1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、薬液注入の施工と効果確認の問題です(分野:専門土木・重要度B)。一問一答11問 → 四肢択一14問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。
一問一答(○×)
難易度:★☆☆
問1:大阪市の公開「薬液注入工施工要綱」による場合、注入計画は、事前調査で把握した土層構成や土の性状等を基に定める。
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正解:○
正解は○です。注入対象の地盤条件を調べ、注入目的に対応する施工計画を作成します。
根拠:大阪市 薬液注入工施工要綱 2.1・2.2、PDF3〜4/7.1解説(1)、PDF14。
難易度:★★☆
問2:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、水質監視は注入箇所の周辺地下水だけを対象とし、周辺の公共用水域等は対象から除く。
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正解:×
正解は×です。地下水と公共用水域等の両方について、注入による水質汚濁の状況を監視します。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-1(1)(2)、PDF5/冊子985。
難易度:★☆☆
問3:大阪市の公開「薬液注入工施工要綱」による場合、注入中は、地盤の隆起等によって周辺構造物や地下埋設物に損傷を与えないよう変状を監視する。
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正解:○
正解は○です。注入量だけでなく、周辺の地表面・構造物・埋設物等の変状も監視します。
根拠:大阪市 薬液注入工施工要綱 7.6本文・解説(3)(4)、PDF16。
難易度:★★☆
問4:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、他工法の適否を検討せず、薬液が安価という理由だけで薬液注入工法を採用してよい。
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正解:×
正解は×です。他工法の適否を調べ、薬液注入によらなければ保安・保全・地下水位低下防止等が著しく困難な場合という採用条件を検討します。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 2-1、PDF2〜3/冊子982〜983。
難易度:★★☆
問5:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、工事終了後2週間までは、地下水に著変がなく、減回しても監視目的を十分達成できると判断された場合に限り、採水を週1回以上とすることができる。
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正解:○
正解は○です。通常は毎日1回以上ですが、記した2条件を満たす場合の例外があります。工事中の採水には転用しません。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-3(3)(イ)、PDF5/冊子985。
難易度:★☆☆
問6:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、工事終了後2週間を経過すると、その時点で採水監視を打ち切ってよい。
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正解:×
正解は×です。2週間経過後から半年を経過するまでの間は、月2回以上の採水を行います。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-3(3)(ロ)、PDF5/冊子985。
難易度:★★☆
問7:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、水質の測定値が基準に適合しないおそれがある段階では工事を継続し、実際の健康被害が確認されて初めて中止する。
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正解:×
正解は×です。基準に不適合の場合だけでなく、そのおそれがある場合も直ちに中止し、必要な措置をとります。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-4、PDF5〜6/冊子985〜986。
難易度:★☆☆
問8:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、薬液の保管では、流出や盗難等が起こらないよう管理する。
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正解:○
正解は○です。漏出等による汚染や不適切な持出しを防ぐため、厳正な保管を行います。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 3-5、PDF4/冊子984。
難易度:★★☆
