重要度:B 論点:コンピュータ構成要素
問56:1命令の実行に平均5ナノ秒を要するCPUがある。このCPUの性能は何MIPSか。
- A:5
- B:50
- C:200
- D:500
【第56問:正解と解説】
正解:C
・A
5MIPSは、1命令に要する時間の数値をそのまま用いた誤りである。
・B
50MIPSは、1命令に20ナノ秒を要する場合の性能である。
・C
正解。1秒間に実行できる命令数は1÷(5×10のマイナス9乗)=2×10の8乗命令であり、200MIPSとなる。
・D
500MIPSは、1命令に2ナノ秒を要する場合の性能である。
重要度:C 論点:コンピュータ構成要素
問57:250MIPSの性能をもつCPUで、10万命令から成るプログラムを実行するときの処理時間はおよそ何ミリ秒か。
- A:0.4
- B:2.5
- C:4
- D:25
【第57問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。250MIPSは1秒間に2.5×10の8乗命令を実行できることを意味する。10万=10の5乗命令の実行時間は10の5乗÷(2.5×10の8乗)=4×10のマイナス4乗秒=0.4ミリ秒である。
・B
2.5ミリ秒は、性能を40MIPSとして計算した場合に近い誤った値である。
・C
4ミリ秒は、秒とミリ秒の換算を10倍取り違えた値である。
・D
25ミリ秒は、命令数と性能の桁を取り違えて計算した値である。
重要度:B 論点:コンピュータ構成要素
問58:動作周波数が同じ2つのCPU XとYがある。CPU Xの平均CPIは4、CPU Yの平均CPIは2である。同じ命令セットをもち、同じ命令列(同じ動的命令数)を実行するとき、CPU Yの処理時間はCPU Xの何倍か。
- A:0.125
- B:0.25
- C:0.5
- D:2
【第58問:正解と解説】
正解:C
・A
0.125倍は、CPIの比を三乗してしまった誤りである。
・B
0.25倍は、CPIの比を二乗してしまった誤りである。
・C
正解。CPIが小さいほど1命令に必要なクロック数が少なく、処理は速くなる。CPIが半分になれば処理時間も半分になるので0.5倍である。
・D
2倍は、CPIと処理時間の関係を逆に捉えた場合の値である。
重要度:C 論点:コンピュータ構成要素
問59:主記憶へのアクセスが1回当たり100ナノ秒かかるシステムで、1秒間に主記憶へアクセスできる回数は最大何回か。
- A:1万
- B:10万
- C:100万
- D:1000万
【第59問:正解と解説】
正解:D
・A
1万回は、1回のアクセスに100マイクロ秒を要する場合の回数である。
・B
10万回は、1回のアクセスに10マイクロ秒を要する場合の回数である。
・C
100万回は、1回のアクセスに1マイクロ秒を要する場合の回数である。
・D
正解。1回100ナノ秒=10のマイナス7乗秒であるから、1÷10のマイナス7乗=10の7乗=1,000万回となる。
重要度:C 論点:コンピュータ構成要素
問60:4つのコアをもつCPUを搭載したシステムがある。処理全体のうち50%が4つのコアへ均等に分割して並列実行でき、残りは並列実行できないとき、4コアを使ったときの処理時間は1コアのときの何倍か。ここで、並列化による追加の負荷は考えないものとする。
- A:0.25
- B:0.4375
- C:0.5
- D:0.625
【第60問:正解と解説】
正解:D
・A
0.25倍は、処理の全てが並列に実行できると仮定した場合の値である。
・B
0.4375倍は、並列に実行できる割合を75%とした場合の値である。この場合、逐次部分25%と、4コアで実行する並列部分75%を合わせて、0.25+0.75÷4=0.4375倍となる。
・C
0.5倍は、並列化できない部分の処理時間が短縮されないことを考慮していない値である。
・D
正解。逐次部分50%は短縮されず、並列部分50%は4分の1になるので、0.5+0.5÷4=0.5+0.125=0.625倍となる。並列化の効果は逐次部分に制限される。

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