1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、コンクリートの一般養生の問題です(分野:土木一般・重要度A)。一問一答4問 → 四肢択一5問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。
一問一答(○×)
難易度:★☆☆
問1:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事では、硬化に必要な温度・湿潤状態を保ち、コンクリートを有害な作用から保護する。
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正解:○
正解は○です。硬化に必要な温度・湿潤状態を保ち、コンクリートを有害な作用から保護する。
根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):1-3-6-9第1・2項/PDF144(令和8年3月。採用契約の仕様であり全国一律の法定値ではない。全660頁PDFの通算頁。)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf
国交省 土木工事共通仕様書(案):1-3-6-9第1項/PDF144(令和8年3月。採用契約の仕様であり全国一律の法定値ではない。全660頁PDFの通算頁。)
https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf
難易度:★☆☆
問2:硬化初期のコンクリートは、損傷を招く振動や衝撃の影響を避けて保護する。
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正解:○
正解は○です。硬化初期の有害な作用から保護する養生の一部です。
根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-6-9第1項/PDF144。
難易度:★☆☆
問3:表面を荒らさず作業できる程度に硬化したコンクリートを、十分に水を含んだ養生マット等で覆い、湿潤状態を保つことは給水養生の方法である。
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正解:○
正解は○です。表面を荒らさず作業できる程度に硬化したコンクリートを、十分に水を含んだ養生マット等で覆い、湿潤状態を保つことは給水養生の方法である。
根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編:15・1③⑤/PDF36・冊子33(令和4年3月。44頁PDF。地域の公開手引きの記載・参考図の示す範囲だけ。R8共通仕様書の規定そのものと区別。図・事例は転載しない。)
https://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/pdf/technology/concrete/a4-06.pdf
難易度:★☆☆
問4:必要な湿潤養生期間が残っている場合、せき板を外して露出した面にも給水養生を行う。
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正解:○
正解は○です。取外しによって湿潤養生が不要になるわけではありません。
根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編 15・1④⑥⑦/PDF36。
四肢択一
難易度:★★☆
問5:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、通常工事の湿潤養生期間の設定として適当なものはどれか。
- 表の最短日数が過ぎれば、使用材料や環境条件を検討せず終了する。
- セメントの種類や環境温度等に応じ、実績・信頼できるデータ・試験等で定め、表は目安に使う。
- 現場の環境温度を除外し、全セメントに同じ期間を用いる。
- 湿潤養生を施工計画から除外する。
【第5問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。表1-3-3は目安です。条件に応じた必要期間を確認して設定します。
根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-6-9第2項/PDF144。
1:誤り。表だけで無条件の終了判断をしません。
2:正しい。期間を設定する根拠と表の役割です。
3:誤り。種類と温度に応じて定めます。
4:誤り。必要な湿潤期間を確保します。
難易度:★★☆
問6:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、日平均気温18℃の通常工事(寒中を除く)について、表1-3-3の湿潤養生期間の目安を「普通ポルトランド・混合B・早強ポルトランド」の順に示したものはどれか。
- 7日・3日・5日
- 3日・5日・7日
- 5日・7日・3日
- 7日・9日・5日
【第6問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。該当気温区分では普通5日、混合B7日、早強3日が目安です。実施工の期間は使用材料と環境等に応じ定めます。
根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 表1-3-3・1-3-6-9第2項/PDF144・145。
1:誤り。セメント種類との対応が違います。
2:誤り。セメント種類との対応が違います。
3:正しい。指定気温行と三種類の列の対応です。
4:誤り。指定表の目安から各2日増えています。
難易度:★★☆
問7:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、日平均気温12℃の通常工事(寒中を除く)で表1-3-3の湿潤養生期間の目安を考える。次の記述で適当なものはいくつあるか。
ア:普通ポルトランドセメントは7日。
イ:混合セメントB種は7日。
ウ:早強ポルトランドセメントは4日。
- 0個
- 1個
- 3個
- 2個
【第7問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。アは正しく、イは誤り、ウは正しいです。ア:目安は7日です。イ:目安は9日で、7日ではありません。ウ:目安は4日です。実施工の期間は使用材料と環境等に応じ定めます。
根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 表1-3-3・1-3-6-9第2項/PDF144・145。
1:誤り。アとウが適当です。
2:誤り。適当なのは1個ではなく2個です。
3:誤り。イは目安と違います。
4:正しい。アとウの2個です。
難易度:★★☆
問8:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、日平均気温7℃の通常工事(寒中を除く)で表1-3-3の湿潤養生期間の目安を考える。適当な記述を全て挙げた組合せはどれか。
ア:普通ポルトランドセメントは9日。
イ:混合セメントB種は10日。
ウ:早強ポルトランドセメントは5日。
- ア・ウ
- ア・イ
- イ・ウ
- ア・イ・ウ
【第8問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。アは正しく、イは誤り、ウは正しいです。ア:目安は9日です。イ:目安は12日で、10日ではありません。ウ:目安は5日です。実施工の期間は使用材料と環境等に応じ定めます。
根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 表1-3-3・1-3-6-9第2項/PDF144・145。
1:正しい。アとウが適当です。
2:誤り。イが不適当でウを含みません。
3:誤り。イが不適当でアを含みません。
4:誤り。イは不適当です。
難易度:★★☆
問9:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、蒸気等の促進養生で施工計画書に記す事項として適当なものはどれか。
- 開始時期と最高温度を定め、昇温・冷却の速度は施工中の温度記録から事後に計画する。
- 開始時期・昇温速度・養生温度と時間を定め、冷却速度は計画書ではなく現場の成り行きに委ねる。
- 開始時期、昇温・冷却速度、養生温度及び時間などを施工計画書に記載する。
- 最高養生温度を定めることで、開始時期・昇温速度・保持時間・冷却速度の計画に代える。
【第9問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。開始から冷却までの温度・時間条件を計画し、悪影響を防ぎます。
根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-6-9第4項/PDF145。
1:誤り。昇温・冷却速度も事前に計画書へ記載する事項です。
2:誤り。促進養生は冷却段階も含めて計画します。
3:正しい。開始から冷却までの温度・時間条件を計画し、悪影響を防ぎます。
4:誤り。最高温度だけでは、開始時期・速度・時間という別の管理項目を代替できません。