問9:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、水質監視の検査は、公的機関以外には一切依頼できず、同等の能力及び信用を有する機関も除外される。
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正解:×
正解は×です。公的機関又はこれと同等の能力及び信用を有する機関で行います。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-1(3)、PDF5/冊子985。
難易度:★★☆
問10:大阪市の公開「薬液注入工施工要綱」7.7では、注入の効果確認で改良が不十分と認められた場合、予定注入量を使用済みであっても、所期の効果が得られるまで再注入する。
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正解:○
正解は○です。7.7解説(6)による品質確保の対応です。予定量の使用だけで効果を十分と扱いません。異常監視や周辺保全の規定を無視して注入を続ける意味ではありません。
根拠:大阪市 薬液注入工施工要綱 7.7解説(6)、PDF17。
難易度:★★☆
問11:薬液注入工事が終了してから2週間を経過するまでの地下水等の採水について、暫定指針4-3の減回できる条件を満たしていない。採水を週1回だけ行う計画は、同指針の通常の採水回数を満たす。
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正解:×
正解は×です。この期間は通常、毎日1回以上の採水が必要です。地下水に著しい変化がなく、減回しても監視目的を十分に達成できると判断できる条件付きの週1回以上の扱いを、本問では使えません。
根拠:
建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊):4-3(3)(イ)、冊子985/PDF5
https://www.city.saitama.lg.jp/005/003/022/005/001/dai3sekouhen_d/fil/1-03-05_yakuekisekousisin.pdf
四肢択一
難易度:★★☆
問12:大阪市の公開「薬液注入工施工要綱」による場合、試験注入のチャート記録として適当なものはどれか。
- 注入量・注入圧力・注入時間を記録し、施工状況を把握する。
- 材料の搬入総量だけを記録し、実際の注入量の記録に代える。
- 地盤の隆起がなければ注入圧力を記録せず、注入終了時刻だけを残す。
- 注入時間を測らず、計画上の所要時間を実測記録として記載する。
【第12問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。正しい。試験注入の6.2(5)は注入量・注入圧力・注入時間のチャート記録を定めています。
根拠:大阪市 薬液注入工施工要綱 6.2解説(4)(5)、PDF13/7.6解説(1)、PDF16;鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第6章 薬液注入工 第605条3(1)、PDF2/冊子150;大阪市 薬液注入工施工要綱 6.2解説(5)、PDF13/7.6解説(1)、PDF16。
1:正しい。試験注入の6.2(5)は注入量・注入圧力・注入時間のチャート記録を定めています。
2:誤り。搬入総量だけでは試験注入の実際の量・圧力・時間の記録を代えられません。
3:誤り。隆起の有無だけで圧力の記録を省きません。
4:誤り。計画時間を実際に測った時間の記録に置き換えません。
難易度:★★☆
問13:大阪市の公開「薬液注入工施工要綱」による場合、注入効果の確認の考え方として適当なものはどれか。
- 止水目的では標準貫入試験のN値だけを、透水性の低減を直接示す結果として評価する。
- 止水・地盤強化等の目的と土質に応じた試験及び試料観察等を選び、総合して評価する。
- 地盤強化目的では周辺地下水のpHが基準内なら、改良土の強度も確認済みとして評価する。
- 計画した注入量に達したことを、注入目的に応じた試験・試料観察の結果と同じものとして評価する。
【第13問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。改良の目的・土質に合う手法を選び、試験や観察を総合します。
根拠:大阪市 薬液注入工施工要綱 6.3解説(1)(2)、PDF13/7.7解説(2)(3)、PDF17。
1:誤り。N値の確認と止水効果の透水性の確認は対象が異なります。
2:正しい。改良の目的・土質に合う手法を選び、試験や観察を総合します。
3:誤り。pH等の水質監視と、地盤強化の効果確認は別です。
4:誤り。注入量の達成だけで、地盤に得られた効果の確認を代替しません。
難易度:★★☆
問14:大阪市の公開「薬液注入工施工要綱」による場合、止水を目的とする注入の効果確認に、標準として示す試験はどれか。
- 一軸圧縮試験。
- 標準貫入試験。
- 現場透水試験(ケーシング法)。
- 三軸圧縮試験。
【第14問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。止水目的では透水性の低減を確認する現場透水試験を標準とします。
根拠:大阪市 薬液注入工施工要綱 6.3解説(2)①、PDF13/7.7解説(3)、PDF17;大阪市 薬液注入工施工要綱 7.7解説(2)(3)、PDF17/6.3解説(2)、PDF13。
