2級土木施工管理技士 第一次検定のうち、鋼橋の架設と高力ボルト・溶接の問題です(分野:専門土木・重要度B)。一問一答11問 → 四肢択一1問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:B 難易度:★★☆
問1:土木工事共通仕様書(案)では、高力ボルト継手の接触面を塗装しない場合は、接触面の黒皮を除去して粗面とするものとされている。
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正解:○
接触面を塗装しない場合のすべり係数は0.40以上、無機ジンクリッチペイントを塗装する場合は0.45以上です(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-3-23第1項)。
重要度:B 難易度:★☆☆
問2:土木工事共通仕様書(案)では、高力ボルトの締付けは、連結板の端部のボルトから順次中央のボルトに向かって行うものとされている。
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正解:×
締付けは連結板の中央のボルトから順次端部ボルトに向かって行い、2度締めとします(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-3-23第5項)。
重要度:B 難易度:★★☆
問3:土木工事共通仕様書(案)では、高力ボルトのボルト軸力の導入は、原則としてナットを回して行うものとされている。
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正解:○
やむを得ず頭回しを行う場合は、トルク係数値の変化を確認します(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-3-23第3項(1))。
重要度:B 難易度:★★☆
問4:土木工事共通仕様書(案)では、トルク法によって締め付ける場合の締付けボルト軸力は、設計ボルト軸力と同じ値を標準とするものとされている。
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正解:×
トルク法の締付けボルト軸力は、設計ボルト軸力の10%増を標準とします(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-3-23第4項(3))。
重要度:B 難易度:★★☆
問5:土木工事共通仕様書(案)では、高力ボルトの締付け確認は、ボルトの締付け後速やかに行うものとされている。
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正解:○
トルク法は各ボルト群の10%のボルト本数を標準としてトルクレンチで確認します(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-3-23第7項)。
重要度:B 難易度:★★★
問6:土木工事共通仕様書(案)では、トルシア形高力ボルトの締付け確認は、各ボルト群の10%のボルトを抜き取り、トルクレンチによって行えばよいとされている。
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正解:×
トルシア形高力ボルトは、全数についてピンテールの切断の確認とマーキングによる外観確認を行います(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-3-23第7項(2))。
重要度:B 難易度:★★☆
問7:土木工事共通仕様書(案)では、予備締めの後には、締め忘れや共回りを容易に確認できるよう、ボルト・ナット及び座金にマーキングを行うものとされている。
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正解:○
土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-3-23第5項の規定です。
重要度:B 難易度:★★☆
問8:土木工事共通仕様書(案)では、溶接と高力ボルト摩擦接合とを併用する場合は、高力ボルトを締め付けた後に溶接を行うものとされている。
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正解:×
溶接と高力ボルト摩擦接合とを併用する場合は、溶接の完了後に高力ボルトを締め付けます(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-3-23第8項)。
重要度:B 難易度:★★☆
問9:土木工事共通仕様書(案)では、鋼橋のクレーン架設で用いるベント設備・ベント基礎は、架設前にベント設置位置の地耐力を確認しておくものとされている。
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正解:○
架設した主桁には、横倒れ防止の処置を行います(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-13-3第1項・第2項)。
重要度:B 難易度:★★★
問10:土木工事共通仕様書(案)では、ケーブルクレーン架設のアンカーフレームは、ケーブルの最大張力方向と直角に据え付けるものとされている。
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正解:×
アンカーフレームはケーブルの最大張力方向に据え付けます。据付け誤差があると付加的に曲げモーメントが生じます(土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-13-4第1項)。
重要度:B 難易度:★★☆
問11:土木工事共通仕様書(案)では、鋼橋の送出し工法は、完成時と架設時の構造系が変わる工法であるため、架設時の部材に応力と変形に伴う悪影響が発生しないようにし、送出し作業時にはおしみワイヤをとるものとされている。
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正解:○
土木工事共通仕様書(案) 第3編 3-2-13-7第1項の規定です。
四肢択一
重要度:B 難易度:★★☆
問12:土木工事共通仕様書(案)における鋼橋の現場継手の高力ボルトの施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- ボルトの締付けは、連結板の中央のボルトから順次端部ボルトに向かって行い、2度締めを行う。
- トルク法による締付けボルト軸力は、設計ボルト軸力の10%増を標準とする。
- トルシア形高力ボルトの締付け確認は、全数についてピンテールの切断の確認とマーキングによる外観確認により行う。
- 溶接と高力ボルト摩擦接合とを併用する場合は、高力ボルトの締付けを完了した後に溶接を行う。
【第12問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。溶接と高力ボルト摩擦接合とを併用する場合は、溶接の完了後に高力ボルトを締め付けます。
1:適当。3-2-3-23第5項。
2:適当。同第4項(3)。
3:適当。同第7項(2)。
4:適当でない。溶接の完了後に高力ボルトを締め付けます(同第8項)。
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