1級土木施工管理技士 施工管理法 一問一答・四肢択一(全20問)|酸素欠乏・硫化水素の防止

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、酸素欠乏・硫化水素の防止の問題です(分野:施工管理法・重要度A)。一問一答13問 → 四肢択一7問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:酸素欠乏症等防止規則の「酸素欠乏」は、酸素濃度18%ちょうどの状態を含む。

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正解:×

正解は×です。定義は18%未満です。18%ちょうどはこの定義には含みません。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第2条第1号。


難易度:★★☆

問2:第二種酸素欠乏危険作業では、酸素濃度が18%以上なら、硫化水素濃度を測定しなくても作業開始前の濃度測定を終えたことになる。

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正解:×

正解は×です。第二種では酸素と硫化水素の両方を測定します。酸素濃度だけでは足りません。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第2条第4号、第3条第1項、第5条第1項。


難易度:★☆☆

問3:換気を行う通常の酸素欠乏危険作業場所では、酸素濃度を18%以上に保つことが換気の要件となる。

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正解:○

正解は○です。第5条第1項の酸素濃度条件です。換気ができない所定の例外では別の保護具要件が必要です。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第5条第1項、第5条の2。


難易度:★☆☆

問4:第二種酸素欠乏危険作業場所の換気で、硫化水素濃度10ppmちょうどは、「10ppm以下」という濃度条件を満たす。

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正解:○

正解は○です。10ppm以下は10ppmちょうどを含みます。酸素濃度等の他の条件は別途満たす必要があります。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第5条第1項。


難易度:★☆☆

問5:酸素欠乏危険作業場所の酸素濃度を上げる換気には、純酸素を使ってよい。

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正解:×

正解は×です。第5条第3項は換気での純酸素使用を禁止します。酸素呼吸器の使用とは別の規定です。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第5条第3項。


難易度:★☆☆

問6:酸素欠乏危険作業を行う日の作業開始前には、作業場所の酸素濃度を測定する。

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正解:○

正解は○です。その日の開始前測定が必要です。第二種では硫化水素も測定します。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第3条第1項。


難易度:★★☆

問7:作業の性質上換気が著しく困難で第5条ただし書を用いる場合、空気呼吸器等は同時就業労働者数より少なくても、順番に貸せばよい。

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正解:×

正解は×です。第5条の2は同時就業労働者数と同数以上を備え、使用させることを求めます。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第5条の2第1項。


難易度:★☆☆

問8:酸素欠乏のある場所で、ろ過式防じんマスクを着けることは、第5条の2の空気呼吸器等を使用することに代えられる。

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正解:×

正解は×です。同条の空気呼吸器等は、空気呼吸器・酸素呼吸器・送気マスクです。ろ過式防じんマスクを代用しません。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第5条の2第1項、第16条。


難易度:★★☆

問9:酸素欠乏危険作業場所から全員が一度退場した後の再開では、前の測定値が良ければ、作業主任者による再開前の測定を省略できる。

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正解:×

正解は×です。全員退場後の再開前も主任者の測定時点です。開始前の値だけで代えるものではありません。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第11条第2項第2号、第14条。


難易度:★☆☆

問10:第3条に基づき、所定事項を記録した作業開始前の酸素濃度等の測定記録は、3年間保存する。

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正解:○

正解は○です。第3条第2項に基づく保存期間です。他の設備の点検記録の保存期間とは分けます。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第3条第2項。


難易度:★☆☆

問11:酸素欠乏危険作業場所へ労働者を入れるときは、入場する人数を確認する。

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正解:○

正解は○です。第8条は入場時の人数確認を求めます。退場時にも別途確認します。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第8条第1項。


難易度:★☆☆

問12:入場人数を確認してあれば、酸素欠乏危険作業場所から労働者を退場させる際の人数確認は不要である。

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正解:×

正解は×です。退場時にも人数を確認します。入場時の確認だけで退場時の確認を省略できません。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第8条第1項。


難易度:★☆☆

問13:酸素欠乏危険作業では、作業状況の監視者を置く等により、異常を早期に把握するための措置を講じる。

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正解:○

正解は○です。第13条の規定です。「置く等」であるため、監視者だけを唯一の方法として断定しません。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第13条第1項。

四肢択一

難易度:★★☆

問14:次のうち、酸素欠乏症等防止規則の「酸素欠乏等」に該当しない濃度の組はどれか。この定義だけを判定し、場所全体の安全を判定する設問ではない。

  1. 酸素18.0%、硫化水素10.0ppm
  2. 酸素17.9%、硫化水素0ppm
  3. 酸素20.0%、硫化水素10.1ppm
  4. 酸素17.0%、硫化水素12.0ppm
【第14問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。正しい選択肢です。酸素は18%未満でなく、硫化水素も10ppm超ではありません。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第2条第1号;酸素欠乏症等防止規則 第5条第1項;酸素欠乏症等防止規則 第2条第4号、第3条第1項、第5条第1項;酸素欠乏症等防止規則 第2条第2号。

