重要度:A 論点:決算で動かすのは翌期分
問1(○×)
1年分の保険料を前払いしている場合、決算整理で費用から抜き出して資産へ振り替えるのは、翌期に対応する分である。
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正解:○
解説 当期にサービスを受けた分は費用のまま残し、翌期の分だけを前払保険料(資産)へ送ります。
「決算日で線を引き、右側(翌期の分)を動かす」が、この処理の基本動作です。
判断の基準は、お金を支払った時期ではなく、その費用が当期に属するのか翌期に属するのかです。
重要度:A 論点:前払分の月数の数え方
問2(二択)
×2年11月1日に、向こう1年分(×3年10月31日まで)の保険料を支払った。決算日が×3年3月31日のとき、前払分の月数はどちらか。
A:7か月 B:5か月
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正解:A(7か月)
解説 前払分は、決算日の翌日から契約終了までです。×3年4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月の 7か月になります。
Bが誤りである理由:5か月は当期分(×2年11月〜×3年3月)だからです。決算で動かすのは翌期の分なので、当期分と取り違えないよう注意したいところです。
数え終えたら必ず検算します。
当期分 5か月 + 前払分 7か月 = 12か月(契約期間と一致)
重要度:A 論点:決算整理仕訳の向き
問3(二択)
支払家賃として処理済みの金額のうち、翌期分が含まれていた。決算整理仕訳として適切なのはどちらか。
A:借方「前払家賃」・貸方「支払家賃」 B:借方「支払家賃」・貸方「前払家賃」
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正解:A
解説 翌期分を費用から抜くので支払家賃は貸方、翌期にサービスを受ける権利を持つので前払家賃(資産)は借方です。
Bが誤りである理由:借方に支払家賃を書くと、費用がさらに増えてしまうからです。決算整理の目的は、当期の費用を減らすことでした。
重要度:A 論点:A欄標準科目とB欄許容科目の区別
問4(二択)
本教材では、A欄標準科目を標準解答として統一している。保険料の前払分を計上するとき、本教材の標準解答として使う科目はどちらか。
A:前払保険料 B:前払費用
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正解:A(前払保険料)
解説 日本商工会議所の3級勘定科目表では、前払保険料など前払費用の各勘定がA欄、前払費用がB欄に示されています。本教材では表記を統一するため、A欄標準の前払保険料を標準解答にします。
ただし、Bの前払費用を会計上・公式上の「誤り」とするわけではありません。B欄は採点上の許容科目であり、実際の問題では問題文の科目指定を優先します。
貸借対照表での表示は前払費用です。表示の扱いは C15-T03・C15-T04 で扱います。

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