1級土木施工管理技士 土木一般 一問一答・四肢択一(全30問)|場所打ち杭の掘削・配筋・打設

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、場所打ち杭の掘削・配筋・打設の問題です(分野:土木一般・重要度A)。一問一答10問 → 四肢択一20問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:場所打ち杭では、掘削した孔へ鉄筋かごを建て込み、コンクリートを現場で打ち込んで杭体を形成する。

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正解:○

正解は○です。製作済みの杭を打ち込む形式とは区別します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第8〜13項/PDF252・253。


難易度:★☆☆

問2:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、場所打ち杭のコンクリート打込みに先立ち、孔底のスライムを除去する。

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正解:○

正解は○です。孔底沈殿物を残したまま打ち込まないようにします。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第8項/PDF252。


難易度:★★☆

問3:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、オールケーシングの引抜きでは、引抜き最終時を除きチューブ下端をコンクリート上面より2m以上内部へ挿入しておく。

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正解:○

正解は○です。鉄筋かごの共上りを防ぐとともに、規定の挿入状態を保ちます。トレミーの開始時例外とは別です。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第14項/PDF253。


難易度:★☆☆

問4:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事で、アースドリル工法の鉄筋かごを降ろすときは、孔壁への接触によって孔壁崩壊を生じさせないように建て込む。

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正解:○

正解は○です。鉄筋かごが孔壁に当たって孔壁崩壊を起こすことを防ぐように建て込みます。意図的に接触させる指示ではありません。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案)令和8年3月 3-2-4-5第17項/PDF253。


難易度:★★☆

問5:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、鉄筋かごの形状保持だけを目的として、構造設計上考慮する鉄筋へ溶接することを通常の方法にする。

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正解:×

正解は×です。構造設計上考慮する鉄筋に形状保持の溶接を行わない原則です。これにより難い場合は協議します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第11項/PDF252。


難易度:★★☆

問6:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、深礎工で土留め材と地山の間に空隙が生じた。孔口付近にだけ裏込注入を行えば、全長にわたって注入する条件を満たす。

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正解:×

正解は×です。生じた空隙には全長にわたって裏込注入します。材料の設計指定がなければ監督職員の承諾も必要です。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-6第8項/PDF255、冊子3-61。


難易度:★☆☆

問7:国交省の公共建築工事標準仕様書・令和7年版を適用する場所打ちコンクリート杭では、コンクリートの打込みに伴う鉄筋かごの浮上がりを防止する。

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正解:○

正解は○です。4.5.5(3)(キ)は鉄筋かごの浮上防止を定めています。打込み中も所定位置を保持する必要があります。

根拠:国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 4.5.5(3)(キ)、PDF28/22;国土交通省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-6-4第4項、PDF140/1-62、及び3-2-4-5第11項PDF252。


難易度:★☆☆

問8:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和7年3月24日改正版のリバース工法による掘削では、土質と地下水の状況から必要な長さを定めたスタンドパイプを、掘削前に杭心に合わせて鉛直に建て込む。

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正解:○

正解は○です。指定示方書は、孔壁崩壊を防ぐために、必要な長さのスタンドパイプを杭心へ合わせ鉛直に設置することを求めています。ここでは逆循環排土の経路全体の知識までは問いません。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 令和7年3月24日改正(§5-6(4)エ(イ)(a)–(d)、PDF77(冊子71));国交省 土木工事共通仕様書案 令和8年3月(§3-2-4-5第16項、PDF253(冊子3-59))。


難易度:★☆☆

問9:オールケーシング工法では、ケーシングチューブを揺動又は回転させて圧入し、その管内をハンマーグラブで掘削・排土する。

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正解:○

正解は○です。ケーシングで孔壁を保持し、管内の地盤をハンマーグラブで掘削・排土します。ケーシングの動作とグラブの役割を分けて理解します。

根拠:

環境省公開資料 第7章「送電線建設工法等の整理」:冊子244/PDF17、a.オールケーシング工法

https://repos.env.go.jp/web/dat/report/h25k/h25k_chpt7.pdf


難易度:★☆☆

問10:リバース工法では、回転ビットで掘削した土砂を孔内水とともにドリルパイプ内部から地上へ吸い上げて排出する。

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正解:○

正解は○です。逆循環の排土経路です。孔内水による孔壁保持の管理とは区別します。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 令和7年3月24日改正:§5-6(4)エ(イ)(a)–(d)、PDF77(冊子71)(指定資料の版・条件による)

https://www.jrtt.go.jp/procurement/dobokukouzihyouzyunnsihousyo_R7324-3.pdf

国交省 土木工事共通仕様書案 令和8年3月:§3-2-4-5第16項、PDF253(冊子3-59)(指定資料の版・条件による)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