1:正しい選択肢です。酸素は18%未満でなく、硫化水素も10ppm超ではありません。

2:酸素18%未満なので酸素欠乏等に該当します。

3:硫化水素10ppm超なので該当します。酸素濃度が高いだけでは外れません。

4:酸素と硫化水素の両方が定義の条件に該当します。


難易度:★★☆

問15:次のア〜エの記述のうち、誤っているものの数はどれか。
ア:十分な知識・技能による教育科目の省略に該当しない労働者には、酸素欠乏危険作業の特別教育を行う。
イ:第一種作業の主任者は、酸素欠乏危険作業主任者技能講習修了者から選任できる。
ウ:第一種作業の主任者は、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習修了者からも選任できる。
エ:第二種作業の主任者は、酸素欠乏危険作業主任者技能講習だけを修了した者から選任できる。

  1. 0個
  2. 1個
  3. 2個
  4. 3個
【第15問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。1個は求める数です。 アは正しい。第12条の特別教育です。主任者の技能講習とは制度が異なります。 イは正しい。第一種で認められる講習の一方です。 ウは正しい。第一種ではこの講習修了者も認められます。 エは誤り。第二種では酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習が必要です。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第12条;労働安全衛生規則 第37条;酸素欠乏症等防止規則 第11条第1項第1号;酸素欠乏症等防止規則 第11条第1項第2号。

1:0個は求める数と一致しません。 アは正しい。第12条の特別教育です。主任者の技能講習とは制度が異なります。 イは正しい。第一種で認められる講習の一方です。 ウは正しい。第一種ではこの講習修了者も認められます。 エは誤り。第二種では酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習が必要です。

2:1個は求める数です。 アは正しい。第12条の特別教育です。主任者の技能講習とは制度が異なります。 イは正しい。第一種で認められる講習の一方です。 ウは正しい。第一種ではこの講習修了者も認められます。 エは誤り。第二種では酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習が必要です。

3:2個は求める数と一致しません。 アは正しい。第12条の特別教育です。主任者の技能講習とは制度が異なります。 イは正しい。第一種で認められる講習の一方です。 ウは正しい。第一種ではこの講習修了者も認められます。 エは誤り。第二種では酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習が必要です。

4:3個は求める数と一致しません。 アは正しい。第12条の特別教育です。主任者の技能講習とは制度が異なります。 イは正しい。第一種で認められる講習の一方です。 ウは正しい。第一種ではこの講習修了者も認められます。 エは誤り。第二種では酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習が必要です。


難易度:★★☆

問16:酸素欠乏等の場所で救出を行う労働者への措置について、誤っているものはどれか。

  1. 救出労働者には空気呼吸器等を使用させる。
  2. 救出用の空気呼吸器等、はしご、繊維ロープ等を備える。
  3. 倒れている人を見つけたら、保護具を準備せず息を止めて救出に入る。
  4. 酸素欠乏等のおそれがあるときは、作業中止・退避し、安全確認まで指定者以外を入らせない。
【第16問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。誤り。二次災害を防ぐ必要があり、息を止めることは空気呼吸器等の代わりになりません。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第14〜16条;酸素欠乏症等防止規則 第16条第1・2項。

1:正しい。第16条の救出時の保護具使用です。

2:正しい。第15条の救出設備の備付けです。

3:誤り。二次災害を防ぐ必要があり、息を止めることは空気呼吸器等の代わりになりません。

4:正しい。第14条の退避等の措置です。


難易度:★★☆

問17:次のア〜エの記述のうち、誤っているものの数はどれか。
ア:酸素欠乏危険作業主任者は作業方法を決め、労働者を直接指揮する。
イ:主任者は、全員退場後の再開前や身体・換気装置等の異常時にも濃度を測定する。
ウ:主任者は測定器具・換気装置・空気呼吸器等を点検する。
エ:主任者の職務は濃度測定だけで、呼吸用保護具等の使用状況は監視しなくてよい。

  1. 0個
  2. 1個
  3. 2個
  4. 3個
【第17問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。1個は求める数です。 アは正しい。第11条第2項第1号です。 イは正しい。第2号による測定時点です。第二種では両濃度を測ります。 ウは正しい。第3号による点検です。 エは誤り。第4号で空気呼吸器等及び要求性能墜落制止用器具等の使用状況も監視します。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第11条第2項第1号;酸素欠乏症等防止規則 第11条第2・3項;酸素欠乏症等防止規則 第11条第2項第3号;酸素欠乏症等防止規則 第11条第2項第4号。

1:0個は求める数と一致しません。 アは正しい。第11条第2項第1号です。 イは正しい。第2号による測定時点です。第二種では両濃度を測ります。 ウは正しい。第3号による点検です。 エは誤り。第4号で空気呼吸器等及び要求性能墜落制止用器具等の使用状況も監視します。

