1級土木施工管理技士 施工管理法 一問一答・四肢択一(全13問)|プレキャスト部材の接合品質と検査

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、プレキャスト部材の接合品質と検査の問題です(分野:施工管理法・重要度A)。一問一答10問 → 四肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★★☆

問1:国交省の令和8年版共通仕様書によるプレキャストセグメント主桁組立てで、ブロック位置・形状が合っていても、ダクトの一致は確認対象に含める。

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正解:○

正しい記述です。緊張時のくい違いやねじれを防ぎます。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 3-2-3-14(2)(4)(冊子3-27・PDF221ページ)。


難易度:★☆☆

問2:施工品質を確認するため行ったプレキャスト接合部の測定・試験結果は、その都度記録して保管する。

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正解:○

正しい記述です。施工管理基準の品質記録の対象です。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) 施工管理基準4(4)(冊子1・PDF2ページ)。


難易度:★★☆

問3:国交省の令和8年版共通仕様書によるプレキャストセグメント主桁組立てで、製品単体の品質確認が済んでいれば、現場のブロック位置・連結条件の確認を省略できる。

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正解:×

誤りです。製品品質と現場での組立て品質は別に確認します。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 3-2-3-14(2)(3)〜(4)(冊子3-27・PDF221ページ)。


難易度:★☆☆

問4:国交省の令和8年版共通仕様書によるプレキャストセグメント主桁組立てで、ブロック接合に用いる接着剤は、エポキシ樹脂系接着剤とする。

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正解:○

正しい記述です。ほかの接合方式へ一般化せず、この工種の規定として扱います。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 3-2-3-14(2)(1)(冊子3-27・PDF221ページ)。


難易度:★☆☆

問5:国交省の令和8年版共通仕様書によるプレキャストセグメント主桁組立てで、接合面に残るレイタンスや油は、接着剤の塗布前に除去する対象である。

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正解:○

正しい記述です。ごみや緩んだ骨材なども取り除きます。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 3-2-3-14(2)(2)(冊子3-27・PDF221ページ)。


難易度:★☆☆

問6:国交省の令和8年版共通仕様書によるプレキャストセグメント主桁組立てで、グラウトは接着剤が硬化する前に行い、グラウト後に接着剤の硬化を確認する。

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正解:×

誤りです。接着剤の硬化を確認した後でグラウトを行います。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 3-2-3-14(4)(1)(冊子3-27・PDF221ページ)。


難易度:★☆☆

問7:国交省の令和8年版共通仕様書によるプレキャストセグメント主桁組立てで、エポキシ樹脂系接着剤を使用する雨天時の接合作業は、中止する。

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正解:○

正しい記述です。水分による接着剤の品質劣化に注意します。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 3-2-3-14(2)(1)(冊子3-27・PDF221ページ)。


難易度:★☆☆

問8:プレキャスト部材の接合にモルタル充填型の機械式継手を採用する。部材を所定位置へ置いた後も、工法に定めた挿入位置と充填状態を確認して接合を完成させる。

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正解:○

正解は○です。設置だけでは充填型継手の施工は完了しません。工法別の所定挿入長と確実な充填を確認します。全てのプレキャスト継手がこの方式という意味ではありません。

根拠:国土交通省港湾局 港湾工事におけるプレキャスト工法導入検討マニュアル(試行版) 4.2.3、PDF33;土木研究所資料 第4143号 鉄筋コンクリート構造物の施工性を考慮した構造細目の検討 4.2.3(1)(2)、PDF60/56;国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 5.5.5・表5.5.2、PDF43/37。


難易度:★☆☆

問9:プレキャスト部材をグラウト固定型の機械式継手でつなぐ場合、継手内への充填が不足していても、期待した接合性能への影響はない。

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正解:×

正解は×です。グラウトが力の伝達を担う形式では、充填が不十分だと期待する性能を発揮できないおそれがあります。

根拠:土木研究所資料 第4143号 鉄筋コンクリート構造物の施工性を考慮した構造細目の検討 4.2.3(1)、PDF60/56。


難易度:★★☆

問10:プレキャスト部材の接合にモルタル充填型の機械式継手を用いる。グラウトがまだ硬化して所要強度を得ていなくても、充填直後から硬化後と同じ継手耐力を見込んでよい。

