1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、仮設計画と工事中の安定の問題です(分野:施工管理法・重要度A)。一問一答22問 → 四肢択一2問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。
一問一答(○×)
難易度:★☆☆
問1:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、仮設の施工計画では、完成した状態だけでなく、設置や撤去時の安全性も検討する。
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正解:○
正しい記述です。施工段階で条件が変わるため、各段階を考慮します。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第1節6、第4章第4節1(冊子31、26・PDF39、34ページ)。
難易度:★☆☆
問2:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、車両系建設機械の運行経路は、路肩崩壊や不同沈下の防止、必要幅員の保持により転倒防止を図る。
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正解:○
正しい記述です。経路の安全条件も確認します。個別道路の設計荷重を決める問題ではありません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第2章第8節2(3)(冊子15・PDF23ページ)。
難易度:★☆☆
問3:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、仮締切は、急な水位上昇や洗掘による破壊を考慮して計画する。
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正解:○
正しい記述です。施工時の水位・地盤の変化を考慮します。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第3節1③、2(冊子34〜35・PDF42〜43ページ)。
難易度:★★☆
問4:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、土留・支保工の点検では、部材の変形だけを確認し、緊結部の緩みや地下水位の変化は対象外とする。
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正解:×
誤りです。部材、連結、地下水・周辺地盤等を点検・観測します。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第2節2(5)〜(7)、9(冊子33〜34・PDF41〜42ページ)。
難易度:★☆☆
問5:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、出水への備えでは、危険が生じてから退避経路を初めて決める。
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正解:×
誤りです。避難場所・経路や情報連絡を事前に準備します。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第1章第2節1、第2章第7節2〜4(冊子1、11〜12・PDF9、19〜20ページ)。
難易度:★★☆
問6:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、仮締切の外的条件は施工途中に変化する場合があるため、計画した掘削深さや支保配置を守って安全管理する。
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正解:○
正しい記述です。途中の条件変化も見込んだ管理が必要です。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第3節1②(冊子34・PDF42ページ)。
難易度:★★☆
問7:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、土留の安全検討は地下水位とボイリング・ヒービングも対象とし、条件が変われば原因を調べ計画を見直す。
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正解:○
正しい記述です。当初の地盤条件だけで検討を固定しません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第2節1(1)(4)、第1章第4節4(冊子32、3・PDF40、11ページ)。
難易度:★★☆
問8:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、必要な土留・支保部材の取付けが終わっていなくても、掘削深さだけが計画内なら次段階へ進める。
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正解:×
誤りです。所定部材の取付け完了前に次段階の掘削を行いません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第2節2(2)、5(1)(冊子32〜33・PDF40〜41ページ)。
難易度:★★☆
問9:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、仮設の作用荷重が計画時より増加したときも、当初に安全を確認したので再検討は不要である。
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正解:×
誤りです。現場の条件と設計・計画条件を対比して、安全上の対策を再検討します。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第1章第4節7(2)、第5章第2節1(冊子3、32・PDF11、40ページ)。
難易度:★★☆
問10:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、仮締切の内外水位差による倒壊の防止には、やむを得ない場合に締切内へ注水して水位差を抑える対策がある。