環境省公開資料 第7章「送電線建設工法等の整理」:冊子245/PDF18、c.リバース工法及び図7-22(指定公開分冊。第7章の章名を本文で確認。報告書全体の表紙・正式名称・刊行年月は今回未特定。)

https://repos.env.go.jp/web/dat/report/h25k/h25k_chpt7.pdf

鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 令和7年3月24日改正:リバース工法の掘削・スタンドパイプ、水頭管理(指定資料の版・条件による)

https://www.jrtt.go.jp/procurement/dobokukouzihyouzyunnsihousyo_R7324-3.pdf

阪口理 場所打ちぐいの問題点 コンクリート工学18巻9号1980年:1980年9月、2.3、冊子3/PDF3、本文と図3の経路(指定資料の版・条件による)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/coj1975/18/9/18_1/_pdf

四肢択一

難易度:★★☆

問11:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、リバース工法又はアースドリル工法の掘削中に、孔壁崩壊を防ぐ水位管理はどれか。

  1. 外水位を測定せず、孔内に水があることだけで管理する。
  2. 孔内水位を外水位より低く保つ。
  3. 孔内水位を排出土量だけで代えて記録する。
  4. 孔内水位を外水位より低下させない。
【第11問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。水位差の規定を確認します。全国一律の2mの差という数値は、この根拠から補っていません。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第16項/PDF253。

1:誤り。外水位との関係を確認できません。

2:誤り。規定の関係と逆です。

3:誤り。水位変動も管理対象です。

4:正しい。孔内外の水位関係を管理します。


難易度:★★☆

問12:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、杭頭の特別な配置を除く鉄筋かごのスペーサ配置の対応はどれか。

  1. 同一深さ4ヶ所以上、深さ方向3m間隔程度
  2. 同一深さ3ヶ所以上、深さ方向4m間隔程度
  3. 同一深さ1ヶ所、深さ方向3m間隔程度
  4. 同一深さ4ヶ所以上、深さ方向10m間隔程度
【第12問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。同一深さの周方向個数と、深さ方向の間隔を区別します。杭頭部の円周500〜700mm間隔の規定は別です。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第9項/PDF252。

1:正しい。設計かぶりを確保する配置です。

2:誤り。個数と深さ方向間隔が違います。

3:誤り。同一深度の最低個数を満たしません。

4:誤り。深さ方向の間隔が指定の程度と違います。


難易度:★★☆

問13:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、場所打ち杭のトレミー管による打込みの管理として適当なものはどれか。

  1. 打込み開始後は管先端をコンクリート上面より上に保つ。
  2. プランジャー方式とし、開始時を除き管先端をコンクリート上面から2m以上入れ、数量と高さを計測する。
  3. 管の位置が分かれば、打込み数量と高さの計測を省く。
  4. 開始時も含めて、打込済みコンクリート内に2m以上入れることに例外はない。
【第13問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。挿入深さの規定は打込み開始時の例外付きです。規定の方式により難い場合には監督職員の承諾が必要です。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第12項/PDF253。

1:誤り。開始時を除きコンクリート中への挿入が必要です。

2:正しい。方式、管理対象、挿入深さの例外を区別しています。

3:誤り。数量と高さを常時測ります。

4:誤り。打込み開始時を除く規定です。


難易度:★★☆

問14:R8共通仕様書3-2-4-5第16項のリバース、アースドリル、ダウンザホールハンマー、大口径ボーリングマシンによる掘削で安定液を使用する。掘削深度・排出土砂に加えて管理する項目として適当なものはどれか。

  1. 孔内水位:安定液使用中は変動の管理対象外/安定液:投入量が分かれば性状は管理対象外
  2. 孔内水位:変動を管理する/安定液:投入量が分かれば性状は管理対象外
  3. 孔内水位:変動を管理する/安定液:濃度・比重等の性状を管理する
  4. 孔内水位:安定液使用中は変動の管理対象外/安定液:濃度・比重等の性状を管理する
【第14問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。孔内水位の変動と、使用する安定液の濃度・比重等を管理します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):3-2-4-5第16項/PDF253(令和8年3月。指定仕様を採用する工事に限定。参照するJIS・有料便覧の本文や全手順は確認済みとしない。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

