1級土木施工管理技士 施工管理法 一問一答・四肢択一(全28問)|鉄筋と継手の品質検査

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、鉄筋と継手の品質検査の問題です(分野:施工管理法・重要度A)。一問一答20問 → 四肢択一8問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、鉄筋の組立てが終わった時点で適合していても、打設までに位置がずれていないかを打設前に点検する。

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正解:○

正しい記述です。打設前の位置ずれや付着物の確認が必要です。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-4(3)〜(4)(冊子1-69・PDF147ページ)。


難易度:★☆☆

問2:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、施工後の外観検査では、偏心やふくらみなど圧接部の状態を確認する。

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正解:○

正しい記述です。外観目視と、必要な詳細寸法計測を区別します。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 外観検査(PDF220ページ)。


難易度:★★☆

問3:機械式鉄筋継手でカプラー内部の接合状態を確認する際、外からの目視だけで確認を終える扱いにはしない。

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正解:○

正しい記述です。内部は外観から確認できず、工法に応じ非破壊試験等で確認します。

根拠:現場打ちコンクリート構造物に適用する機械式鉄筋継手工法ガイドライン 3-2(冊子21〜22・PDF26〜27ページ)。


難易度:★★☆

問4:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、機械式継手の検査方法・頻度・合否基準は、工法が異なっても一つの共通値に統一してよい。

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正解:×

誤りです。使用する工法に応じた計画に明示し、それに従って検査します。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-5(8)(1)②(冊子1-70〜1-71・PDF148〜149ページ)。


難易度:★☆☆

問5:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、鉄筋の加工寸法が設計図書の寸法と異なっても、組立ての事前照査ではその違いを確認しなくてよい。

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正解:×

誤りです。設計図書の形状・寸法で組立て可能かを施工前に照査します。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-1(2)(冊子1-67・PDF145ページ)。


難易度:★★☆

問6:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、設計図書にない継手を設ける場合は、位置と方法について施工前に監督職員の承諾を得る。

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正解:○

正しい記述です。施工後の報告だけに置き換えません。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-5(1)(冊子1-69・PDF147ページ)。


難易度:★☆☆

問7:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、鉄筋は、コンクリートの打設中に動かないように堅固に組み立てる。

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正解:○

正しい記述です。施工時にも契約図面の位置を保つ必要があります。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-4(2)(1)(冊子1-69・PDF147ページ)。


難易度:★★☆

問8:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、設計時に採用していない機械式継手へ変更する場合、監督職員への協議と設計者への要求性能等の確認を行う。

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正解:○

正しい記述です。工法名だけで性能適合を判断しません。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-5(8)(2)(冊子1-71・PDF149ページ)。


難易度:★★☆

問9:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、熱間押抜法以外の軸心偏心の限度は、径が異なる場合、太い方の鉄筋径の1/5を用いる。

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正解:×

誤りです。細い方の鉄筋径を基準とします。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 外観検査①(PDF220ページ)。


難易度:★★☆

問10:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、手動ガス圧接の径差7mm超の禁止には、D41とD51の組合せの例外がある。

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正解:○

正しい記述です。手動ガス圧接の規定と、その例外を区別します。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-6(3)(冊子1-71・PDF149ページ)。


難易度:★★☆

問11:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、熱間押抜法以外のふくらみ頂点と圧接部のずれは、基準となる鉄筋径の1/4以下である。

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正解:○

正しい記述です。ずれの測定箇所を特定し、偏心の1/5と混同しません。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 外観検査④(PDF220ページ)。


難易度:★★☆

問12:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、施工後の目視外観検査は全数を対象とするが、詳細外観の寸法計測は特に必要と認めたものに行う。

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正解:○

正しい記述です。目視全数を、詳細寸法計測全数へ読み替えません。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 施工後外観検査 試験頻度(PDF220ページ)。


難易度:★★☆

問13:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、超音波の抜取り検査では、手動・自動を同じロットへまとめ、各ロットから30箇所を選ぶ。

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正解:×

誤りです。手動と自動は別ロットです。1作業班1日の施工箇所がロットとなります。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 超音波探傷検査(PDF220ページ)。


