収益の前受け(繰延) 一問一答【全3問】


重要度:A 論点:前受の判定

問1(二択)

すでに受け取って収益として処理した金額のなかに、翌期に属する分が含まれていた。決算で行う期間配分の区分はどちらか。

A:前受 B:未収

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正解:A(前受)

解説 すでに受け取っていること、そして翌期の分が混ざっていることの2つがそろうと前受です。

Bが誤りである理由:未収は、まだ受け取っていない当期分の収益を計上する場合の区分だからです。前受とは向きが正反対になります。

判断するときは、「受け取ったかどうか」と「どの期間に属するか」を分けて読みます。


重要度:A 論点:前受は負債

問2(○×)

決算で計上する前受家賃・前受地代・前受手数料は、負債に分類される。

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正解:○

解説 前受分は、これからサービスを提供しなければならない義務です。義務なので負債になります。

受け取ったお金そのもの(現金・普通預金)は、すでに資産として計上済みです。前受家賃などはその裏側にある義務であって、資産ではありません。


重要度:A 論点:決算整理仕訳の向き

問3(二択)

受取家賃として処理済みの金額のうち翌期分を除く決算整理で、受取家賃を記入するのはどちら側か。

A:借方 B:貸方

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正解:A(借方)

解説 収益は発生したときに貸方へ記入します。ですから減らす(除く)ときはその反対の借方です。

Bが誤りである理由:貸方に書くと収益がさらに増えてしまうからです。決算整理の目的は、当期の収益を減らすことでした。

したがって仕訳は次の形になります。

(借)受取家賃 / (貸)前受家賃

費用の前払い(C09-T03)では費用を貸方へ除きました。向きが逆になるのは、費用と収益で発生側が逆だからです。5要素の原則に戻れば導けます。



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