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正解:○
正しい記述です。すべての状況で注水を行うという意味ではなく、検討された対策の一つです。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第3節1③(冊子34・PDF42ページ)。
難易度:★☆☆
問11:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、仮設計画のための周辺調査では、近隣の建物や井戸への地盤変状等の影響も検討する。
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正解:○
正しい記述です。現場内部だけを調査するものではありません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第1節2〜3(冊子31・PDF39ページ)。
難易度:★☆☆
問12:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、土留に異常変形を発見した場合、作業員を退避させるより先に次段階の掘削を終える。
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正解:×
誤りです。直ちに退避させ、必要な対策を行ってから施工を進めます。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第2節2(5)、5(2)(冊子33・PDF41ページ)。
難易度:★☆☆
問13:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、仮締切の危険な変状から避難した後は、安全確認・補強等の必要な措置を経てから立入りを再開する。
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正解:○
正しい記述です。一時的に退避したことだけで立入りを再開しません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第3節1⑥〜⑦(冊子35・PDF43ページ)。
難易度:★☆☆
問14:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、工事目的物に直接使用する直接仮設と、各工事目的物に共通して使用する共通仮設を区別して計画する。
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正解:○
正しい記述です。採用した指針の区分名称は直接仮設と共通仮設です。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第1節7(1)(冊子31・PDF39ページ)。
難易度:★☆☆
問15:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、リースの仮設材料で材質・規格等に異常があっても、借用品なのでそのまま使用する。
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正解:×
誤りです。リース材にも安全上の品質確認が必要です。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第1節8(3)〜(4)(冊子32・PDF40ページ)。
難易度:★☆☆
問16:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、仮設備に用いる機械の必要能力が現場条件に適するかを考慮して選定する。
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正解:○
正しい記述です。規模だけでなく必要能力を確認します。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第1章第3節1(5)(冊子2・PDF10ページ)。
難易度:★☆☆
問17:国交省の令和8年版共通仕様書を適用する工事で、一般交通がある工事用道路は、その一般交通の支障とならないように維持管理する。
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正解:○
正しい記述です。予定交通量等を把握し、環境影響にも対策を講じます。
根拠:土木工事共通仕様書(案) 3-2-10-2(2)〜(3)(冊子3-124・PDF318ページ);土木工事安全施工技術指針 第2章第10節2(1)(冊子17・PDF25ページ)。
難易度:★☆☆
問18:R8安全施工技術指針の仮設構造の安全検討では、作用荷重・使用目的・使用期間と地盤条件を考慮し、土留めでは地下水位等も検討する。
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正解:○
正解は○です。R8安全施工技術指針の仮設構造の安全検討では、作用荷重・使用目的・使用期間と地盤条件を考慮し、土留めでは地下水位等も検討する。
根拠:土木工事安全施工技術指針:第5章第1節6〜8、第2節1、第4節2(1)(冊子31〜32、35・PDF39〜40、43ページ)(令和8年3月。一般的技術上の指針。個別法令の適用範囲と区別。)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990889.pdf
土木工事安全施工技術指針:第5章第2節1(1)(4)、第1章第4節4(冊子32、3・PDF40、11ページ)(令和8年3月。一般的技術上の指針。個別法令の適用範囲と区別。)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990889.pdf
難易度:★☆☆
問19:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版による型枠支保の撤去では、コンクリートが自重と施工中の荷重を負担できる必要強度に達するまで、支保を取り外さない。
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正解:○