1:誤り。孔内水位の変動と、使用する安定液の濃度・比重等を管理します。

2:誤り。孔内水位の変動と、使用する安定液の濃度・比重等を管理します。

3:正しい。孔内水位の変動と、使用する安定液の濃度・比重等を管理します。

4:誤り。孔内水位の変動と、使用する安定液の濃度・比重等を管理します。


難易度:★★☆

問15:国交省の土木工事安全施工技術指針令和8年3月版による場合、オールケーシングのハンマーグラブ操作中に掘削機へ近づく必要が生じた。対応はどれか。

  1. グラブの位置:ケーシング外/グラブの状態:速度低下を確認すれば停止前に接近
  2. グラブの位置:ケーシング内/グラブの状態:速度低下を確認すれば停止前に接近
  3. グラブの位置:ケーシング外/グラブの状態:停止を確認してから接近
  4. グラブの位置:ケーシング内/グラブの状態:停止を確認してから接近
【第15問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。接近が必要な場合でも、グラブがケーシング内に入って停止してから近づきます。

根拠:国交省 土木工事安全施工技術指針:第8章第3節1(3)/PDF68、冊子60(令和8年3月。工種・条件ごとの安全措置だけ。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990889.pdf

環境省公開資料 第7章「送電線建設工法等の整理」:冊子244/PDF17、a.オールケーシング工法(指定公開分冊。第7章の章名を本文で確認。報告書全体の表紙・正式名称・刊行年月は今回未特定。)

https://repos.env.go.jp/web/dat/report/h25k/h25k_chpt7.pdf

1:誤り。接近が必要な場合でも、グラブがケーシング内に入って停止してから近づきます。

2:誤り。接近が必要な場合でも、グラブがケーシング内に入って停止してから近づきます。

3:誤り。接近が必要な場合でも、グラブがケーシング内に入って停止してから近づきます。

4:正しい。接近が必要な場合でも、グラブがケーシング内に入って停止してから近づきます。


難易度:★★☆

問16:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、深礎の土留めと入坑前の安全確認の組合せとして適当なものはどれか。安全確認はR8安全施工技術指針による。

  1. 土留め:全長に行い、これにより難い場合は協議/ガス・酸欠:入坑前に測定して安全を確認
  2. 土留め:孔口付近だけに行い、深部は原則不要/ガス・酸欠:入坑してから初めて測定
  3. 土留め:全長に行い、これにより難い場合は協議/ガス・酸欠:入坑してから初めて測定
  4. 土留め:孔口付近だけに行い、深部は原則不要/ガス・酸欠:入坑前に測定して安全を確認
【第16問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。全長土留めの原則と、入坑前測定による安全確認を行います。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):3-2-4-6第3項/PDF254(令和8年3月。指定仕様を採用する工事に限定。参照するJIS・有料便覧の本文や全手順は確認済みとしない。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

国交省 土木工事安全施工技術指針:第8章第4節1(4)/PDF69、冊子61(令和8年3月。工種・条件ごとの安全措置だけ。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990889.pdf

1:正しい。全長土留めの原則と、入坑前測定による安全確認を行います。

2:誤り。全長土留めの原則と、入坑前測定による安全確認を行います。

3:誤り。全長土留めの原則と、入坑前測定による安全確認を行います。

4:誤り。全長土留めの原則と、入坑前測定による安全確認を行います。


難易度:★★☆

問17:R8共通仕様書3-2-4-5第8項の場所打杭で、支持地盤への到達確認と資料保存の方法として適当な組合せはどれか。

  1. 確認:掘削深度だけを見て土砂や地質情報は照合しない/確認資料:打込み開始時に破棄する
  2. 確認:掘削深度・掘削土砂を地質柱状図・サンプル等と照合/確認資料:整備して保管する
  3. 確認:掘削深度・掘削土砂を地質柱状図・サンプル等と照合/確認資料:打込み開始時に破棄する
  4. 確認:掘削深度だけを見て土砂や地質情報は照合しない/確認資料:整備して保管する
【第17問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。深度と現地土砂等を地質情報に照合し、支持地盤を確認して資料を保管します。スライム処理とは別の管理です。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):3-2-4-5第8項/PDF252(令和8年3月。指定仕様を採用する工事に限定。参照するJIS・有料便覧の本文や全手順は確認済みとしない。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書:5-6(4)カ・キ、冊子74/PDF80(令和8年10月5日一部改正(公式一覧R8.10)。2-4線路土工/2-10路盤工。全事業者の全国一律規定にはしない。)

https://www.jrtt.go.jp/procurement/01_dobokukouji_shihousyo_R8.10kaisei.pdf

国交省 土木工事共通仕様書(案):3-2-4-5第8項、冊子3-58/PDF252(令和8年3月。指定仕様を採用する工事に限定。参照するJIS・有料便覧の本文や全手順は確認済みとしない。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

