重要度:B 論点:システム構成要素
問16:アクセス数の増加に対応するために、Webサーバの台数を増やしてシステム全体の処理能力を高める方法はどれか。
- A:スケールアウト
- B:スケールアップ
- C:リプレース
- D:チューニング
【第16問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。スケールアウトはサーバの台数を増やして全体の処理能力を高める方法であり、負荷分散装置と組み合わせて用いられる。
・B
スケールアップは、CPUやメモリの増強などによって1台のサーバの性能を高める方法である。
・C
リプレースは、老朽化したシステムや機器を新しいものへ置き換えることである。
・D
チューニングは、設定の見直しなどによって既存の資源のままで性能を改善することである。
重要度:B 論点:システム構成要素
問17:サーバ仮想化を導入する利点として、適切なものはどれか。
- A:物理サーバの台数が増えることになるので、ハードウェア障害の影響を受けにくくなる
- B:仮想サーバではOSが不要になるので、OSのライセンス費用を大幅に削減できる
- C:物理サーバ1台につき1つの業務しか載せられないので、運用管理が単純になる
- D:複数のサーバを1台の物理サーバへ集約でき、資源の利用効率を高められる
【第17問:正解と解説】
正解:D
・A
仮想化は物理サーバを集約する技術であり、物理サーバの台数はむしろ減る。
・B
仮想サーバ上でもそれぞれOSは動作しており、OSが不要になるわけではない。
・C
仮想化では1台の物理サーバ上で複数の業務システムを動かせる。
・D
正解。仮想化によって複数のサーバを1台の物理サーバに集約すれば、CPUやメモリなどの資源を無駄なく使え、設置スペースや電力の削減にもつながる。
重要度:C 論点:システム構成要素
問18:仮想マシン方式と比較したときの、一般的なコンテナ型仮想化の特徴として適切なものはどれか。
- A:ハイパバイザ上でゲストOSをそれぞれ個別に起動するため、起動に時間がかかる
- B:ホストOSのカーネルを共有し、ゲストOSを個別に起動しないため軽量である
- C:動作には専用のハードウェアが必要になるため、クラウドサービス上では利用できない
- D:アプリケーションの実行環境を分離できないため、依存関係の問題が起きやすい
【第18問:正解と解説】
正解:B
・A
ゲストOSを個別に起動して時間がかかるのは、仮想マシン方式の特徴である。
・B
正解。一般的なコンテナ型仮想化では、ホストOSのカーネルを共有してゲストOSを個別に起動しないため、仮想マシン方式に比べて軽量で起動が速く、資源の消費も少ない。
・C
コンテナに専用ハードウェアは不要であり、クラウド上で広く利用されている。
・D
コンテナはアプリケーションごとに実行環境を分離し、依存関係を閉じ込められることが利点である。
重要度:C 論点:システム構成要素
問19:ベンチマークテストの説明として、適切なものはどれか。
- A:標準的なプログラムを実行させて処理性能を測定し、システム間で比較する
- B:本番と同じ業務データを使って、システムの機能が正しく動作するかを検証する
- C:障害を意図的に発生させて、復旧の手順が有効かどうかを事前に確認する
- D:利用者にアンケートを行って、システムの使いやすさを主観的に評価してもらう
【第19問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。ベンチマークテストは、標準的な評価用プログラムを実行して処理性能を測定するものであり、異なるシステムやハードウェアの性能を同じ条件で比較できる。
・B
業務データを使った機能の検証は、受入れテストなどの説明である。
・C
障害を起こして復旧手順を確かめるのは、障害復旧訓練などの説明である。
・D
アンケートによる主観評価は、ユーザビリティ評価などの手法であり、性能測定ではない。
重要度:C 論点:システム構成要素
問20:エッジコンピューティングの説明として、適切なものはどれか。
- A:全ての処理とデータを1か所のクラウドへ集約して、運用管理を容易にする
- B:利用者の端末の中だけで全ての処理を行い、ネットワークを一切使用しない
- C:処理能力の高いスーパーコンピュータで、大規模な科学技術計算を実行する
- D:端末の近くにサーバを配置して処理することで、通信の遅延を小さくする
【第20問:正解と解説】
正解:D
・A
クラウドへの集約は従来のクラウドコンピューティングの説明であり、エッジコンピューティングはその課題である遅延を補う考え方である。
・B
エッジコンピューティングはネットワークを使わない方式ではなく、端末近くのサーバとクラウドを組み合わせて処理する。
・C
スーパーコンピュータによる大規模計算は、エッジコンピューティングの説明ではない。
・D
正解。エッジコンピューティングは、端末(エッジ)の近くにサーバを配置してデータを処理することで、クラウドまでの往復に伴う通信の遅延を小さくし、リアルタイム性を高める方式である。

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