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正解:×

正解は×です。グラウトの硬化と強度発現を待つ必要がある方式です。養生の要否・必要時間は製品や条件により異なり、ここでは全国共通の日数を定めません。

根拠:土木研究所資料 第4143号 鉄筋コンクリート構造物の施工性を考慮した構造細目の検討 4.3 道路橋下部構造の鉄筋継手に関する規定の検討、機械式継手の特徴、PDF68〜69/64〜65。

四肢択一

難易度:★★☆

問11:国交省の令和8年版共通仕様書によるプレキャストセグメント主桁組立てで、ブロック接合に用いるエポキシ樹脂系接着剤の性能について、正しいものはどれか。

  1. ブロック比:強度はブロックより低くてもよい/耐久性は同等以上/水密性は同等以上
  2. ブロック比:強度は同等以上/耐久性はブロックより低くてもよい/水密性は同等以上
  3. ブロック比:強度は同等以上/耐久性は同等以上/水密性は同等以上
  4. ブロック比:強度は同等以上/耐久性は同等以上/水密性はブロックより低くてもよい
【第11問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。指定のエポキシ樹脂系接着剤の規定で、全ての接合方式へ一般化しません。

根拠:土木工事共通仕様書(案):3-2-3-14(2)(1)(冊子3-27・PDF221ページ)(令和8年3月。HTML試行版の年メタデータに旧年表記があるためPDF版の該当規定とも照合。工事契約の適用版による)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

1:誤り。強度もブロック同等以上を要します。

2:誤り。耐久性もブロック同等以上を要します。

3:正しい。接着剤の3性能ともブロック同等以上です。

4:誤り。水密性もブロック同等以上を要します。


難易度:★★☆

問12:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版6-3-5-5を適用するプレキャスト樋門函体ブロックの接合について、適当なものはどれか。

  1. 設計荷重作用時の状態を確認し、端面をプレストレス力が良好に伝わるよう処理する。
  2. 設計荷重は接合部へ伝わらないものとし、端面処理を省く。
  3. 設計荷重作用時に接合部を離間させることを同項の目標とする。
  4. ブロックが同じ形なら、接合部の力の伝達を確認しない。
【第12問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。指定された函体ブロックの接合では、設計荷重作用時のフルプレストレス状態と、端面での良好なプレストレス力伝達を確保します。

根拠:国土交通省 土木工事共通仕様書(案) 6-3-5-5第6項(3)、PDF389/6-19;国土交通省港湾局 港湾工事におけるプレキャスト工法導入検討マニュアル(試行版) 4.1.2、PDF31。

1:正しい。指定条項が求める接合部の条件です。

2:誤り。接合部で良好な力の伝達を確保します。

3:誤り。同項はフルプレストレス状態の保持を求めます。

4:誤り。形状の一致だけで荷重伝達の確認は省けません。


難易度:★★☆

問13:国交省港湾局の令和5年7月プレキャスト導入検討マニュアルが示す床版の据付け・中間施工段階の検討として、適当なものはどれか。

  1. 完成後の全体耐力を満たせば、据付用の吊筋は検討しない。
  2. 据付用吊筋と、梁上部の打設前に床版自重を支える状態を検討する。
  3. 設置直後から未施工の上側鉄筋が完成時と同じ状態で有効とみなす。
  4. 中間の床版かかり部は床版の重量を受けないものとして検討する。
【第13問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。完成時と異なる支持状態があるため、据付用の吊筋や、梁上部打設前に床版自重等を支える部分の条件を検討します。

根拠:国土交通省港湾局 港湾工事におけるプレキャスト工法導入検討マニュアル(試行版) 4.1.2の事例1①②④、PDF32/4.2.2、PDF33。

1:誤り。吊筋は据付段階の検討事項です。

2:正しい。施工段階の支持条件を完成時と区別しています。

3:誤り。未完成の段階で完成時の全断面を無条件に見込みません。

4:誤り。紹介事例では床版かかり部が自重を支えます。

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