1級土木施工管理技士 土木一般 一問一答・四肢択一(全21問)|コンクリートの配合とフレッシュ性状

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、コンクリートの配合とフレッシュ性状の問題です(分野:土木一般・重要度A)。一問一答6問 → 四肢択一15問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:単位水量が160kg/m³とは、コンクリート1m³に用いる水の質量が160kgであることを表す。

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正解:○

正解は○です。単位水量の基準はコンクリートの容積1m³で、水1m³の質量を表すものではありません。

根拠:九州地方整備局遠賀川河川事務所掲載 建設技術講習会「コンクリートについて考える その2」 単位量の定義/PDF57・冊子56。


難易度:★☆☆

問2:コンクリートの空気量の百分率は、含まれる空気の質量をコンクリート全体の質量で除して求める。

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正解:×

正解は×です。空気量は容積の割合です。質量の割合と取り違えないようにします。

根拠:九州地方整備局遠賀川河川事務所掲載 建設技術講習会「コンクリートについて考える その2」 AE空気量/PDF44・冊子43。


難易度:★☆☆

問3:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事では、必要な強度・耐久性等の性能と施工性を確保できる範囲で、単位水量を小さくする。

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正解:○

正解は○です。必要な強度・耐久性等の性能と施工性を確保できる範囲で、単位水量を小さくする。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案):1-3-3-3第1項/PDF136(令和8年3月。採用契約の仕様であり全国一律の法定値ではない。全660頁PDFの通算頁。)

https://www.mlit.go.jp/tec/content/001990182.pdf


難易度:★☆☆

問4:フレッシュコンクリートの粗骨材が局部的に集中する現象は、材料分離の一例である。

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正解:○

正解は○です。構成材料の分布が不均一になる現象です。

根拠:日本コンクリート工学会 コンクリートの基礎知識・材料分離 本文材料分離。


難易度:★★☆

問5:細骨材率を過度に小さくすると、コンクリートの材料分離が生じやすくなる場合がある。

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正解:○

正解は○です。必要な施工性と材料分離への抵抗を考慮して設定します。小さくすることだけを目標にしません。

根拠:日本コンクリート工学会 コンクリートの基礎知識・ワーカビリティー 本文ワーカビリティー。


難易度:★★☆

問6:中国地方整備局「コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編」令和4年3月版の記載について、4章1が紹介する荷卸し時スランプ12cmは、現場の運搬・打込み・締固め条件を検討せずに採用する固定値である。

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正解:×

正解は×です。一般に12cmとしてもよいという扱いであり、施工条件を考慮して適切に設定します。値だけを独立させて固定値にはしません。

根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編 4・1①/PDF12・冊子9。

四肢択一

難易度:★☆☆

問7:混和材を含まないコンクリートの単位水量は171kg/m³、単位セメント量は380kg/m³である。水セメント比は何%か。骨材内部の吸水は別に計上せず、与えた配合の水量を用いる。端数処理は不要。

  1. 45%
  2. 40%
  3. 35%
  4. 50%
【第7問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。水とセメントの質量比です。171÷380×100=45%となります。

根拠:九州地方整備局遠賀川河川事務所掲載 建設技術講習会「コンクリートについて考える その2」 水セメント比/PDF26・冊子25;九州地方整備局遠賀川河川事務所掲載 建設技術講習会「コンクリートについて考える その2」 単位量の定義/PDF57・冊子56。

1:正しい。171÷380×100=45%です。

2:誤り。171/380は0.40ではありません。

3:誤り。水量/セメント量の質量比と一致しません。

4:誤り。半分ではなく0.45です。


難易度:★☆☆

問8:スランプ試験で直接調べるフレッシュコンクリートの性質はどれか。

  1. 材齢28日の圧縮強度
  2. 変形や流動に対する抵抗性の程度
  3. 鉄筋の位置の正確さ
  4. 骨材の有機不純物の含有量
【第8問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。スランプ試験は変形量からコンシステンシーを調べます。作業性全体や硬化後の強度とは区別します。

根拠:日本コンクリート工学会 コンクリートの基礎知識・コンシステンシー 本文コンシステンシー。

1:誤り。硬化後の強度を直接測る試験ではありません。

2:正しい。コンシステンシーの評価です。

3:誤り。配筋位置の検査ではありません。

4:誤り。骨材の不純物試験ではありません。


難易度:★★☆

問9:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、示方配合を現場配合へ補正するときに考慮する組合せはどれか。