難易度:★☆☆

問14:機械式鉄筋継手は、鉄筋端部にカプラーやスリーブ等を取り付けて機械的に接続する方式である。

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正解:○

正しい記述です。圧接や重ね継手と接続機構を区別します。

根拠:現場打ちコンクリート構造物に適用する機械式鉄筋継手工法ガイドライン 1-1 解説(冊子1・PDF6ページ)。


難易度:★☆☆

問15:打設後のコンクリート内部の配筋やかぶりは、探査装置を用いる非破壊測定で確認する対象となる。

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正解:○

正しい記述です。適用範囲と所定の測定法によって確認します。

根拠:非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領 1〜3、6.1(冊子1、4〜5・PDF3、6〜7ページ)。


難易度:★★☆

問16:打設前の鉄筋位置の点検は、打設後の非破壊探査を行う計画があれば省いてよい。

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正解:×

誤りです。打設前の点検は別の施工段階の確認です。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-1(2)、1-3-7-4(3)〜(4)(冊子1-67、1-69・PDF145、147ページ)。


難易度:★★☆

問17:機械式鉄筋継手で外観から適切な施工を確認することと、カプラー内部の状態を確認することは、同じ確認対象ではない。

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正解:○

正しい記述です。内部状態は外観だけでは分からず、工法に応じた方法で確認します。

根拠:現場打ちコンクリート構造物に適用する機械式鉄筋継手工法ガイドライン 3-2(冊子21〜22・PDF26〜27ページ)。


難易度:★★☆

問18:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、熱間押抜法以外の圧接部の折れ曲がり角度が2°ちょうどなら、角度に関する規格値を満たす。

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正解:○

正解は○です。規格値は2°以下で、境界を含みます。他の検査項目の適合は別に確認します。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 施工後外観検査 規格値(PDF220ページ)。


難易度:★★☆

問19:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、熱間押抜法以外で、ふくらみ径が適合していても、著しい焼き割れは外観検査の適合条件を満たさない。

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正解:○

正解は○です。寸法の適合だけでは、著しい垂れ下がり・へこみ・焼き割れに関する条件を代替できません。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 施工後外観検査 規格値(PDF220ページ)。


難易度:★★☆

問20:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、熱間押抜法以外の片ふくらみの差の限度では、鉄筋径が異なるとき、太い方の鉄筋径の1/5を用いる。

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正解:×

正解は×です。細い方の鉄筋径の1/5以下という規格です。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 施工後外観検査 規格値(PDF220ページ)。

四肢択一

難易度:★★☆

問21:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、変更の承諾を得ていない鉄筋配置を確認する。設計条件は、種類SD345、基準径25mm、8本、中心間隔150mmである。説明として正しいものはどれか。

  1. SD390を使えば、指定SD345との適合確認は不要になる。
  2. 基準径25mmを変えても、本数8本なら径の適合は満たす。
  3. 種類、径、本数が一致していれば、中心間隔を確認しなくてよい。
  4. 種類、径、本数、中心間隔をそれぞれ設計条件と照合する。
【第21問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。正しい。それぞれの設計条件への適合を確認します。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-1(2)、1-3-7-4(2)、1-3-7-5(4)(冊子1-67、1-69〜1-70・PDF145、147〜148ページ)。

1:誤り。指定と違う種類を独自に適合扱いにしません。

2:誤り。本数の一致は径の条件を代替しません。

3:誤り。配置の間隔も指定と照合します。

4:正しい。それぞれの設計条件への適合を確認します。


難易度:★★★

問22:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、熱間押抜法以外で、基準径20mm、ふくらみ径29mm、ふくらみ長さ23mmの接合を判定する。寸法値の端数処理は不要。径・長さ以外の検査項目は判断対象から除く。SD490を含まない場合と、一方にSD490を含む場合の説明として正しいものはどれか。

  1. どちらの場合も、ふくらみ径・長さの両条件を満たす。
  2. SD490を含まない場合だけ両条件を満たし、SD490を含む場合は両条件を満たさない。
  3. SD490を含む場合だけ両条件を満たす。
  4. どちらの場合も、径だけを満たし長さは満たさない。
【第22問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。正しい。通常は20×1.4=28、20×1.1=22で両条件を満たします。SD490を含むと20×1.5=30、20×1.2=24でいずれも不足します。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 外観検査②(PDF220ページ);土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 外観検査③(PDF220ページ)。