1:誤り。深度と現地土砂等を地質情報に照合し、支持地盤を確認して資料を保管します。スライム処理とは別の管理です。

2:正しい。深度と現地土砂等を地質情報に照合し、支持地盤を確認して資料を保管します。スライム処理とは別の管理です。

3:誤り。深度と現地土砂等を地質情報に照合し、支持地盤を確認して資料を保管します。スライム処理とは別の管理です。

4:誤り。深度と現地土砂等を地質情報に照合し、支持地盤を確認して資料を保管します。スライム処理とは別の管理です。


難易度:★★☆

問18:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、オールケーシング以外の場所打ち杭の余盛りについて、設計打上り面より高く打つ最低高さの対応はどれか。

  1. 孔内水の使用に関わらず30cm
  2. 孔内水不使用80cm・使用50cm
  3. 孔内水不使用50cm・使用80cm
  4. 孔内水の使用に関わらず50cm
【第18問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。品質不良部分を見込んで高く打ち、硬化後に設計高さへ取り壊します。オールケーシングでは鉄筋天端まで打つ別規定があります。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第13項/PDF253。

1:誤り。指定の最低高さを満たしません。

2:誤り。二つの区分を逆にしています。

3:正しい。孔内水の使用有無による区分です。

4:誤り。孔内水使用時の80cmを満たしません。


難易度:★★☆

問19:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、場所打ち杭の杭頭径の確認時期と範囲はどれか。

  1. 径の設計値を転記して、施工後の杭径確認を代える。
  2. 代表の1杭だけを、余盛部撤去後に確認する。
  3. 全杭を、鉄筋かごの製作前に確認する。
  4. 全杭を、床掘完了後で杭頭余盛部の撤去前に確認する。
【第19問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。確認状況を写真に撮って提出し、不適合があれば補修等を協議します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第15項/PDF253。

1:誤り。実際の杭頭径を確認します。

2:誤り。全杭・撤去前の条件が違います。

3:誤り。指定時点は床掘完了後です。

4:正しい。全杭と撤去前という指定です。


難易度:★☆☆

問20:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、場所打杭の鉄筋かごで、特に杭頭部のスペーサを円周方向に配置する間隔はどれか。深さ方向の一般部の間隔を問うものではない。

  1. 200〜400mm
  2. 300〜500mm
  3. 700〜900mm
  4. 500〜700mm
【第20問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。指定資料に記載された値は500〜700mmです。施工案の可否ではなく、指定された標準値・目安値そのものを比較します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):3-2-4-5第9項/PDF252(令和8年3月。指定仕様を採用する工事に限定。参照するJIS・有料便覧の本文や全手順は確認済みとしない。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

1:誤り。指定値は500〜700mmで、この肢の値ではありません。

2:誤り。指定値は500〜700mmで、この肢の値ではありません。

3:誤り。指定値は500〜700mmで、この肢の値ではありません。

4:正しい。指定値に一致します。


難易度:★★☆

問21:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、場所打杭の試験杭の扱いとして誤っているものはどれか。

  1. 設計図書が複数の試験杭を指定していても、最初の一本だけで済ませてよい。
  2. 指定がなければ、最初の本杭を試験杭として使用できるように施工してよい。
  3. 一本で情報不足なら、次の杭も試験杭として情報を補い後続施工へ反映する。
  4. 試験杭の指定がなければ、各基礎ごとに試験杭を施工する。
【第21問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。設計図書の指定を優先します。指定がない場合の各基礎・最初の本杭の扱いと、情報不足時に次の杭で補足する手順を区別します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-5第1項/PDF251。

1:不適当。設計図書に従う原則を満たしません。

2:適当。指定がない場合に認められる最初の本杭の利用です。

3:適当。不足する施工管理情報を補足する扱いです。

4:適当。指定がない場合の各基礎ごとの扱いです。


難易度:★★☆

問22:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、深礎工の鉄筋継手について、原則の組合せはどれか。これにより難い場合の監督職員の承諾による扱いは別とする。

