1級土木施工管理技士 専門土木 一問一答・四肢択一(全12問)|小口径管推進の施工

1問ずつ解いて記録できます演習モードで解く ›

1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、小口径管推進の施工の問題です(分野:専門土木・重要度B)。一問一答5問 → 四肢択一7問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:町田市の公開「下水道設計指針」第2章では、小口径管推進の支圧壁や反力板等は、推進反力に十分耐えるものとする。

解答を見る

正解:○

正解は○です。推進力を受ける反力設備の支持能力を確保します。

根拠:町田市 下水道設計指針 第2章 管路施設 2-7-4第2項、冊子2-64/PDF65;日南市 水道工事標準仕様書 3-6第2項(1)・(2)、冊子107/PDF112。


難易度:★★☆

問2:鹿児島市「下水道土木工事一般仕様書」第4章の令和8年4月改訂版による場合、推進作業を中断してジャッキを停止すれば、切羽の安定を確保する措置は省略してよい。

解答を見る

正解:×

正解は×です。作業中断時にも切羽の安定を図り、再開時の崩壊等を防ぎます。

根拠:鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第4章 管きょ布設工並びに築造工 第426条第18項、冊子112〜113/PDF18〜19。


難易度:★★☆

問3:鹿児島市「下水道土木工事一般仕様書」第4章の令和8年4月改訂版による場合、推進による地表沈下の測定は、推進中に限り、推進前の基準となる測定と推進後一定期間の測定は対象から外す。

解答を見る

正解:×

正解は×です。路線上に測定点を設け、推進前・推進中・推進後の一定期間にわたり定期的に測定し記録します。

根拠:鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第4章 管きょ布設工並びに築造工 第426条第15項、冊子112/PDF18。


難易度:★☆☆

問4:日南市「水道工事標準仕様書」令和8年4月版の推進工事について、掘進の管理では、地盤・切羽の状態や管の圧入力等を確かめ、過大な掘削・排土を避ける。

解答を見る

正解:○

正解は○です。周辺地盤への影響を抑えるため、地盤・切羽等の状態を施工管理へ反映します。

根拠:日南市 水道工事標準仕様書 3-6第9項(1)、冊子107〜108/PDF112〜113。


難易度:★☆☆

問5:町田市の公開「下水道設計指針」第2章の説明による場合、呼び径800の管は、呼び径150〜700と定義された小口径管推進工法の区分に含まれる。

解答を見る

正解:×

正解は×です。指定資料では800〜3000を中大口径、150〜700を小口径に区分しています。現行の全安全法令の管内作業可否を問う問題ではありません。

根拠:町田市 下水道設計指針 第2章 管路施設 2-6-2解説、冊子2-42/PDF43。

四肢択一

難易度:★★☆

問6:日南市「水道工事標準仕様書」令和8年4月版の推進工事について、小口径管推進の事前調査と工法選定として適当なものはどれか。

  1. 土質・地下水・最大粒径等を事前に調査し、現地条件に適する工法を選ぶ。
  2. 呼び径が同じ施工実績を、現場の土質・地下水・最大粒径の調査結果に代えて工法を決める。
  3. 土質が同じと判定できれば、地下水条件の違いは施工開始後の対応事項として工法選定から外す。
  4. 細粒分の調査結果を最大粒径の確認にも代用し、地盤中の粗い粒子を工法選定へ反映しない。
【第6問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。小口径推進の適用に関わる地盤・水・粒径等を施工計画へ反映します。

