1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、保護具・異常気象時の安全の問題です(分野:施工管理法・重要度A)。一問一答19問 → 四肢択一1問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。
一問一答(○×)
難易度:★☆☆
問1:作業状態に応じた安全靴等を定めて使用させる際、通路等の構造も考慮する。
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正解:○
正しい記述です。労働安全衛生規則第558条による履物の選定です。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第9節1(3)(冊子41・PDF49ページ);労働安全衛生規則 第558条。
難易度:★☆☆
問2:ロープ高所作業では、その日の作業開始前に保護帽等を点検し、異常があれば補修又は交換する。
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正解:○
正しい記述です。劣化した状態での使用を続けません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第2章第5節4(7)(冊子9・PDF17ページ)。
難易度:★★☆
問3:酸素欠乏の場所で被災者を救出する作業では、法令上必要な空気呼吸器等を防じんマスクだけで代替してよい。
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正解:×
誤りです。救出に必要な空気呼吸器・酸素呼吸器・送気マスクを、防じんマスクだけに置き換えません。
根拠:酸素欠乏症等防止規則 第16条、第5条の2第1項(空気呼吸器等の定義)。
難易度:★☆☆
問4:船台附近で、上方に他の労働者が作業している場所の作業には、飛来落下の危険を防ぐため保護帽を使用させる。
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正解:○
正しい記述です。労働安全衛生規則第539条の場所・作業の条件を満たす場合です。
根拠:労働安全衛生規則 第539条第1〜2項。
難易度:★☆☆
問5:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、異常気象の予測では情報を収集するだけで終えず、現場への伝達や作業中止を含めた予定の見直しを行う。
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正解:○
正しい記述です。情報を作業の判断につなげます。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第2章第7節1〜2(冊子11・PDF19ページ)。
難易度:★☆☆
問6:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、洪水に備えた避難場所や経路は、増水の後にその場で初めて決める。
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正解:×
誤りです。事前に確認し、情報連絡等と合わせて退避に備えます。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第1章第2節1、第2章第7節3〜4(冊子1、11〜12・PDF9、19〜20ページ)。
難易度:★☆☆
問7:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、予期しない強風で物の飛散が予想される場合、飛散防止の措置を講じる。
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正解:○
正しい記述です。特に高所作業の中止と、必要な監視・警戒も考慮します。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第2章第7節5(4)(冊子13・PDF21ページ)。
難易度:★☆☆
問8:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、電気発破の現場で雷光と雷鳴の間隔が短い場合、作業を止め安全な場所へ退避する。
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正解:○
正しい記述です。雷への警戒・作業中止・退避の体制をあらかじめ定めます。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第2章第7節7(2)〜(3)(冊子13・PDF21ページ)。
難易度:★☆☆
問9:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、地震後に工事を再開する際は、機械・電気設備や地盤・斜面状況等を点検する。
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正解:○
正しい記述です。警報が解除されたことだけを再開の判断としません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第2章第7節8(2)、3(8)〜(9)(冊子14、12・PDF22、20ページ)。
難易度:★☆☆
問10:船台の附近で、その上方において他の労働者が作業している場所の作業に従事する労働者は、安衛則第539条により保護帽を着用しなければならない。
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正解:○
正解は○です。同条1項の事業者による着用措置に加え、2項は対象労働者本人の着用義務を定めます。
根拠:労働安全衛生規則:第539条第1〜2項(2026-10-10施行状態。照合2026-10-11。改訂ID 347M50002000032_20261001_508M60000100116)
https://laws.e-gov.go.jp/law/347M50002000032_20261001_508M60000100116