  1. 軸方向:重ねのみ/せん断補強:機械式のみ
  2. 軸方向:機械式/せん断補強:重ね又は機械式
  3. 軸方向:機械式/せん断補強:重ねのみ
  4. 軸方向:重ねのみ/せん断補強:重ねのみ
【第22問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。軸方向鉄筋は機械式継手、せん断補強鉄筋は重ね継手又は機械式継手です。場所打杭の一般的な鉄筋かごの継手規定と区別します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-6第7項/PDF255、冊子3-61。

1:誤り。軸方向の原則が違い、せん断補強の重ね継手も除いています。

2:正しい。原則の継手形式の組合せです。

3:誤り。せん断補強は機械式も認められます。

4:誤り。軸方向の原則が違い、せん断補強の機械式も除いています。


難易度:★★☆

問23:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、深礎工の裏込材注入圧力の原則と、これにより難い場合の手続の組合せはどれか。

  1. 0.1N/mm²程度/注入を完了してから監督職員の承諾を求める
  2. 1.0N/mm²程度/施工前に監督職員の承諾を得る
  3. 0.1N/mm²程度/施工前に監督職員の承諾を得る
  4. 0.1N/mm²程度/監督職員への手続を省き任意の圧力で施工する
【第23問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。0.1N/mm²程度の低圧を原則とし、難しい場合は施工に先立って監督職員の承諾を得ます。目安の「程度」を厳密な上限に置き換えません。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 3-2-4-6第9項/PDF255、冊子3-61。

1:誤り。施工に先立つ承諾が必要です。

2:誤り。原則の圧力の目安が10倍です。

3:正しい。指定の低圧と事前承諾の対応です。

4:誤り。難しい場合の事前承諾を省いています。


難易度:★☆☆

問24:鉄道・運輸機構「土木工事標準示方書」令和7年3月24日改正版のリバース工法による掘削を適用する。孔内水位を地下水の水頭より高く保つ管理値として、同示方書に記された最小の差はどれか。

  1. 1.0m
  2. 2.0m
  3. 1.5m
  4. 2.5m
【第24問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。指定資料に記載された値は2.0mです。施工案の可否ではなく、指定された標準値・目安値そのものを比較します。

根拠:鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書 令和7年3月24日改正:§5-6(4)エ(イ)(c)、PDF77(冊子71)(指定資料の版・条件による)

https://www.jrtt.go.jp/procurement/dobokukouzihyouzyunnsihousyo_R7324-3.pdf

1:誤り。指定値は2.0mで、この肢の値ではありません。

2:正しい。指定値に一致します。

3:誤り。指定値は2.0mで、この肢の値ではありません。

4:誤り。指定値は2.0mで、この肢の値ではありません。


難易度:★☆☆

問25:共通の大気圧に開いた二つの静水域について、両方の水面より低い同じ標高で水圧を比べる独自モデルである。水位差Δh=2.0m、水圧差Δp=γwΔhとする。両水域で同じγwを用い、γwを9.8kN/m³とするモデルA、10.0kN/m³とするモデルBを別々に計算した水圧差はどれか。値は正確値、単位kN/m²、小数第1位まで、丸めなし。規定値や孔壁の安全性は問わない。

  1. A:4.9、B:5.0。
  2. A:20.0、B:19.6。
  3. A:19.6、B:20.0。
  4. A:0.0、B:0.0。
【第25問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。モデルAは9.8×2.0=19.6kN/m²、モデルBは10.0×2.0=20.0kN/m²です。近似に用いる単位体積重量の違いを区別します。この換算から、孔壁安定の規定値が20kN/m²以上であるとは導けません。