1:誤り。指定要綱では粘性土の地盤強化を確認する試験の選択肢です。
2:誤り。指定要綱では砂質土の地盤強化を確認する試験です。
3:正しい。止水目的では透水性の低減を確認する現場透水試験を標準とします。
4:誤り。指定要綱では粘性土の地盤強化を確認する試験の選択肢です。
難易度:★★☆
問15:大阪市の公開「薬液注入工施工要綱」による場合、地盤強化を目的とする注入の、土質と効果確認試験の組合せで適当なものはどれか。
- 砂質土:現場透水試験。粘性土:一軸圧縮試験又は三軸圧縮試験。
- 砂質土:一軸圧縮試験又は三軸圧縮試験。粘性土:標準貫入試験。
- 砂質土:標準貫入試験。粘性土:現場透水試験。
- 砂質土:標準貫入試験。粘性土:一軸圧縮試験又は三軸圧縮試験。
【第15問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。地盤強化の目的の下で、土質別に示された試験を使い分けます。
根拠:大阪市 薬液注入工施工要綱 6.3解説(2)②、PDF13/7.7解説(3)、PDF17;大阪市 薬液注入工施工要綱 7.7解説(2)(3)、PDF17/6.3解説(2)、PDF13。
1:誤り。現場透水試験は止水目的の効果確認として示されるもので、砂質土の地盤強化は標準貫入試験です。
2:誤り。砂質土と粘性土の試験の対応を逆にしています。
3:誤り。粘性土の地盤強化は一軸又は三軸圧縮試験で、現場透水試験は止水目的です。
4:正しい。地盤強化の目的の下で、土質別に示された試験を使い分けます。
難易度:★★☆
問16:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、使用できる薬液の条件に適するものはどれか。ここでは緊急事態の応急措置に関する適用除外は考えない。
- けい酸ナトリウムを主剤とする水ガラス系で、劇物及びフッ素化合物を含まないもの。
- けい酸ナトリウムを主剤とする水ガラス系であれば、フッ素化合物を含んでいてもよいもの。
- 主剤がけい酸ナトリウムでなくても、硬化する液体であれば全て対象となるもの。
- 水ガラス系の名称があれば、劇物を含む配合であっても無条件で使えるもの。
【第16問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。正しい。主剤・系統だけでなく、劇物又はフッ素化合物を含まない条件を満たします。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 2-3、PDF3/冊子983。
1:正しい。主剤・系統だけでなく、劇物又はフッ素化合物を含まない条件を満たします。
2:誤り。フッ素化合物を含まないことが必要です。
3:誤り。2-3の限定は全ての硬化性液体を認めるものではありません。
4:誤り。水ガラス系でも劇物を含むものはこの条件を満たしません。
難易度:★★☆
問17:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、岩盤を除く一般の土質調査の、ボーリングの原則として適当なものはどれか。局部的土質変化に応じた密な調査や補足調査は別途行うものとする。
- 施工面積1000m²につき1箇所なら、各箇所の間隔が100mを超えてもよい。
- 施工面積1000m²につき1箇所とし、各箇所の間隔を100m以下とする。
- 施工面積10000m²につき1箇所とし、各箇所の間隔を100m以下とする。
- 施工面積1000m²につき1箇所とし、各箇所の間隔を100m以上に保つ。
【第17問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。正しい。面積側の原則と、100mを超えない間隔の条件の両方を満たします。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 2-2(1)(イ)〜(ニ)、PDF3/冊子983。
1:誤り。面積側だけでなく、地点間隔の条件も必要です。
2:正しい。面積側の原則と、100mを超えない間隔の条件の両方を満たします。
3:誤り。原則の面積単位を10倍にしています。
4:誤り。間隔の上限を下限に取り違えています。
難易度:★★☆
問18:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、地下水の採水地点の選定として適当なものはどれか。
- 観測地点を遠ざけるほどよいとし、注入箇所から10m以内には地点を設けない。
- 地下水流向を調べず、注入箇所から10mちょうどの1箇所だけで必ず足りるとする。
- 流向や地盤・地形を考慮し、注入箇所からおおむね10m以内に少なくとも数箇所設ける。
- 既存井戸の利用が可能なら、周辺地形や地盤を考慮する必要はなくなるとする。
【第18問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。正しい。必要な地点の選定と、おおむね10m以内の複数地点という条件を併せます。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-2(1)、PDF5/冊子985。
1:誤り。指針はおおむね10m以内にも採水地点を設けるよう定めます。
2:誤り。流向等に応じ、少なくとも数箇所設けます。
