で除外した表注と、別途必要な沈下確認にも注意します。

4:誤り。表の目安と違います。


難易度:★★☆

問19:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和8年10月5日一部改正版による場合、盛土の放置期間に関する次の記述のうち、適当なもののみを全て挙げた組合せはどれか。
ア:沈下計測等で沈下の問題がないと確認できる場合、表注1によって放置期間を短くしてよい。
イ:目安の期間だけ経過すれば、沈下計測等による確認は不要となる。
ウ:粘性土地盤以外でも、盛土材料が粘性土の場合は6か月程度以上が望ましい。
エ:表注2の6か月程度以上という扱いは「望ましい」と記されている。

  1. ア・ウ
  2. ア・ウ・エ
  3. ア・イ・エ
  4. イ・ウ・エ
【第19問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。ア・ウ・エが適当で、期間だけで沈下確認を不要とするイは不適当です。短縮の条件と、非粘性土地盤でも盛土材料が粘性土である場合の望ましい扱いを区別します。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-4-(3)サ(タ)・表2-3、冊子22/PDF28頁;鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-4-(3)サ(タ)表2-3注1、冊子22/PDF28頁;鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 2-4-(3)サ(タ)表2-3注2、冊子22/PDF28頁。

1:誤り。エも適当です。

2:正しい。ア・ウ・エが適当でイは不適当です。

3:誤り。イは不適当でウが欠けます。

4:誤り。イは不適当でアが欠けます。


難易度:★★☆

問20:資料の対象を区別して鉄道路盤を比較する。JICAヤンゴン環状鉄道報告の土路盤と、須長・関根の1994年の研究で示す砕石による強化路盤について、適当な説明はどれか。

  1. いずれも良質土だけの単層を表し、アスファルト層は含まない。
  2. いずれも鉄筋コンクリート版だけの単層を表す。
  3. JICA報告の土路盤はアスファルトと砕石の複合構成であり、1994年研究の砕石による強化路盤は良質土のみの単層である。
  4. JICA報告の土路盤には自然土やクラッシャラン等の単層構成があり、1994年研究の砕石による強化路盤にはアスファルトコンクリートと砕石等の複合構成がある。
【第20問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。資料と対象を指定すれば構成を区別できます。砕石が使われるという材料名だけで土路盤と強化路盤を同一視できません。これらの資料から全時代・全線区の統一的な分類を作ることもしません。

根拠:

JICA Feasibility Study on The Yangon Circular Railway Line Upgrading Project, Part 2:4.5.2(2)1)、冊子4-34/PDF86

https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/12287033_02.pdf

須長誠・関根悦夫 鉄道強化路盤厚さの低減に関する研究 土木学会論文集498/VI-24,1994年9月:第1章、Fig.1・2、冊子57/PDF1

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscej1984/1994/498/1994_498_57/_pdf/-char/en

選択肢ごとの確認:

1:1994年研究の複合構成を落としています。

2:両資料が示す土路盤・砕石による強化路盤の構成ではありません。

3:二つの構成を入れ替えています。

4:指定した各資料の構成を正しく対応させています。


難易度:★★☆

問21:JRTT「土木工事標準示方書」令和7年3月24日改正版の2-10(3)イで、コンクリート路盤の仕上げにおいて層厚を確認する対象として記された組合せはどれか。

  1. 道床バラストとレール頭部。
  2. 粒度調整砕石層と鉄筋コンクリート版。
  3. 路盤上に設けるアスファルト表層と散布砂。
  4. まくらぎと防音壁の笠木。
【第21問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。指定条項はコンクリート路盤の粒度調整砕石層と鉄筋コンクリート版の厚さを確認する扱いです。この構成を、全鉄道の強化路盤の包含関係へ広げていません。

根拠:

鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 令和7年3月24日改正:2-10(3)イ、冊子35/PDF41

https://www.jrtt.go.jp/procurement/dobokukouzihyouzyunnsihousyo_R7324-3.pdf

選択肢ごとの確認:

1:指定した路盤の層厚確認対象ではありません。

2:指定条項の二つの層です。

3:指定条項のコンクリート路盤の構成ではありません。

4:軌道や周辺構造物の別の部材です。

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