根拠:A独自の静水圧差比較モデル(Δp=γwΔh、Pythonで再計算)。

1:誤り。γwを水位差で割った値です。

2:誤り。A・Bを逆にしています。

3:正しい。各モデルのγwに共通の水位差2.0mを掛けます。

4:誤り。同じ標高でも水面の高さが違うため、モデルの水圧差は0ではありません。


難易度:★★☆

問26:環境省公開「送電線建設工法等の整理」第7章の一般的なアースドリル工法について、掘削・排土機構と孔壁保持の説明として適当なものはどれか。

  1. 掘削・排土:自由落下させるハンマーグラブで土砂を回収する/孔壁保持:表層をケーシング、より深い部分は乾燥したまま保持
  2. 掘削・排土:回転するドリリングバケット内に土砂を収め地上へ出す/孔壁保持:表層をケーシング、より深い部分を安定液で保護
  3. 掘削・排土:回転するドリリングバケット内に土砂を収め地上へ出す/孔壁保持:表層をケーシング、より深い部分は乾燥したまま保持
  4. 掘削・排土:自由落下させるハンマーグラブで土砂を回収する/孔壁保持:表層をケーシング、より深い部分を安定液で保護
【第26問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。指定資料のアースドリルは、回転バケットによる排土とケーシング・安定液による孔壁保護です。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):3-2-4-5第16項/PDF253(令和8年3月。指定仕様を採用する工事に限定。参照するJIS・有料便覧の本文や全手順は確認済みとしない。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

環境省公開資料 第7章「送電線建設工法等の整理」:b.アースドリル工法、c.リバース工法、冊子245/PDF18(指定公開分冊。第7章の章名を本文で確認。報告書全体の表紙・正式名称・刊行年月は今回未特定。)

https://repos.env.go.jp/web/dat/report/h25k/h25k_chpt7.pdf

環境省公開資料 第7章「送電線建設工法等の整理」:冊子245/PDF18、b.アースドリル工法(指定公開分冊。第7章の章名を本文で確認。報告書全体の表紙・正式名称・刊行年月は今回未特定。)

https://repos.env.go.jp/web/dat/report/h25k/h25k_chpt7.pdf

1:誤り。指定資料のアースドリルは、回転バケットによる排土とケーシング・安定液による孔壁保護です。

2:正しい。指定資料のアースドリルは、回転バケットによる排土とケーシング・安定液による孔壁保護です。

3:誤り。指定資料のアースドリルは、回転バケットによる排土とケーシング・安定液による孔壁保護です。

4:誤り。指定資料のアースドリルは、回転バケットによる排土とケーシング・安定液による孔壁保護です。


難易度:★★☆

問27:場所打ち杭の施工法を選ぶとき、孔壁保持の方法を左右する条件として適当なものはどれか。

  1. 同じ設計杭径の施工実績があれば、地下水位が異なる現場にも同じ孔壁保持の方法を採用する。
  2. 孔壁保持の方法を機材の保有状況だけで決め、地層への適否は採用後に判断する。
  3. 地層・支持層深さ・地下水位に適する孔壁保持の方法を、機材の搬入条件・能力等と併せて選ぶ。
  4. 地盤に適する孔壁保持の方法を選んだことを、使用機材の搬入可否の確認にも代える。
【第27問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。孔壁保持の方法と、地盤・水・機材等の現場条件を対応させます。

根拠:JICA インドネシア共和国東西ヌサトゥンガラ州橋梁建設計画 基本設計調査報告書 平成17年1月:平成17年1月、3-17/PDF53、(3)下部構造及び表3.2.2-4

https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/11783784_01.pdf

環境省公開資料 第7章「送電線建設工法等の整理」:第7章、PDF17–18

https://repos.env.go.jp/web/dat/report/h25k/h25k_chpt7.pdf

1:誤り。杭径や施工実績だけでなく、地下水位等の現場条件への適合が必要です。

2:誤り。地盤・地下水の条件と機材の条件を併せて施工法を選びます。

3:正しい。孔壁保持の方法と、地盤・水・機材等の現場条件を対応させます。

4:誤り。地盤に適することと、必要な機材を搬入できることは別の選定条件です。


難易度:★★☆

問28:場所打ち杭の一般的な施工機構について、リバース工法の排土方式と、アースドリル工法の表層ケーシング以深の孔壁保持の組合せとして適当なものはどれか。

  1. リバースの排土:ドリルパイプ内部を通して吸い上げる。アースドリルの表層ケーシング以深:全長のケーシングで保持する。
  2. リバースの排土:孔内水とともにドリルパイプ内部を通して吸い上げる。アースドリルの表層ケーシング以深:安定液で保持する。
  3. リバースの排土:土砂をバケットに収納し地上へ引き上げる。アースドリルの表層ケーシング以深:安定液で保持する。
  4. リバースの排土:土砂をバケットに収納し地上へ引き上げる。アースドリルの表層ケーシング以深:全長のケーシングで保持する。
【第28問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。リバースの水と土砂の吸上げと、アースドリルの孔壁保持を区別しています。