1:誤り。SD490を含む場合は径30mm以上、長さ24mm以上です。

2:正しい。通常は20×1.4=28、20×1.1=22で両条件を満たします。SD490を含むと20×1.5=30、20×1.2=24でいずれも不足します。

3:誤り。判定は逆です。

4:誤り。通常は径と長さの両条件を満たし、SD490では両条件を満たしません。


難易度:★★☆

問23:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、熱間押抜法以外の外観不適合の処置として正しいものはどれか。必要な監督職員の承諾を得る前提で答えよ。

  1. 径不足:再加熱・加圧/偏心規格外:切取り・再圧接/処置後:外観・超音波探傷
  2. 径不足:切取り・再圧接のみ/偏心規格外:再加熱・加圧のみ/処置後:外観・超音波探傷
  3. 径不足:再加熱・加圧/偏心規格外:切取り・再圧接/処置後:外観のみ
  4. 径不足:再加熱・加圧/偏心規格外:再加熱・加圧のみ/処置後:超音波探傷のみ
【第23問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。熱間押抜法以外で監督職員の承諾を得て行う処置です。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案):Ⅱ-7 工種5 施工後外観検査 摘要(PDF220ページ)(令和8年3月。品質管理基準の工種1、5等の範囲。転圧・ダム・覆工・吹付コンクリートを工種1へ混ぜない)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990185.pdf

土木工事施工管理基準及び規格値(案):Ⅱ-7 工種5 施工後外観検査 摘要②③(PDF220ページ)(令和8年3月。品質管理基準の工種1、5等の範囲。転圧・ダム・覆工・吹付コンクリートを工種1へ混ぜない)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990185.pdf

土木工事施工管理基準及び規格値(案):Ⅱ-7 工種5 施工後外観検査 摘要①④(PDF220ページ)(令和8年3月。品質管理基準の工種1、5等の範囲。転圧・ダム・覆工・吹付コンクリートを工種1へ混ぜない)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990185.pdf

1:正しい。項目別処置と処置後の二つの検査が合います。

2:誤り。指定基準の項目別処置を逆にしています。

3:誤り。処置後の超音波探傷検査が欠けます。

4:誤り。偏心の処置と処置後検査が指定基準に合いません。


難易度:★★☆

問24:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、あるロットで無作為に選んだ30箇所の超音波探傷検査を行い、不合格が2箇所あった。処置として本基準に合うものはどれか。

  1. ロット合格とし、2箇所を未処置のまま残す。
  2. ロットを不合格とし、検査をした30箇所だけを再検査して終える。
  3. ロットを不合格とし、ロット全数を超音波検査して不合格箇所を所定の承認・再圧接・検査の手順で扱う。
  4. 判定用の30箇所を取り直し、合格ロットとなるまで抜取りを繰り返す。
【第24問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。正しい。全数検査と不合格箇所の処置に進みます。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 超音波探傷検査(PDF220ページ)。

1:誤り。2箇所以上はロット不合格です。

2:誤り。不合格ロットは全数の超音波探傷検査を行います。

3:正しい。全数検査と不合格箇所の処置に進みます。

4:誤り。判定を帳消しにする抜取りのやり直しではありません。


難易度:★★☆

問25:ある部位に適用する設計条件として、設計かぶり50mm、最小かぶり40mm、許容差±16mmを与える。出来形は許容差と最小かぶりの両条件を満たすこととする。この条件で許されるかぶりの範囲はどれか。両端を含み、端数処理は不要。

  1. 34〜66mm
  2. 40〜66mm
  3. 40〜50mm
  4. 50〜66mm
【第25問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。正しい。50±16は34〜66で、40以上の条件との共通範囲は40〜66です。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅰ-10 組立て 規格値・注1〜3(PDF30ページ)。

