1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、型枠支保工の組立て・解体と安全の問題です(分野:施工管理法・重要度A)。一問一答20問 → 四肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。
一問一答(○×)
難易度:★☆☆
問1:型枠支保工を組み立てる際は、組立図を作成し、その図に従って組み立てる。
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正解:○
正しい記述です。図面を作成するだけでなく、その図による組立てが必要です。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第1項。
難易度:★★☆
問2:型枠支保工のパイプサポートは、専用金具を使えば3本を継いで使用できる。
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正解:×
誤りです。3本以上を継いで使用してはなりません。接続金具の条件とは別です。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第7号イ。
難易度:★★☆
問3:型枠支保工のパイプサポートを継ぐ場合、4本以上のボルトのほか、専用金具を用いる方法も認められる。
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正解:○
正しい記述です。法文はボルト又は専用金具です。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第7号ロ。
難易度:★★☆
問4:型枠支保工のパイプサポートの高さが3.6mである場合、高さ2m以内ごとに2方向の水平つなぎを設け、変位を防止する。
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正解:○
正しい記述です。高さ3.5mを超える条件を満たします。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第7号ハ・第6号イ。
難易度:★☆☆
問5:型枠支保工の組立図は部材配置だけを示し、接合方法と寸法は示さなくてよい。
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正解:×
誤りです。配置、接合方法、寸法を示します。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第2項。
難易度:★☆☆
問6:型枠支保工の設計荷重に加える150kg/m²以上は、支える物の重量相当荷重に追加する荷重である。
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正解:○
正しい記述です。150kg/m²だけを支える物の全重量としません。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第3項第1号括弧内;独自条件の算術・質量収支による検証 M05-1。
難易度:★☆☆
問7:鋼管枠を支柱とする型枠支保工は、上端に設計荷重の2.5%の水平荷重が作用しても安全な構造とする。
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正解:○
正しい記述です。鋼管枠の区分の水平荷重です。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第3項第3号;独自条件の算術・質量収支による検証 M05-2。
難易度:★★☆
問8:パイプサポートを支柱とする型枠支保工の上端水平荷重の割合は、安衛則第240条では鋼管枠と同じ2.5%である。
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正解:×
誤りです。鋼管枠以外なので5%です。名称が似ていても区分を混同しません。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第3項第4号;独自条件の算術・質量収支による検証 M05-2。
難易度:★☆☆
問9:コンクリート打設中の型枠支保工の異常に備え、作業中止のための措置をあらかじめ講じる。
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正解:○
正しい記述です。異常が生じてから中止方法を初めて決めるのではありません。
根拠:労働安全衛生規則 第244条第1〜2号。
難易度:★★☆
問10:パイプサポート以外の鋼管を型枠支保工の支柱とする場合、水平つなぎの高さ2m以内ごと・2方向の措置は、高さ3.5mを超える場合だけ必要となる。
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正解:×
誤りです。その支柱は第242条第6号の対象で、パイプサポートの3.5m超の条件は適用しません。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第6号イ。
難易度:★☆☆
問11:型枠支保工の支柱の沈下を防ぐため、敷角の使用等の措置を講じる。
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正解:○
正しい記述です。沈下を防止する第242条第1号の措置です。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第1号。
難易度:★☆☆
問12:型枠支保工の脚部の固定や根がらみの取付けは、支柱脚部の滑動を防ぐ措置である。
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正解:○
正しい記述です。沈下防止と滑動防止を区別します。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第2号。
難易度:★☆☆
問13:曲面の型枠では、控えを取り付ける等によって浮き上がりを防ぐ。
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正解:○
正しい記述です。曲面型枠の性状に応じた防止措置です。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第5号。
難易度:★☆☆
問14:型枠支保工用の材料は、著しい腐食があるものでも、設計図に記載してあれば使用できる。
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正解:×