根拠:環境省公開資料 第7章「送電線建設工法等の整理」:第7章、冊子245/PDF18、b・c

https://repos.env.go.jp/web/dat/report/h25k/h25k_chpt7.pdf

阪口理 場所打ちぐいの問題点 コンクリート工学18巻9号1980年:2.3、冊子3/PDF3

https://www.jstage.jst.go.jp/article/coj1975/18/9/18_1/_pdf

1:誤り。指定資料のアースドリル工法では、表層ケーシングより深い部分は安定液で保持します。

2:正しい。リバースの水と土砂の吸上げと、アースドリルの孔壁保持を区別しています。

3:誤り。バケットへの収納・引上げはアースドリルの排土機構で、リバースと混同しています。

4:誤り。排土機構と、指定資料のアースドリルの孔壁保持方法の両方が異なります。


難易度:★★☆

問29:JRTT土木工事標準示方書R8年10月5日改正版5-6(4)キの孔底処理による。一次・二次処理の時点と、オールケーシング又はアースドリルで二次処理を省略できる条件として適当な組合せはどれか。

  1. 時点:一次は掘削終了後、二次は鉄筋かご建込み後かつ打込み直前/二次省略:打込み直前にスライムなしと判断できる場合
  2. 時点:一次は掘削終了後、二次は鉄筋かご建込み前のみ/二次省略:一次を行えば打込み直前の孔底状態によらず省略
  3. 時点:一次は掘削終了後、二次は鉄筋かご建込み後かつ打込み直前/二次省略:一次を行えば打込み直前の孔底状態によらず省略
  4. 時点:一次は掘削終了後、二次は鉄筋かご建込み前のみ/二次省略:打込み直前にスライムなしと判断できる場合
【第29問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。処理の時点と、指定二工法での打込み直前の孔底状態を伴う省略条件を区別します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):3-2-4-5第8項/PDF252(令和8年3月。指定仕様を採用する工事に限定。参照するJIS・有料便覧の本文や全手順は確認済みとしない。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

鉄道・運輸機構 土木工事標準示方書:5-6(4)カ・キ、冊子74/PDF80(令和8年10月5日一部改正(公式一覧R8.10)。2-4線路土工/2-10路盤工。全事業者の全国一律規定にはしない。)

https://www.jrtt.go.jp/procurement/01_dobokukouji_shihousyo_R8.10kaisei.pdf

国交省 土木工事共通仕様書(案):3-2-4-5第8項、冊子3-58/PDF252(令和8年3月。指定仕様を採用する工事に限定。参照するJIS・有料便覧の本文や全手順は確認済みとしない。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf

1:正しい。処理の時点と、指定二工法での打込み直前の孔底状態を伴う省略条件を区別します。

2:誤り。処理の時点と、指定二工法での打込み直前の孔底状態を伴う省略条件を区別します。

3:誤り。処理の時点と、指定二工法での打込み直前の孔底状態を伴う省略条件を区別します。

4:誤り。処理の時点と、指定二工法での打込み直前の孔底状態を伴う省略条件を区別します。


難易度:★★☆

問30:一般的なアースドリル工法における掘削・排土の仕組みとして適当なものはどれか。

  1. 掘削土を孔内水とともにドリルパイプ内部から吸い上げる。
  2. ケリーバでバケットを回転させるが、掘削土の地上への排出はドリルパイプ内の吸上げで行う。
  3. 安定液を孔壁保持ではなく土砂の収納容器として扱い、回転バケットは土砂の回収には用いない。
  4. ケリーバ先端のドリリングバケットを回転させ、内部に収めた掘削土を地上へ上げて排出する。
【第30問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。回転するバケットへの収納と地上での排出が基本の機構です。

根拠:環境省公開資料 第7章「送電線建設工法等の整理」:b.アースドリル工法、c.リバース工法、冊子245/PDF18

https://repos.env.go.jp/web/dat/report/h25k/h25k_chpt7.pdf

1:誤り。孔内水とともにドリルパイプ内を吸い上げるのは、比較対象のリバース工法の機構です。

2:誤り。バケットに収めた掘削土を地上へ引き上げます。リバースの排土機構を混在させています。

3:誤り。安定液による孔壁保持と、バケットによる土砂の収納・排出の役割を取り違えています。

4:正しい。回転するバケットへの収納と地上での排出が基本の機構です。

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