重要度:A 論点:コンピュータ構成要素
問51:動作周波数が1.5GHzのCPUで、1命令の実行に平均3クロックを要する。このCPUの性能は何MIPSか。
- A:200
- B:500
- C:1500
- D:4500
【第51問:正解と解説】
正解:B
・A
200MIPSは、動作周波数を600MHzとして計算した場合の値である。
・B
正解。1秒間のクロック数は1.5×10の9乗であり、1命令に3クロック要するので、1.5×10の9乗÷3=5×10の8乗命令/秒=500MIPSとなる。
・C
1500MIPSは、1命令が1クロックで実行されるとみなした場合の値である。
・D
4,500MIPSは、動作周波数1.5GHzに1命令当たりのクロック数3を掛け、4.5×10の9乗命令/秒と誤って扱った場合の値である。正しくは動作周波数を平均CPIで割る。
重要度:B 論点:コンピュータ構成要素
問52:あるCPUは、全体の60%を占める命令Aを2クロックで、残り40%を占める命令Bを4クロックで実行する。このCPUの平均CPI(1命令当たりのクロック数)は幾らか。
- A:2.4
- B:2.8
- C:3.0
- D:3.2
【第52問:正解と解説】
正解:B
・A
2.4は、命令Bの割合を20%として計算した場合の値である。
・B
正解。平均CPI=2×0.6+4×0.4=1.2+1.6=2.8である。命令の出現割合で重み付けした平均をとる。
・C
3.0は、2つの命令のクロック数を単純に平均した値であり、出現割合が考慮されていない。
・D
3.2は、割合を逆にして4×0.6+2×0.4と計算した場合の値である。
重要度:B 論点:コンピュータ構成要素
問53:動作周波数が2GHzのCPUにおける、1クロックに要する時間はどれか。
- A:0.5ナノ秒
- B:2ナノ秒
- C:0.5マイクロ秒
- D:2マイクロ秒
【第53問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。クロック周期は動作周波数の逆数であり、1÷(2×10の9乗)=0.5×10のマイナス9乗秒=0.5ナノ秒である。
・B
2ナノ秒は、動作周波数の値をそのまま時間として読んでしまった誤りである。
・C
0.5マイクロ秒は、単位を1,000倍取り違えた値である。
・D
2マイクロ秒は、単位と計算の両方を取り違えた値である。
重要度:A 論点:コンピュータ構成要素
問54:あるシステムでは、キャッシュメモリにヒットした場合の所要時間が20ナノ秒、ヒットしなかった場合の総所要時間が120ナノ秒である。ヒット率が0.8であるとき、実効アクセス時間は何ナノ秒か。
- A:40
- B:70
- C:100
- D:140
【第54問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。実効アクセス時間は「ヒット時の所要時間×ヒット率+ミス時の総所要時間×(1−ヒット率)」で求められる。0.8×20+0.2×120=16+24=40ナノ秒である。120ナノ秒はミス時に要する総時間であることに注意する。
・B
70ナノ秒は、ヒット率を考慮せずに2つの所要時間を単純に平均した値である。
・C
100ナノ秒は、ヒット率0.8をミス時の所要時間の側に掛けてしまった場合の値である。
・D
140ナノ秒は、2つの所要時間を単純に合計した値であり、ヒット率が反映されていない。
重要度:B 論点:コンピュータ構成要素
問55:あるシステムでは、キャッシュメモリにヒットした場合の所要時間が10ナノ秒、ヒットしなかった場合の総アクセス時間が110ナノ秒である。実効アクセス時間を30ナノ秒以下にするために必要な、ヒット率の最小値は幾らか。
- A:0.7
- B:0.8
- C:0.9
- D:0.95
【第55問:正解と解説】
正解:B
・A
ヒット率0.7では、10×0.7+110×0.3=40ナノ秒となり、目標の30ナノ秒以下を満たさない。
・B
正解。ヒット率をxとすると10x+110×(1−x)≦30である。整理すると110−100x≦30となり、x≧0.8が得られる。
・C
ヒット率0.9では、10×0.9+110×0.1=20ナノ秒で目標は満たすが、条件を満たす最小のヒット率ではない。
・D
ヒット率0.95でも目標は満たすが、必要以上に高い値であり、最小値ではない。

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