誤りです。著しい損傷・変形・腐食がある材料は使用禁止です。図面への記載は例外条件ではありません。
根拠:労働安全衛生規則 第237条。
難易度:★☆☆
問15:支柱等を組み合わせた構造の型枠支保工は、設計荷重が製造者の指定した最大使用荷重を超えないようにする。
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正解:○
正しい記述です。この構造の設計条件です。単独部材の許容応力を確認する区分と分けて扱います。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第3項第2号。
難易度:★★☆
問16:型枠支保工の組立て鋼柱の高さが4.5mの場合、高さ4m以内ごとに2方向の水平つなぎを設け、その変位を防ぐ。
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正解:○
正しい記述です。組立て鋼柱の高さ4mを超える条件を満たします。パイプサポートの条件と区別します。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第9号ロ。
難易度:★★☆
問17:型枠支保工の木材支柱を継いで用いるときは、添え物を1個だけ用いれば継手の添え物数の要件を満たす。
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正解:×
誤りです。木材を継ぐ際の添え物は2個以上です。
根拠:労働安全衛生規則 第242条第10号ロ。
難易度:★☆☆
問18:型枠支保工の組立て又は解体では、区域に関係する作業従事者以外の者の立入りを表示等により禁止する。
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正解:○
正しい記述です。組立てと解体の両方が対象です。
根拠:労働安全衛生規則 第245条第1号。
難易度:★☆☆
問19:大雨によって危険が予想される場合も、工程が遅れていれば型枠支保工の解体を行わせてよい。
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正解:×
誤りです。悪天候で作業の実施に危険が予想される場合は行わせません。工程の遅れは例外ではありません。
根拠:労働安全衛生規則 第245条第2号。
難易度:★☆☆
問20:型枠支保工の組立てで材料や工具を上げ下ろしする際は、つり綱・つり袋等を労働者に使用させる。
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正解:○
正しい記述です。材料・器具・工具の上げ下ろしについての安全措置です。
根拠:労働安全衛生規則 第245条第3号。
四肢択一
難易度:★★☆
問21:型枠支保工の組立てについて、誤っているものはどれか。
- 組立図を作成して、その図により組み立てる。
- 所定技能講習修了者から作業主任者を選任する。
- 作業主任者は方法を決め、作業を直接指揮する。
- 組立図を作成すれば、作業主任者の選任を省略できる。
【第21問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。誤りであり、設問の正解です。組立図と主任者の選任はそれぞれ必要です。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第1項;労働安全衛生法施行令 第6条第14号;労働安全衛生規則 第246条、第247条第1号。
1:正しい。図の作成と図による組立てが必要です。
2:正しい。型枠支保工の組立て・解体は選任対象です。
3:正しい。主任者の職務です。
4:誤りであり、設問の正解です。組立図と主任者の選任はそれぞれ必要です。
難易度:★★☆
問22:型枠面積12m²、支える物の重量相当荷重4800kgとする。追加荷重を法定下限150kg/m²として計算する場合、安衛則第240条の最低限の設計荷重はどれか。kg表示のまま計算し、端数処理は不要とする。
- 4950kg
- 6600kg
- 1800kg
- 720000kg
【第22問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。正しい。4800+12×150=6600kgです。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第3項第1号括弧内;独自条件の算術・質量収支による検証 M05-1。
1:誤り。150kg/m²を面積に掛けず150kgだけ加えています。
2:正しい。4800+12×150=6600kgです。
3:誤り。12×150=1800kgは追加分だけです。
4:誤り。支える物の重量へ面積当たり追加荷重を掛ける式ではありません。
難易度:★★☆
問23:設計荷重20000kgの型枠支保工で、支柱が鋼管枠の場合に必要な上端水平荷重と、鋼管枠以外の場合に必要な上端水平荷重の組合せはどれか。いずれもkg表示のまま計算し、端数処理は不要とする。
- 1000kg・500kg
- 500kg・500kg
- 500kg・1000kg
- 50kg・100kg
【第23問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。正しい。20000×0.025=500、20000×0.05=1000kgです。
根拠:労働安全衛生規則 第240条第3項第3号;独自条件の算術・質量収支による検証 M05-2;労働安全衛生規則 第240条第3項第4号。
1:誤り。鋼管枠とそれ以外の割合を逆にしています。
2:誤り。それ以外は5%で1000kgです。
3:正しい。20000×0.025=500、20000×0.05=1000kgです。
4:誤り。割合を一桁小さくしています。
難易度:★☆☆
問24:安衛則第244条のコンクリート打設時の点検・異常対応について、正しいものはどれか。
- その日の打設開始前に支保工を点検し、異常があれば補修する。
- 打設したコンクリートが硬化してから初めて支保工を点検する。
- 作業中の異常時の中止措置は、異常が見つかった後に初めて準備する。
- 作業前点検で支保工の異常を認めても、当日の打設終了後に補修すればよい。
【第24問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。正しい。開始前点検と異常の補修が必要です。
根拠:労働安全衛生規則 第244条第1〜2号。
1:正しい。開始前点検と異常の補修が必要です。
2:誤り。所定の点検はその日の開始前です。
3:誤り。中止措置はあらかじめ講じます。
4:誤り。異常を認めた場合は補修して安全を確保します。
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