根拠:日南市 水道工事標準仕様書 3-6第1項(1)、冊子107/PDF112。

1:正しい。小口径推進の適用に関わる地盤・水・粒径等を施工計画へ反映します。

2:誤り。同じ呼び径の実績だけでは、現地の地盤・地下水等への適合は確認できません。

3:誤り。地下水も事前調査と選定の対象です。

4:誤り。最大粒径も調査する条件で、細粒分の情報だけから置き換えません。


難易度:★★☆

問7:鹿児島市「下水道土木工事一般仕様書」第4章の令和8年4月改訂版による場合、小口径管の推進中の線形管理として適当なものはどれか。

  1. 発進時の高さだけを測り、推進中の方向測量は到達後の検査で代える。
  2. 掘進機の方向・姿勢と管の高さ等を測定・記録し、設計の計画線形を維持する。
  3. 左右のずれだけを記録し、上下のずれは計画線形との照合対象から外す。
  4. 推進管の本数が予定どおりなら、据付けごとの管底高の確認を省略する。
【第7問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。正しい。推進中も方向・高さ・姿勢を管理し、ずれを記録します。

根拠:鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第4章 管きょ布設工並びに築造工 第426条第3〜8項、冊子111〜112/PDF17〜18。

1:誤り。推進中に方向測量と姿勢制御を行います。

2:正しい。推進中も方向・高さ・姿勢を管理し、ずれを記録します。

3:誤り。上下・左右のずれを計画線と比較します。

4:誤り。管を据え付けるごとに管底高等を確認します。


難易度:★★☆

問8:日南市「水道工事標準仕様書」令和8年4月版の推進工事について、発進・到達部の坑口から土砂や地下水の流入が予想される場合の扱いとして適当なものはどれか。

  1. 止水器の材料は地下水圧や土質の条件を考慮せず、寸法が合うものを選ぶ。
  2. 地下水が流入しそうでも、掘進開始後の排水量を増すだけで坑口止水を省く。
  3. 圧力・土質等の条件に適する止水器等を設け、坑口からの流入を防ぐ。
  4. 滑材を注入する場合は、坑口からの流出入が施工に影響しないものとして止水の検討から外す。
【第8問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。正しい。止水器の必要性と性能を、地下水・土質・注入条件等に応じて検討します。

根拠:日南市 水道工事標準仕様書 3-6第3項(1)、冊子107/PDF112;鹿児島市 下水道土木工事一般仕様書 第4章 管きょ布設工並びに築造工 第437条第1〜3項、冊子114/PDF20。

1:誤り。地下水圧や土質に適合する強さ・性能も必要です。

2:誤り。流入が予想される場合の止水器等の対策を排水量だけで代えません。

3:正しい。止水器の必要性と性能を、地下水・土質・注入条件等に応じて検討します。

4:誤り。滑材等を圧入する場合も坑口止水器に関する条件に含まれます。


難易度:★☆☆

問9:大阪府の公開「下水道設計指針(工事編)」の、小口径推進で算出推進力を管の耐力以下と確認する考え方を用いる。独自の高耐荷力モデルで、先端抵抗80kN、それ以外の全抵抗の合計95kN、管の許容値200kNと与える。総推進力は抵抗の総和とする。算出推進力と許容値までの差の組合せはどれか。全数値は正確値、単位kN、端数処理なし。他の設計条件の可否は問わない。

  1. 175kN、375kN。
  2. 95kN、105kN。
  3. 15kN、185kN。
  4. 175kN、25kN。
【第9問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。正しい。総推進力は80+95=175kN、許容値との差は200-175=25kNです。175≦200となります。

根拠:大阪府 下水道設計指針(工事編) 第5編第1章第1節①1(2)、冊子I-5-1/PDF134;計算で検証(A独自の与件・単位換算) 加算・差の検算。MA25 2-6-8/PDF54の抵抗総和の原理、OS25 I-5-1の照査を独自与件に用いる。。

1:誤り。差を求める際に200と175を加えています。

2:誤り。先端抵抗80kNを総推進力から落としています。

3:誤り。抵抗の和ではなく95-80を計算しています。

4:正しい。総推進力は80+95=175kN、許容値との差は200-175=25kNです。175≦200となります。


難易度:★☆☆

問10:町田市の公開「下水道設計指針」第2章の説明による場合、小口径管推進工法を推進方式で3区分するとき、「高耐荷力方式・低耐荷力方式・[空欄]」の空欄に入るものはどれか。掘削・排土方式による細分とは分けて考える。

