社会保険労務士 労災保険法 択一式(初級) 第43問〜第45問|給付通則・給付基礎日額

重要度:A 論点:自動変更対象額

問43:給付基礎日額の最低保障である自動変更対象額に関する記述として、正しいものはどれか。

  • A:算定した給付基礎日額が自動変更対象額に満たない場合は原則として自動変更対象額を用い、2025年8月1日以後の額は4,250円である
  • B:自動変更対象額は法律で永久に4,000円と固定され、賃金水準による改定はない
  • C:自動変更対象額は年金給付にのみ適用され、休業給付や一時金には適用されない
【第43問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。【試験対策】給付基礎日額が最低保障額に満たない場合は、原則として自動変更対象額を用いる。自動変更対象額は賃金水準に応じて改定され、令和7年8月1日以後は4,250円である。
・B:誤り。自動変更対象額は固定額ではなく、平均給与額の変動等を踏まえて改定される。
・C:誤り。自動変更対象額は、年金だけでなく休業給付や一定の一時金等の給付基礎日額にも関係する。


重要度:B 論点:端数処理

問44:給付基礎日額の端数処理に関する記述として、正しいものはどれか。

  • A:1円未満の端数は切り捨てる
  • B:1円未満の端数は1円に切り上げる
  • C:50銭未満は切り捨て、50銭以上は1円に切り上げる
【第44問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。給付基礎日額の1円未満の端数は切捨てではなく切上げである。
・B:正しい(法8条の5)。【試験対策】給付基礎日額に1円未満の端数がある場合は、その端数の大きさにかかわらず1円に切り上げる。例えば6,521円10銭も6,521円90銭も6,522円となる。
・C:誤り。四捨五入ではなく、1円未満の端数を一律に1円へ切り上げる。


重要度:B 論点:死亡の推定

問45:船舶又は航空機の事故による行方不明者の死亡推定に関する記述として、正しいものはどれか。

  • A:生死不明となってから7年間経過しなければ死亡したものと扱うことはできない
  • B:生死不明から1か月経過すれば、必ず事故日の翌日に死亡したものと推定する
  • C:生死が3か月間分からない場合等は、遺族給付等について事故日又は行方不明日死亡と推定する
【第45問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。民法上の普通失踪の7年を待つ必要はなく、労災保険法には特別の死亡推定がある。
・B:誤り。要件は原則として生死不明が3か月間続く場合等であり、死亡推定日は事故日又は行方不明日である。
・C:正しい(法10条)。【試験対策】船舶・航空機事故で生死が3か月間不明の場合、又は3か月以内に死亡が判明しても死亡時期が不明の場合、遺族給付・葬祭給付について事故日又は行方不明日に死亡したものと推定する。


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