  1. 骨材の含水状態、5mmふるいを通過する細骨材量、5mmふるいに留まる粗骨材量、混和剤の希釈水量。
  2. 骨材の含水状態、5mmふるいに留まる細骨材量、5mmふるいを通過する粗骨材量。ただし希釈水は練混ぜ水量に算入しない。
  3. 骨材の含水状態は示方配合の状態と等しいとし、5mmふるいを通過する粗骨材量と混和剤の希釈水量を補正する。
  4. 骨材の含水状態、5mmふるいに留まる細骨材量、5mmふるいを通過する粗骨材量、混和剤の希釈水量。
【第9問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。実際の含水状態、骨材区分をまたぐ量、希釈水等を考慮します。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-3-3第4項/PDF136。

1:誤り。補正で考慮するのは、細骨材中の5mmふるいに留まる量と、粗骨材中の同ふるいを通過する量です。

2:誤り。混和剤の希釈水量も、現場配合への補正で考慮します。

3:誤り。実際の骨材の含水状態を確認して考慮します。示方配合と等しいという仮定で置き換えません。

4:正しい。実際の含水状態、骨材区分をまたぐ量、希釈水等を考慮します。


難易度:★★☆

問10:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、配合試験の扱いとして適当なものはどれか。

  1. 原則は施工前の試験と配合表確認で、JISマーク表示のレディーミクストコンクリート等には規定の省略条件がある。
  2. 施工を終えてから初めて配合試験を行うことを原則とする。
  3. 他工事で使ったという説明だけで、工事の種類や品質データを確認せず省略できる。
  4. JISマーク表示製品についても、規定上の省略の余地はない。
【第10問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。省略条件を満たすかを確認します。使用経験だけで条件を広げません。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-3-3第2項/PDF136。

1:正しい。原則と省略条件の区別です。

2:誤り。施工に先立って行います。

3:誤り。公共工事の使用実績と品質管理データ等の条件があります。

4:誤り。JISマーク表示製品は省略できる規定があります。


難易度:★★☆

問11:必要性能を検討した結果、水セメント比の上限が強度で52%、耐久性で48%、水密性で50%と与えられた。これら三条件を満たすための上限はどれか。値はこの仮想配合の検討結果であり、全国基準値ではない。

  1. 50%
  2. 48%
  3. 52%
  4. 54%
【第11問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。水セメント比≦52、≦48、≦50を同時に満たすため48%以下とします。

根拠:九州地方整備局遠賀川河川事務所掲載 建設技術講習会「コンクリートについて考える その2」 水セメント比/PDF26・冊子25。

1:誤り。耐久性上限48%を超えます。

2:正しい。三つの上限の最小値です。

3:誤り。耐久性と水密性の上限を超えます。

4:誤り。三つの上限をいずれも超えます。


難易度:★☆☆

問12:中国地方整備局「コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編」令和4年3月版について、4章に示す単位水量上限の標準値はどれか。粗骨材寸法別の推奨範囲とは分けて答える。

  1. 165kg/m³
  2. 170kg/m³
  3. 175kg/m³
  4. 180kg/m³
【第12問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。指定資料に記載された値は175kg/m³です。施工案の可否ではなく、指定された標準値・目安値そのものを比較します。

根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編:4・2②/PDF12・冊子9(令和4年3月。44頁PDF。地域の公開手引きの記載・参考図の示す範囲だけ。R8共通仕様書の規定そのものと区別。図・事例は転載しない。)

https://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/pdf/technology/concrete/a4-06.pdf

1:誤り。指定値は175kg/m³で、この肢の値ではありません。

2:誤り。指定値は175kg/m³で、この肢の値ではありません。

3:正しい。指定値に一致します。

4:誤り。指定値は175kg/m³で、この肢の値ではありません。


難易度:★★☆

問13:中国地整R4年3月の品質確保・向上の手引き施工編4章によるスランプ設定を考える。適当な組合せはどれか。

  1. 検討する施工条件:運搬のみ/設定の考え方:値が小さいほど施工条件によらず優先
  2. 検討する施工条件:運搬・打込み・締固め/設定の考え方:値が小さいほど施工条件によらず優先
  3. 検討する施工条件:運搬のみ/設定の考え方:実際の作業に適する値を設定
  4. 検討する施工条件:運搬・打込み・締固め/設定の考え方:実際の作業に適する値を設定
【第13問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。運搬・打込み・締固めを考慮し、施工性を満たす適切な値を設定します。