3:正しい。必要な地点の選定と、おおむね10m以内の複数地点という条件を併せます。
4:誤り。既存井戸を使える場合でも選定の目的や地盤・流向等の考慮は必要です。
難易度:★★☆
問19:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)を適用する場合、工事着手前と工事中の採水回数の組合せとして適当なものはどれか。
- 着手前は1回、工事中は月2回で足りる。
- 着手前1回、工事中は週1回で足りる。
- 着手前の採水は省略し、工事中は毎日1回以上。
- 着手前1回、工事中は毎日1回以上。
【第19問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。正しい。4-3(1)(2)の時期別の回数です。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-3(1)(2)、PDF5/冊子985;建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-3(2)、PDF5/冊子985。
1:誤り。月2回以上は工事終了後2週間経過後から半年までの規定です。
2:誤り。工事中は毎日1回以上で、工事終了後の減回例外を転用しません。
3:誤り。着手前1回の採水も必要です。
4:正しい。4-3(1)(2)の時期別の回数です。
難易度:★★☆
問20:薬液注入の暫定指針別表1(さいたま市公開分冊)及び鹿児島市仕様書第607条表6-1を適用する。有機物を含まない水ガラス系薬液を使い、周辺地下水等の工事直前のpHが地点甲では8.2、地点乙では9.0であった。各地点の監視で適用するpH上限の組合せはどれか。排出水の排水基準を問うものではない。
- 甲:8.6。乙:9.0。
- 甲:8.2。乙:8.6。
- 甲:8.2。乙:9.0。
- 甲:8.6。乙:8.6。
【第20問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。原則は8.6以下で、直前値が8.6を超える乙だけ、その直前値9.0以下を適用します。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 別表1、PDF7/冊子987;鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第6章 薬液注入工 第607条表6-1、PDF4/冊子152。
1:正しい。原則は8.6以下で、直前値が8.6を超える乙だけ、その直前値9.0以下を適用します。
2:誤り。甲は原則の8.6、乙は例外の直前値9.0が上限です。
3:誤り。甲の直前値は8.6を超えないため、直前値8.2ではなく原則の8.6を適用します。
4:誤り。乙は直前値が8.6を超えているため、その測定値9.0以下という例外を適用します。
難易度:★★☆
問21:薬液注入の暫定指針3-3及び鹿児島市仕様書第605条を適用する。吐出量を一定にしている注入中に、圧力が急上昇した。適当な初動はどれか。
- 初動:予定注入量に達してから中止して原因調査/措置:原因判明前に量を優先して注入再開
- 初動:直ちに注入を中止して原因調査/措置:監督員との協議等により適切に措置
- 初動:直ちに注入を中止して原因調査/措置:原因判明前に量を優先して注入再開
- 初動:予定注入量に達してから中止して原因調査/措置:監督員との協議等により適切に措置
【第21問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。一定吐出量での圧力急変は直ちに中止して原因を調べ、協議等を行う対象です。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊):3-3(2)、PDF4/冊子984(昭和49年7月10日官技発第160号の公開分冊。分冊の最新改訂年月は未特定。第1〜4章・別表を照合。旧JIS・旧水質省令への参照を現行検査法の確認とはしない。)
https://www.city.saitama.lg.jp/005/003/022/005/001/dai3sekouhen_d/fil/1-03-05_yakuekisekousisin.pdf
鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第6章 薬液注入工:第605条4(1)、PDF3/冊子151(令和8年4月改訂の公開一覧と同じ系列の分冊。第601〜607条・表6-1。地域仕様を全国法令としない。検査方法の旧参照は数値試験法として出題しない。)
https://www.city.kagoshima.lg.jp/suido/gesuido/geken/gesuido/nyusatsu/koji/shiyosho/documents/doboku-yakuekityuunyuukou_1.pdf
1:誤り。一定吐出量での圧力急変は直ちに中止して原因を調べ、協議等を行う対象です。
2:正しい。一定吐出量での圧力急変は直ちに中止して原因を調べ、協議等を行う対象です。
3:誤り。一定吐出量での圧力急変は直ちに中止して原因を調べ、協議等を行う対象です。
4:誤り。一定吐出量での圧力急変は直ちに中止して原因を調べ、協議等を行う対象です。
難易度:★☆☆