1:誤り。34〜40mm未満は最小かぶりを満たしません。

2:正しい。50±16は34〜66で、40以上の条件との共通範囲は40〜66です。

3:誤り。50超でも66以下なら両条件を満たします。

4:誤り。40〜50未満も両条件を満たします。


難易度:★★☆

問26:国交省の令和8年版施工管理基準によるガス圧接で、熱間押抜法の施工後外観検査について、SD490を使用する場合の説明として正しいものはどれか。

  1. 押抜き後の圧接面に対応する位置の割れがあっても、ふくらみ長さが1.2倍以上なら適合する。
  2. 押抜き後の所定位置に割れ・へこみがなく、ふくらみ長さは鉄筋径の1.2倍以上で、オーバーヒートによる表面不整もないことを確認する。
  3. SD490でもふくらみ長さは鉄筋径の1.1倍以上なら、その長さ条件を満たす。
  4. 所定位置に割れ・へこみがなければ、オーバーヒートによる表面不整の有無は確認しない。
【第26問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。正しい。押抜き後の欠陥、SD490の長さ条件、表面不整を別々に確認します。

根拠:土木工事施工管理基準及び規格値(案) Ⅱ-7 工種5 施工後外観検査 規格値(PDF220ページ)。

1:誤り。圧接面に対応する位置に割れ・へこみがないことも必要です。

2:正しい。押抜き後の欠陥、SD490の長さ条件、表面不整を別々に確認します。

3:誤り。SD490の場合の長さ条件は1.2倍以上です。

4:誤り。オーバーヒートによる鉄筋表面の不整がないことも確認します。


難易度:★★☆

問27:鉄筋継手の外観確認と性能試験について、土木研究所資料第4143号に示す機械式継手の説明を踏まえた区別として適当なものはどれか。

  1. 外観が整っていれば、継手性能の確認を省略できる。
  2. 外観・寸法等の施工状態の確認と、載荷による性能確認は同じ確認ではない。
  3. 引張試験を行えば、現場の挿入長さや充填の確認も実施したことになる。
  4. 外観確認は、継手を破断するまで引張ることだけを指す。
【第27問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。外観・挿入位置などの施工状態の確認と、荷重を与えて性能を確認する試験は対象が異なります。必要な確認は工法・仕様によって定めます。

根拠:土木研究所資料 第4143号 鉄筋コンクリート構造物の施工性を考慮した構造細目の検討 4.2.2(2)、4.2.3(2)、PDF59〜60/55〜56。

1:誤り。外観だけでは継手単体の力学的性能を全て確認できません。

2:正しい。確認対象と方法を区別しています。

3:誤り。供試体等の性能と現場施工状態は別に確認します。

4:誤り。外観・寸法の確認と破壊試験を混同しています。


難易度:★★☆

問28:所定の工法別仕様で施工する機械式継手について、確認対象を正しく組み合わせたものはどれか。土木研究所資料第4143号等の施工上の留意点による。

  1. トルク固定式:締付けトルク。挿入長の確認:接合前のマークだけで完了。グラウト固定式:材料品質と充填状態。
  2. トルク固定式:挿入マークによるトルクの推定。挿入長の確認:接合後のマーク位置。グラウト固定式:材料品質と充填状態。
  3. トルク固定式:締付け完了と規定トルク。挿入長の確認:所定位置のマーキングと接合後の確認。グラウト固定式:材料品質と確実な充填。
  4. トルク固定式:締付け完了と規定トルク。挿入長の確認:接合後のマーク位置。グラウト固定式:材料品質の確認を充填確認の代わりとする。
【第28問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。締付け・挿入長・充填をそれぞれの対象として確認しています。値や寸法は工法別仕様に従います。

根拠:土木研究所資料 第4143号 鉄筋コンクリート構造物の施工性を考慮した構造細目の検討 4.2.3(2)、PDF60/56;国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 5.5.5・表5.5.3、5.5.6(1)(ウ)、PDF43〜44/37〜38;国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 5.5.3(5)、5.5.5、PDF42〜43/36〜37;土木研究所資料 第4143号 鉄筋コンクリート構造物の施工性を考慮した構造細目の検討 4.2.3(1)(2)、PDF60/56;国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 5.5.5・表5.5.1・表5.5.2、PDF43/37。

1:誤り。接合前のマーキングだけでなく、接合後に所定挿入長が確保されたことを確認します。

2:誤り。挿入位置のマークは規定トルクが導入されたことの確認にはなりません。

3:正しい。締付け・挿入長・充填をそれぞれの対象として確認しています。値や寸法は工法別仕様に従います。

4:誤り。グラウトの材料品質と継手内の確実な充填は別に確認すべき事項です。

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