1級土木施工管理技士 土木一般 一問一答・四肢択一(全12問)|型枠・支保工と側圧

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、型枠・支保工と側圧の問題です(分野:土木一般・重要度A)。一問一答8問 → 四肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:型枠の継目は、打設中にモルタルが漏れない構造とする。

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正解:○

正解は○です。継目で漏出しないように構造を整えます。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-2第3項/PDF150。


難易度:★★☆

問2:中国地整R4年3月手引き施工編のスランプ10cm程度以下の柱の側圧参考モデルでは、同じコンクリート温度で適用範囲内の打上がり速度を比較すると、速度が大きい方で側圧が大きくなる。

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正解:○

正解は○です。指定モデル内の傾向です。高流動等の対象外の条件に一般化しません。

根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編:参考1側圧例/PDF22・冊子19(令和4年3月。44頁PDF。地域の公開手引きの記載・参考図の示す範囲だけ。R8共通仕様書の規定そのものと区別。図・事例は転載しない。)

https://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/pdf/technology/concrete/a4-06.pdf


難易度:★★☆

問3:中国地整R4年3月手引き施工編のスランプ10cm程度以下の柱の側圧参考モデルでは、打上がり速度が同じとき、適用範囲内では型枠内コンクリート温度が低い方で側圧が大きい傾向がある。

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正解:○

正解は○です。型枠内コンクリート温度の比較です。外気温だけや対象外の配合に一般化しません。

根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編:参考1側圧例/PDF22・冊子19(令和4年3月。44頁PDF。地域の公開手引きの記載・参考図の示す範囲だけ。R8共通仕様書の規定そのものと区別。図・事例は転載しない。)

https://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/pdf/technology/concrete/a4-06.pdf


難易度:★☆☆

問4:支保工の基礎では、過度の沈下や不等沈下を防ぐ措置を検討する。

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正解:○

正解は○です。支保の基礎を安定させて荷重を確実に伝える必要があります。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-2第5項/PDF150。


難易度:★☆☆

問5:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、型枠のはく離剤は、鉄筋にも塗ってコンクリートとの付着を弱めるようにする。

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正解:×

正解は×です。型枠内面へ塗布し、鉄筋に付着させないようにします。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-3第2項/PDF150。


難易度:★☆☆

問6:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事では、型枠の締付け材や壁つなぎの穴は、本体コンクリートと同等以上の品質を有するモルタル等で補修する。

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正解:○

正解は○です。型枠の締付け材や壁つなぎの穴は、本体コンクリートと同等以上の品質を有するモルタル等で補修する。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):1-3-8-4第3項/PDF151(令和8年3月。採用契約の仕様であり全国一律の法定値ではない。全660頁PDFの通算頁。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf


難易度:★★☆

問7:国交省の公共建築工事標準仕様書・令和7年版による型枠工事で、側面せき板を外せる条件を満たしたことだけをもって、梁・スラブ下の支柱も同時に外せると判断する。

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正解:×

正解は×です。側面せき板と梁・スラブ下の支柱の存置条件は区別されています。支柱については、それが負担していた荷重に対するコンクリート強度や構造上の安全を確認します。

根拠:国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 6.8.4、表6.8.2・表6.8.3、PDF59〜60/53〜54。


難易度:★☆☆

問8:フレッシュコンクリートの型枠側圧を検討する。他の条件を同じとしたとき、スランプを大きくすることは、側圧を小さくする側に働くと考えてよい。

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正解:×

正解は×です。公開ポケットブックは、スランプが大きくなることに伴い側圧が大きくなることを説明しています。実際の側圧には打上がり速度、温度や凝結なども関係するため、スランプだけで一意に決めるわけではありません。

根拠:四国地方整備局 監督職員のためのコンクリート工事ポケットブック案 平成30年3月(§4.1 解説(2)、PDF37(冊子33))。

四肢択一

難易度:★★☆

問9:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、型枠・支保の構造の考え方として誤っているものはどれか。

  1. 部材の外形だけを合わせ、施工中の荷重伝達は検討しない。
  2. 支保は受ける荷重を確実に基礎へ伝える形式とする。
  3. 支保基礎の過度の沈下や不等沈下を防ぐ。
  4. 型枠・支保は位置・形状を保つ強度と安定性を備える。
【第9問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。外形だけでは足りません。施工時の荷重を支え、基礎へ伝える強度・安定性を確保します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-2第1項/PDF150;国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-2第4項/PDF150;国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-2第5項/PDF150。

1:誤り。施工時の荷重伝達も必要です。

2:正しい。荷重を基礎へ伝える条件です。

3:正しい。支保基礎を安定させます。

4:正しい。形状保持に必要な強度と安定性です。


難易度:★★☆

問10:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、取外し時期として適当なものはどれか。

  1. 取外しを終えてから初めて必要強度を確認する。
  2. 所定の時間が来れば、必要強度に達していなくても取外す。
  3. 自重だけに耐えれば、施工中の荷重への強度を検討しない。
  4. 自重と施工中の荷重を受ける必要強度に達してから取外す。
【第10問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。日数だけで判断せず、その時点の荷重に必要な強度を確認します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-4第2項/PDF151。

1:誤り。必要強度の確認を取外し後へ送れません。

2:誤り。必要強度に達するまで外しません。

3:誤り。施工中荷重も含めます。

4:正しい。必要強度の条件です。


難易度:★★☆

問11:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、取外し時期・順序が設計図書に定められていない場合の計画として適当なものはどれか。

  1. 構造物と同様の状態で養生した供試体強度を基に、部材・荷重・気象等を考慮して計画書へ記す。
  2. 供試体の強度は用いず、全工事に一律の時刻を用いる。
  3. 部材の受ける荷重を除外して、外観だけで決める。
  4. コンクリート配合や気象条件を計画から除外する。
【第11問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。強度と荷重移行を踏まえた計画です。側面から底面という全構造物共通の順序を、この根拠だけから補いません。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-8-4第1項/PDF150。

1:正しい。現場状態と部材等に対応する計画です。

2:誤り。同様状態供試体等の根拠で計画します。

3:誤り。荷重も考慮します。

4:誤り。配合・気温・天候等も考慮します。


難易度:★☆☆

問12:フレッシュコンクリートの側圧をp=γhとする独自の液圧モデルで比べる。γは単位体積重量、hは打込み上面からの深さである。深さh=2.0m、単位体積重量が甲22kN/m³、乙24kN/m³のとき、側圧の組合せはどれか。実際の凝結等の効果はこのモデルで無視する。与件は正確値、端数処理なし。

  1. 甲44kN/m²、乙48kN/m²。
  2. 甲11kN/m²、乙12kN/m²。
  3. 甲48kN/m²、乙44kN/m²。
  4. 両方とも46kN/m²。
【第12問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。甲p=22×2=44kN/m²、乙p=24×2=48kN/m²です。同じ深さなら、単位体積重量の大きい乙の側圧が大きくなります。

根拠:A独自の条件を明示した工学・数量モデル p=γh。γ=22,24kN/m³、h=2mなら44,48kN/m²。。

1:正しい。各γにhを乗じます。

2:誤り。hで割った値です。

3:誤り。甲乙を逆にしています。

4:誤り。γが異なるため両者を平均値に置換できません。

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