根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編:4・1①/PDF12・冊子9(令和4年3月。44頁PDF。地域の公開手引きの記載・参考図の示す範囲だけ。R8共通仕様書の規定そのものと区別。図・事例は転載しない。)

https://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/pdf/technology/concrete/a4-06.pdf

九州地方整備局 コンクリート構造物の品質確保の手引き案 照査実務事例編 平成26年4月:§1.6、冊子例-17/PDF19(指定資料の版・条件による)

https://www.qsr.mlit.go.jp/content/900006438.pdf

1:誤り。運搬・打込み・締固めを考慮し、施工性を満たす適切な値を設定します。

2:誤り。運搬・打込み・締固めを考慮し、施工性を満たす適切な値を設定します。

3:誤り。運搬・打込み・締固めを考慮し、施工性を満たす適切な値を設定します。

4:正しい。運搬・打込み・締固めを考慮し、施工性を満たす適切な値を設定します。


難易度:★☆☆

問14:設計基準強度30N/mm²、割増し係数1.18を与える。配合強度を「割増し係数×設計基準強度」で設定すると何N/mm²か。この係数の適否判定は不要。端数処理は不要。

  1. 35.4N/mm²
  2. 30.0N/mm²
  3. 25.4N/mm²
  4. 48.0N/mm²
【第14問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。配合強度=1.18×30=35.4N/mm²です。係数はこの問題の与条件です。

根拠:九州地方整備局遠賀川河川事務所掲載 建設技術講習会「コンクリートについて考える その2」 配合強度/PDF36・冊子35。

1:正しい。1.18×30=35.4です。

2:誤り。ばらつきのための割増しを反映していません。

3:誤り。係数で割る計算ではありません。

4:誤り。与えた係数との積ではありません。


難易度:★★☆

問15:骨材の水分状態を考慮する配合設計で、基準となる表面乾燥飽水状態の扱いとして適当なものはどれか。

  1. 内部まで絶乾とし、表面水の存在を考慮しない。
  2. 表面乾燥飽水状態を基準にし、湿潤骨材の表面水を補正する。
  3. 表面にある水の量に関係なく湿潤骨材をそのまま同じ水量として扱う。
  4. 骨材の水分状態を配合計算から除外する。
【第15問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。表乾状態では内部の吸水と外側の表面水を区別します。実際の表面水を配合の水へ反映します。

根拠:九州地方整備局遠賀川河川事務所掲載 建設技術講習会「コンクリートについて考える その2」 骨材の含水状態/PDF59・冊子58。

1:誤り。表乾基準と違い、表面水補正を省いています。

2:正しい。配合基準と実際の水分を対応させます。

3:誤り。表面水が変われば補正が必要です。

4:誤り。含水状態を考慮する必要があります。


難易度:★★☆

問16:国交省の土木工事共通仕様書(案)令和8年3月版を採用する工事について、一般環境条件の水セメント比上限の対応はどれか。

  1. 鉄筋も無筋も70%以下
  2. 鉄筋60%以下・無筋55%以下
  3. 鉄筋55%以下・無筋60%以下
  4. 鉄筋も無筋も上限を定めない
【第16問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。一般環境条件の区分は鉄筋55%、無筋60%以下です。他の環境への適用を無条件に保証する値ではありません。

根拠:国交省 土木工事共通仕様書(案) 1-3-3-3第3項/PDF136。

1:誤り。指定の上限ではありません。

2:誤り。鉄筋と無筋を逆にしています。

3:正しい。第3項の区分です。

4:誤り。一般環境条件の上限が規定されています。


難易度:★★☆

問17:中国地方整備局「コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編」令和4年3月版の記載について、4章5の空気量の紹介値を「土木学会の標準・JIS A5308の値」の順に並べたものはどれか。指定手引きの記載内容を問うもので、現在の全JIS適用条件を問うものではない。

  1. 4〜7%・4.5±1.5%
  2. 4.5±1.5%・4〜7%
  3. 4〜7%・4.5±0.5%
  4. 4〜7%・4.5±15%
【第17問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。手引きは土木学会の標準4〜7%とJIS A5308の4.5±1.5%を区別して紹介しています。