  1. 鋼製さや管方式。
  2. オーガ方式。
  3. 泥水方式。
  4. 泥土圧方式。
【第10問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。正しい。推進方式による3区分の一つです。

根拠:町田市 下水道設計指針 第2章 管路施設 2-6-4本文、冊子2-44/PDF45。

1:正しい。推進方式による3区分の一つです。

2:誤り。これは掘削・排土方式による細分で、ここで問う3区分の残りではありません。

3:誤り。これは掘削・排土方式による細分です。

4:誤り。これは掘削・排土方式による細分です。


難易度:★★☆

問11:町田市の公開「下水道設計指針」第2章の説明による場合、次の記述のうち、適当なもののみを全て挙げた組合せはどれか。
ア:高耐荷力方式では、RC管等へ直接推進力を加える。
イ:低耐荷力方式では、先端抵抗だけでなく管の周面抵抗もロッドが負担し、管の負担はゼロである。
ウ:低耐荷力方式では、先導体の先端抵抗を推進力伝達ロッドに負担させる。
エ:鋼製さや管方式では、鋼管を推進してさや管を設け、その中へ本管を布設する。

  1. ア・イ・エ
  2. ア・ウ・エ
  3. イ・ウ・エ
  4. ア・イ・ウ・エ
【第11問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。高・低耐荷力と鋼製さや管の荷重伝達・施工の違いを区別します。

根拠:町田市 下水道設計指針 第2章 管路施設 2-6-4解説(1)、冊子2-44/PDF45;町田市 下水道設計指針 第2章 管路施設 2-6-4解説(2)、冊子2-44/PDF45;町田市 下水道設計指針 第2章 管路施設 2-6-4解説(3)、冊子2-44/PDF45。

1:誤り。イは不適当で、ウが抜けています。

2:正しい。適当なのはア・ウ・エです。

3:誤り。イは不適当で、アが抜けています。

4:誤り。イを含めています。

記述別照合:

ア:正しい。管へ直接推進力を負荷します。

イ:誤り。先端抵抗はロッド、管周面抵抗は管が負担します。

ウ:正しい。先端抵抗と管の周面抵抗の負担を分けます。

エ:正しい。鋼製さや管と後から布設する本管を区別します。


難易度:★★☆

問12:横浜市「下水道管きょ工事仕様書」平成22年4月版の4-1による、小口径管推進の分類の説明として適当なものはどれか。

  1. 鋼製さや管方式にはボーリング方式を含まず、高・低耐荷力方式と同じ4種類だけである。
  2. 高耐荷力と低耐荷力は、管の力の負担を区別せず、圧入方式とオーガ方式だけを言い換えた区分である。
  3. 高・低耐荷力方式は、それぞれ圧入・オーガ・泥水・泥土圧へ細分され、鋼製さや管方式にはボーリングを含む別の細分がある。
  4. 泥水と泥土圧は推進方式の最上位区分なので、高・低耐荷力方式をそれぞれ泥水か泥土圧の片方だけに対応させる。
【第12問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。正しい。推進方式と掘削・排土方式の分類軸を分けます。

根拠:横浜市 下水道管きょ工事仕様書 第4節4-1本文、冊子5/PDF5。

1:誤り。鋼製さや管方式の細分にはボーリング方式が示されます。

2:誤り。高・低耐荷力は推進方式の区分で、その下に複数の掘削・排土方式があります。

3:正しい。推進方式と掘削・排土方式の分類軸を分けます。

4:誤り。指定資料は高・低耐荷力のそれぞれに泥水・泥土圧等を示します。

「専門土木」の他の論点(41)
この論点を演習モードで解く1問ずつ解いて、結果がブラウザに残ります
タイトルとURLをコピーしました