正解は○です。支保を外した後の荷重を構造物が負担するため、強度と荷重条件を踏まえて時期・順序を計画します。
根拠:国土交通省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-4第1・2項、PDF150〜151/1-72〜73。
難易度:★☆☆
問20:国交省「土木工事安全施工技術指針」令和8年3月版のダム工事・掘削の規定により、給水管・給気管の設置場所を選ぶ。維持補修への適否は、設置場所の地形を選ぶ際の考慮対象から除く。
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正解:×
正解は×です。指定指針は、設置・撤去に加え、維持補修にも適した地形を選ぶとしています。ここではダム工事の当該管の設置場所の要求を問い、全ての仮設設備へ一律に広げていません。
根拠:国交省 土木工事安全施工技術指針 令和8年3月(第18章ダム工事・第2節掘削・7高圧管の設置、PDF145(冊子137))。
難易度:★☆☆
問21:プレキャスト部材の運搬計画では、工事用道路を含む経路について、幅員や勾配に加えて、運搬車両が重量制限に適合するかも事前に確認する。
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正解:○
正解は○です。近畿地方整備局のコンクリート構造物選定マニュアル参考資料(令和8年6月)は、現道・工事用道路の有無と重量制限、線形、幅員、勾配等の確認を示しています。幅員だけでは重量条件の適否は決まりません。
根拠:
近畿地方整備局 コンクリート構造物選定マニュアル(ボックスカルバート・擁壁・開水路編)参考資料 令和8年6月:2.2(1)2)、冊子18/PDF20
https://www-2.kkr.mlit.go.jp/plan/jigyousya/technical_information/gijutsukanri/r9733f000001wmyg-att/sankou.pdf
難易度:★☆☆
問22:【独自の配置条件】入口Eから点検点Pへの経路はE-A-PとE-B-Pの二つで、E-AとE-BとB-Pは通行できる。A-Pだけは固定障害物で通行できず、これ以外の接近方法はない。
【判定する記述】この配置では、入口EからBを経由してPへ到達し、現地点検を行える。
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正解:○
正解は○です。経路E-B-Pは全て通行可能です。到達可能性だけの独自モデルであり、安全な作業空間の全条件や法定通路幅への適合まで判定していません。
根拠:国交省 土木工事安全施工技術指針 令和8年3月:第18章ダム工事・第2節掘削・7高圧管の設置、PDF145(冊子137)(指定資料の版・条件による)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990889.pdf
計算・論理で検証(A独自モデル):独自配置モデルの経路の到達可能性を計算・論理で検証。法定通路幅・仮設全般の安全適合を判定しない。(指定資料の版・条件による)
国交省 土木工事安全施工技術指針 令和8年3月:第18章第2節7、冊子137/PDF145は高圧管の維持補修の個別説明(指定資料の版・条件による)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990889.pdf
四肢択一
難易度:★★☆
問23:公共工事標準請負契約約款を適用する工事の仮設・施工方法について、誤っているものはどれか。
- 設計図書に構造の指定がある仮設を、受注者が勝手に変更してよい。
- 特別の定めがない仮設・施工方法は、受注者が責任をもって定める。
- 明示された施工条件と現場条件の不一致は、約款の通知・確認手続で扱う。
- 条件不一致の確認後、必要があれば約款による設計図書や工期・代金の変更を判断する。
【第23問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。誤りであり、設問の正解です。指定条件を独自に無視せず、必要な変更は契約手続で扱います。
根拠:公共工事標準請負契約約款 第1条第3項、第18〜19条;土木工事安全施工技術指針 第5章第1節7(3)(冊子32・PDF40ページ);公共工事標準請負契約約款 第1条第3項、第18条;公共工事標準請負契約約款 第18条第1・4・5項。
1:誤りであり、設問の正解です。指定条件を独自に無視せず、必要な変更は契約手続で扱います。
2:正しい。第1条第3項による方法の選定責任です。
3:正しい。第18条の通知・確認の対象です。
4:正しい。必要な変更を手続により判断し、自動的な増額とはしません。
難易度:★☆☆
問24:工事用道路のある部分について、設計で与えた許容輪荷重は80kN、計画車両の輪荷重は100kNである。他の条件は同じとしてこの荷重条件を照合すると、適当なものはどれか。両数値は本問の仮定値である。
- 許容輪荷重を20kN下回っている。
- 許容輪荷重を20kN超えており、この荷重条件を満たさない。
- 許容輪荷重と等しく、境界上で適合する。
- 80と100はともに荷重なので、大小を比較する必要はない。
【第24問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。100−80=20kNで、計画輪荷重が許容輪荷重を超えています。与えられた設計条件では適合しないため、使用条件・道路計画等を再検討します。これは全国共通の規定値の暗記ではありません。
根拠:
近畿地方整備局 コンクリート構造物選定マニュアル(ボックスカルバート・擁壁・開水路編)参考資料 令和8年6月:2.2(1)2)、冊子18/PDF20
https://www-2.kkr.mlit.go.jp/plan/jigyousya/technical_information/gijutsukanri/r9733f000001wmyg-att/sankou.pdf
計算・論理で検証(A独自モデル):許容輪荷重と計画輪荷重の独自比較、100−80=20kN
選択肢ごとの確認:
1:誤り。計画100kNの方が大きい値です。
2:正しい。100−80=20kN超過します。
3:誤り。両者は等しくありません。
4:誤り。同じ荷重の単位で条件を照合します。
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