難易度:★☆☆
問11:保護帽が一度大きな衝撃を受けても、外観に損傷が見えなければ使用を続けてよい。
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正解:×
誤りです。労働局公開の注意事項では、見える損傷の有無にかかわらず使用を続けない扱いです。
根拠:東近江労働基準監督署 転倒・墜落災害防止対策(管理的対策) 保護帽の使用上の注意事項(PDF13ページ)。
難易度:★☆☆
問12:高さ2m以上の箇所の作業で、強風等の悪天候のため当該作業に危険が予想されるときは、事業者はその作業を行わせてはならない。
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正解:○
正しい記述です。安衛則第522条の作業禁止です。数値目安に未達というだけで安全とは判断しません。
根拠:労働安全衛生規則 第522条。
難易度:★★☆
問13:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、土留・支保工で震度4以上の地震を受けた場合は、速やかに点検し、安全を確認した後に作業を再開する。
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正解:○
正しい記述です。この指針の土留・支保工の条件に限定しています。あらゆる作業の「中震」の定義を問うものではありません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第5章第2節8①(冊子33〜34・PDF41〜42ページ)。
難易度:★☆☆
問14:物体の飛来・落下又は墜落の危険を防止する保護帽は、労働安全衛生法の型式検定の対象に指定されている。
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正解:○
正しい記述です。政令第14条の2第12号の保護帽です。労安法第44条の2による検定・表示を確認します。
根拠:労働安全衛生法 第42条、第44条の2;労働安全衛生法施行令 第14条の2第12号。
難易度:★☆☆
問15:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、強風によって高圧電線が振れても接触しないよう、電線から十分な距離を取って作業用機械等を退避させる。
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正解:○
正しい記述です。電線が通常時の位置にある場合だけで離隔を判断しません。指針にはこの項の全国一律の距離数値は示されていません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第2章第7節5(2)(冊子13・PDF21ページ)。
難易度:★☆☆
問16:国交省の令和8年版安全施工技術指針による場合、強風下で現場を警戒・巡視する班は、構成員を1人としてよい。
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正解:×
誤りです。強風下の警戒・巡視は2名以上の班で行います。通常時の巡視すべてを2名以上とする問いではありません。
根拠:土木工事安全施工技術指針 第2章第7節5(5)(冊子13・PDF21ページ)。
難易度:★☆☆
問17:労働局の公開資料で示される悪天候の強風の目安は、10分間の平均風速が10m/s以上であり、瞬間風速の値とは区別する。
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正解:○
正しい記述です。10分間平均の目安です。作業中止・禁止は、対象作業で危険が予想されるかという条件も合わせて判断します。
根拠:神奈川労働局・各労働基準監督署「降雨及び強風等による労働災害防止の徹底について」 PDF1ページ:悪天候の説明;労働安全衛生規則 第522条、第564条第1項第3号。
難易度:★☆☆
問18:労働局の公開資料で示される悪天候の大雨の目安では、1回の降雨量50mmちょうども該当する。
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正解:○
正しい記述です。1回の降雨量50mm以上の目安なので境界を含みます。1時間雨量の基準ではありません。
根拠:神奈川労働局・各労働基準監督署「降雨及び強風等による労働災害防止の徹底について」 PDF1ページ:悪天候の説明;労働安全衛生規則 第522条、第564条第1項第3号。
難易度:★☆☆
問19:労働局の公開資料で示される悪天候の大雪の目安は、1回の降雪量25cmを超えた場合だけであり、25cmちょうどは含めない。
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正解:×
誤りです。1回の降雪量25cm以上なので、25cmちょうどを含みます。
根拠:神奈川労働局・各労働基準監督署「降雨及び強風等による労働災害防止の徹底について」 PDF1ページ:悪天候の説明;労働安全衛生規則 第522条、第564条第1項第3号。
四肢択一
難易度:★★☆
問20:安衛則第536条による高さ3mちょうどからの物体投下について、誤っているものはどれか。
- 事業者は適当な投下設備・監視人等の危険防止措置を講じる。
- 労働者は所定の危険防止措置がない場合、投下してはならない。
- 3mちょうどは3m以上という高さの条件に含まれる。
- この条の措置は3mを超えた高さだけに適用され、3mちょうどでは必要ない。
【第20問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。誤りであり、設問の正解です。3m以上なので3mちょうどにも適用されます。
根拠:労働安全衛生規則 第536条第1〜2項。
1:正しい。事業者の危険防止措置です。
2:正しい。措置がない状態の投下は禁止です。
3:正しい。「以上」は境界値を含みます。
4:誤りであり、設問の正解です。3m以上なので3mちょうどにも適用されます。
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