2級建築施工管理技士 第一次検定「建築学」のうち、色彩の問題です(重要度A)。一問一答7問 → 四肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:マンセル表色系で「5R 4/14」と表される色は、色相が5R、明度が14、彩度が4である。
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正解:×
マンセル記号は「色相 明度/彩度」の順に表記します。「5R 4/14」は色相5R・明度4・彩度14の色で、「5アール、4の14」と読みます。明度と彩度が逆になっているため誤りです(自治体の景観色彩ガイドライン等によるマンセル表色系の一般的な説明)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問2:マンセル表色系の明度は、理想的な黒を0、理想的な白を10として表し、明るい色ほど数値が大きくなる。
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正解:○
マンセル明度は0〜10の数値で表し、理想的な黒が0、理想的な白が10です。明るい色ほど数値が大きくなります。なお、実在する色では白で9.5程度、黒で1.0程度になります(自治体の景観色彩ガイドライン、大学の公開資料によるマンセル表色系の一般的な説明)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問3:色相環で互いに反対側に位置する2色は補色の関係にあり、補色どうしを混ぜ合わせると無彩色(灰色)になる。
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正解:○
色相環で向かい合う位置にある2色が補色です。補色どうしを混ぜると色味が打ち消し合い、無彩色(灰色)になります。色相環で隣り合う色は類似色であり、補色ではありません(大学・自治体の公開資料による色彩の一般的な説明)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:他の条件が同じであれば、青や青緑などの寒色系の色は、赤や橙などの暖色系の色に比べて、手前に進出して見える。
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正解:×
暖色系の色(赤・橙・黄など)は手前に進出して見え、寒色系の色(青緑・青など)は奥に後退して見えます。記述は進出と後退が逆になっているため誤りです(自治体の景観色彩ガイドラインにおける色相と心理的効果の説明)。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:明るく鮮やかな色を小さな色見本だけで選び、建物の外壁のような大きな面に塗ると、色見本で見たときよりも明るく鮮やかに見える傾向がある。
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正解:○
同じ色でも見る面積によって見え方が変わる現象を面積効果といいます。明るい色や鮮やかな色は、大きな面積になると小さな色見本よりも明るく鮮やかに見える傾向があります。そのため、外壁などの色を決めるときは、大きな色見本などで確認することが望まれます(自治体の景観色彩ガイドライン、大学の公開資料による色彩の一般的な説明)。
重要度:A 難易度:★★☆
問6:細い縞模様などで、ある色が、それを囲む色や重なる色に近づいて見える現象を、色の対比という。
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正解:×
ある色が、囲む色や重なる色に近づいて見える現象は「色の同化」です。同化は細い線や細かい縞模様のように、図柄が細かいときに起こりやすくなります。色の対比は、周囲の色と反対の方向に変化して見える現象で、同化とは逆です(大学の公開資料による色彩の一般的な説明)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問7:白・灰色・黒などの無彩色は、色相と彩度をもたず、明度だけをもつ色である。
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正解:○
無彩色は色相をもたず、彩度は0で、明度だけをもつ色です。マンセル表色系では「N」と明度の数値を組み合わせて表します(例:N5.5)。有彩色は色相・明度・彩度の3属性をもちます(大学・自治体の公開資料による色彩の一般的な説明)。
四肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問8:マンセル表色系に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 「10YR 8/2」と表される色は、明度が2の色である。
- 無彩色は、記号「N」と明度の数値を組み合わせて表す。
- 明度は、理想的な白を0、理想的な黒を10として表す。
- 明度の数値は、彩度と同じく0から14程度までの範囲で表す。
【第8問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。無彩色は色相・彩度をもたないため、「N」と明度の数値を組み合わせて表します(例:N5.5)。(自治体の景観色彩ガイドライン、大学の公開資料によるマンセル表色系の一般的な説明)
1:不適当。マンセル記号は「色相 明度/彩度」の順なので、「10YR 8/2」は明度8・彩度2の色です。
2:適当。無彩色はNと明度で表します。
3:不適当。理想的な黒が0、理想的な白が10で、明るい色ほど数値が大きくなります。
4:不適当。明度は理想的な黒0から理想的な白10までの範囲で表します。彩度は無彩色を0とし、最大値は色相によって異なります(14〜16程度)。
重要度:A 難易度:★★☆
問9:色の見え方や性質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、比べる色どうしは、記述で示した性質以外の条件が同じものとする。
- 赤や橙などの暖色系の色は、青などの寒色系の色に比べて、手前に進出して見える。
- 明度の高い色は、明度の低い色に比べて、膨張して大きく見える。
- 補色の関係にある2色を混ぜ合わせると、無彩色(灰色)になる。
- 同じ灰色でも、明るい灰色に囲まれた場合は、暗い灰色に囲まれた場合よりも明るく見える。
【第9問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。明度対比により、同じ灰色でも明るい灰色に囲まれると暗く見え、暗い灰色に囲まれると明るく見えます。記述は逆になっています。(大学の公開資料・自治体の景観色彩ガイドラインによる色彩の一般的な説明)
1:適当。暖色系の色は進出して見え、寒色系の色は後退して見えます。
2:適当。明度の高い色は膨張して見え、明度の低い色は収縮して見えます。
3:適当。補色どうしを混ぜると色味が打ち消し合い、無彩色(灰色)になります。
4:不適当。明度対比により、明るい色に囲まれた色は暗く、暗い色に囲まれた色は明るく見えます。
重要度:A 難易度:★★☆
問10:色彩に関する次の記述a〜dのうち、適当なものはいくつあるか。
a.図と背景の明度差が大きい配色ほど、視認性は高くなる。
b.明度の高い色は、大きな面積に塗ると、小さな色見本で見たときよりも明るく見える傾向がある。
c.色の同化は、細い線や細かい縞模様のように、図柄が細かいときに起こりやすい。
d.明度の低い色は、明度の高い色に比べて、膨張して大きく見える。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
【第10問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。適当なものは a・b・c の3つです。d は、明度の高い色が膨張して見え、明度の低い色は収縮して見えるため不適当です。(自治体の景観色彩ガイドライン、大学の公開資料による一般的な説明)
1:不適当です。適当なものはa・b・cの3つで、dだけが不適当です。
2:不適当です。適当なものはa・b・cの3つで、dだけが不適当です。
3:適当です。a:視認性は図と背景の明度差の影響が大きく、明度差が大きいほど高くなります。b:面積効果により、明るい色は大きな面積でより明るく見えます。c:同化は細い線や細かい縞模様など、図柄が細かいときに起こりやすくなります。d:明度の高い色が膨張して見え、明度の低い色は収縮して見えるため不適当です。
4:不適当です。適当なものはa・b・cの3つで、dだけが不適当です。
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