問22:薬液注入の暫定指針(昭和49年7月10日官技発第160号、さいたま市公開分冊)4-3による、工事終了後2週間を経過した後から半年を経過するまでの採水回数の下限はどれか。工事中及び終了後2週間までの回数とは区別する。
- 月2回。
- 月1回。
- 半年の間に合計2回。
- 終了後2週間を過ぎれば0回。
【第22問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。この期間は月2回以上です。工事中の毎日1回以上や、終了後2週間までの条件付き週1回以上という例外とは別です。
根拠:建設省 薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針(さいたま市公開分冊) 4-3(3)(ロ)、PDF5/冊子985。
1:正しい。4-3(3)(ロ)の下限で、月2回以上とします。
2:誤り。月1回では月2回以上という回数を満たしません。
3:誤り。半年で合計2回という意味ではなく、対象期間の各月に月2回以上です。
4:誤り。2週間経過後も半年まで所定回数の採水を行います。
難易度:★★☆
問23:鹿児島市「下水道土木工事一般仕様書」第6章の令和8年4月版、表6-1に基づき、有機物を含む水ガラス系薬液による周辺地下水等の水質監視を行う。過マンガン酸カリウム消費量の基準として適当なものはどれか。排出水の排水基準や現行の全検査方法を問うものではない。
- 原則10ppm以上、工事直前値が10ppmを超える場合は当該値以上。
- 原則10ppm以下、工事直前値が10ppmを超える場合は当該値以下。
- 原則1ppm以下、工事直前値による例外はない。
- 有機物を含むものは過マンガン酸カリウム消費量の検査対象外。
【第23問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。原則10ppm以下とし、工事直前の測定値が10ppmを超えているときは、その測定値以下とする条件です。
根拠:鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第6章 薬液注入工 第607条表6-1、PDF4/冊子152。
1:誤り。いずれも上限側の基準で、下限を要求するものではありません。
2:正しい。指定表の原則値と、工事直前値が原則を超える場合の例外です。
3:誤り。表の原則値は10ppmで、工事直前値による例外もあります。
4:誤り。有機物を含む水ガラス系について、この項目が示されています。
難易度:★★☆
問24:鹿児島市「下水道土木工事一般仕様書」第6章の令和8年4月版、第605条による、薬液注入のチャート紙の取扱いで適当なものはどれか。
- 担当者の署名・日付は作業終了後に初めて記し、作業開始前は空欄とする。
- 発注者の検印は省き、毎日の担当者の署名だけで記録紙の管理を代える。
- 発注者検印のある紙へ、担当者が毎日の作業開始前に署名・日付を記し、原則切断せず1ロール使用ごとに提出する。
- 提出前に必要な部分だけ切り取り、やむを得ない切断でも監督員の検印を受けない。
【第24問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。発注者の検印、毎日の作業開始前の施工管理担当者の署名・日付、原則1ロールごとの提出という管理を行います。やむを得ず切断するときは監督員の検印を受けます。
根拠:鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第6章 薬液注入工 第605条3(1)、PDF2/冊子150。
1:誤り。施工管理担当者が日々の作業開始前に署名と日付を記入します。
2:誤り。発注者の検印のあるチャート紙を用います。
3:正しい。指定条項の記録紙管理です。切断せざるを得ない場合の例外も別途守ります。
4:誤り。原則として切断せず提出し、やむを得ず切断する場合は監督員が検印します。
難易度:★★☆
問25:大阪市の公開「薬液注入工施工要綱」7.7による、本注入後の効果確認の頻度として適当なものはどれか。軽易な止水注入等について規模等に応じ省略できる場合は除き、路線単位の改良断面は一様とする。
- 路線単位は50mごと及び端数に1箇所以上だが、箇所単位なら複数の施工箇所を全体で1箇所にまとめる。
- 路線単位は100mごと及び端数に1箇所以上、箇所単位は施工箇所ごとに1箇所以上。
- 路線単位は50mごとに1箇所以上だが端数分は除外し、箇所単位は施工箇所ごとに1箇所以上。
- 路線単位は50mごと及び端数に1箇所以上、箇所単位は施工箇所ごとに1箇所以上。
【第25問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。一様な断面で路線単位なら延長50mごととその端数に1箇所以上、箇所単位なら施工箇所ごとに1箇所以上です。断面が変わる路線は断面ごとに同様に扱います。
根拠:大阪市 薬液注入工施工要綱 7.7解説(4)①、PDF17;大阪市 薬液注入工施工要綱 7.7解説(4)②③、PDF17。
1:誤り。箇所単位の場合は施工箇所ごとに1箇所以上です。
2:誤り。指定の路線単位の基準は50mごとで、100mごとではありません。
3:誤り。延長50mごとだけでなく、その端数も確認対象にします。
4:正しい。7.7解説(4)①②に沿う、施工単位による使い分けです。
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