2:1個は求める数です。 アは正しい。第11条第2項第1号です。 イは正しい。第2号による測定時点です。第二種では両濃度を測ります。 ウは正しい。第3号による点検です。 エは誤り。第4号で空気呼吸器等及び要求性能墜落制止用器具等の使用状況も監視します。

3:2個は求める数と一致しません。 アは正しい。第11条第2項第1号です。 イは正しい。第2号による測定時点です。第二種では両濃度を測ります。 ウは正しい。第3号による点検です。 エは誤り。第4号で空気呼吸器等及び要求性能墜落制止用器具等の使用状況も監視します。

4:3個は求める数と一致しません。 アは正しい。第11条第2項第1号です。 イは正しい。第2号による測定時点です。第二種では両濃度を測ります。 ウは正しい。第3号による点検です。 エは誤り。第4号で空気呼吸器等及び要求性能墜落制止用器具等の使用状況も監視します。


難易度:★★☆

問18:次の場所での作業を酸素欠乏症等防止規則により区分した記述として、正しいものはどれか。各場所は記載した条件だけに該当し、別表第6第12号の指定場所等には該当しない。

  1. 地下ケーブルを収容するマンホールの内部は、別表第6第3号に該当するため第二種である。
  2. 汚水を入れたことのある管の内部での作業は、第二種である。
  3. 海水が滞留したことのある管の内部での作業は、第一種である。
  4. 長期間使用されていない井戸の内部は、酸素欠乏危険場所に含まれない。
【第18問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。正しい。別表第6第9号の汚水等を入れた管での作業は第二種です。

根拠:労働安全衛生法施行令 別表第6第2・3・3の3・9号;酸素欠乏症等防止規則 第2条第6〜8号。

1:誤り。第3号は危険場所ですが、第二種の第3号の3・第9号等と区別し、ここでは第一種です。

2:正しい。別表第6第9号の汚水等を入れた管での作業は第二種です。

3:誤り。海水の管は第3号の3に当たり、第二種です。

4:誤り。長期間不使用の井戸等の内部は第2号の危険場所に含まれます。


難易度:★★☆

問19:酸素欠乏症等防止規則第24・25条の土木作業等への措置として、誤っているものはどれか。

  1. 第24条の所定地層が存在する箇所で圧気工法を行う場合、漏出のおそれがある井戸や配管を適時調査する。
  2. その調査で酸素欠乏空気の漏出を認めた場合、関係者へ通知し、漏出場所の立入禁止等の措置を講じる。
  3. 第25条の所定地層につながる配管のある地下室で労働者を作業させる場合、酸素欠乏空気が地下室へ流入しても防止措置を講じなくてよい。
  4. 第24条の調査では、漏出の有無・程度に加え、その空気中の酸素濃度を調べる。
【第19問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。誤り。第25条は閉そくや直接外部へ放出する設備等で作業場所への流入を防止する措置を求めます。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第24・25条。

1:正しい。第24条第1項は別表第6第1号イ・ロの地層が存在又は隣接する箇所での所定調査です。

2:正しい。第24条第2項は通知、防止方法の教示、立入禁止等の必要措置です。

3:誤り。第25条は閉そくや直接外部へ放出する設備等で作業場所への流入を防止する措置を求めます。

4:正しい。第24条第1項の調査内容に酸素濃度も含まれます。


難易度:★★☆

問20:酸素欠乏症等防止規則の、労働者以外の作業従事者等に関する記述として、正しいものはどれか。所定の換気困難の例外には当たらない。

  1. 第一種危険作業を一部請負わせ、労働者が従事しない間に請負人の作業従事者が従事する場合、事業者には換気等への配慮義務がない。
  2. 危険作業を一部請負わせ、労働者が従事しない場合、事業者は請負人に対し監視・異常通報等による早期把握の措置等へ配慮する。
  3. 労働者が作業中の酸素欠乏等の場所で、非労働者の作業従事者が救出作業を行う場合、事業者は空気呼吸器等の使用の必要性を周知しなくてよい。
  4. 第5条第2項に従い換気する場合、労働者がいなければ純酸素を使用してよい。
【第20問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。正しい。第13条第2項が請負人に対する配慮を求めます。労働者への第1項の措置義務と区別します。

根拠:酸素欠乏症等防止規則 第5条第1〜3項、第13条第2項、第16条第3項。

1:誤り。第5条第2項により、酸素18%以上を保つ換気等について配慮します。

2:正しい。第13条第2項が請負人に対する配慮を求めます。労働者への第1項の措置義務と区別します。

3:誤り。第16条第3項が、その非労働者へ使用の必要性の周知を求めます。

4:誤り。第5条第3項は第1・2項の換気で純酸素を禁止します。

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