根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編 4・5①/PDF12・冊子9。

1:正しい。紹介値の対応です。

2:誤り。二つの出典の紹介値が逆です。

3:誤り。許容幅として紹介されている値が違います。

4:誤り。1.5を15へ取り違えています。


難易度:★★☆

問18:中国地方整備局「コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編」令和4年3月版の記載について、4章2②の単位水量の参考範囲の対応はどれか。粗骨材最大寸法をそれぞれ20〜25mm、40mmとする。

  1. 20〜25mm:145〜165kg/m³、40mm:155〜175kg/m³
  2. 20〜25mm:155〜175kg/m³、40mm:145〜165kg/m³
  3. 20〜25mm:155〜175g/m³、40mm:145〜165g/m³
  4. 20〜25mm:155〜175kg/m³、40mm:175〜195kg/m³
【第18問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。指定本文の範囲は20〜25mmで155〜175kg/m³、40mmで145〜165kg/m³です。参考1の40mmの165kg/m³は上限であり、範囲の下端145kg/m³と矛盾しません。

根拠:中国地方整備局 中国技術事務所 コンクリート構造物の品質確保・向上の手引き(案)施工編 4・2②/PDF12・冊子9、参考1/PDF13・冊子10。

1:誤り。二つの寸法の範囲を逆にしています。

2:正しい。最大寸法ごとの指定範囲です。

3:誤り。kgをgへ取り違えています。

4:誤り。40mmの指定範囲と違います。


難易度:★★☆

問19:国総研資料122号(平成15年8月)の示方配合の説明に従う。配合表示上の細骨材・粗骨材を、5mmふるいに対する区分で表した組合せはどれか。実際の骨材の全粒子を分別した結果を問うものではない。

  1. 細骨材:残留側、粗骨材:通過側。
  2. 細骨材:通過側、粗骨材:通過側。
  3. 細骨材:残留側、粗骨材:残留側。
  4. 細骨材:通過側、粗骨材:残留側。
【第19問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。指定資料の示方配合では、細骨材を5mmふるい通過側、粗骨材を残留側として表します。現物の細骨材に残留分が混じらないと保証する定義ではありません。

根拠:国総研資料122号 鋼道路橋PC床版の施工品質向上策に関する検討II(平成15年8月)第5章(第5章 PDF7(冊子43))。

1:誤り。細骨材と粗骨材の区分が逆です。

2:誤り。粗骨材の表示は残留側です。

3:誤り。細骨材の表示は通過側です。

4:正しい。指定された配合表示の区分です。


難易度:★★☆

問20:コンクリート構造物のスランプを施工条件に応じて設定する。九州地方整備局「品質確保の手引き(案)照査実務事例編」平成26年4月の考え方として、適当なものはどれか。

  1. 打込み可能な範囲の中では、大きいスランプを優先することを基本に設定する。
  2. 運搬条件に適合するスランプを設定し、その値を配筋・締固め方法の違う部材にも共通適用する。
  3. 配筋が密な部材でも、材料分離の防止を理由に締固め可能性の下限より小さい値を選ぶ。
  4. 配筋・打込み・締固め等の施工性を満たす範囲を確認し、その範囲で必要な最小スランプを検討する。
【第20問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。施工性を確保したうえで、必要な最小スランプを設定します。

根拠:九州地方整備局 コンクリート構造物の品質確保の手引き案 照査実務事例編 平成26年4月:§1.6、冊子例-17/PDF19

https://www.qsr.mlit.go.jp/content/900006438.pdf

1:誤り。指定資料は過大なスランプを避け、施工できる範囲で必要な最小スランプを設定する考え方です。

2:誤り。運搬だけでなく、部材の配筋や打込み・締固め条件も考慮します。

3:誤り。必要な施工性を満たすことが先で、締固められないほど小さくすることが目的ではありません。

4:正しい。施工性を確保したうえで、必要な最小スランプを設定します。


難易度:★★☆

問21:細骨材率を変えた独自の試験配合結果は次のとおりである。A:所要のワーカビリティを満たす・単位水量170kg/m³、B:満たさない・160kg/m³、C:満たす・175kg/m³。九州地整公開講習資料の「所要のワーカビリティを満たす範囲で単位水量を小さくする」目標で、この3案から選ぶ配合はどれか。他の必要性能は適合済みとする。

  1. B:単位水量が3案で最小だから。
  2. C:適合案の中で単位水量が大きいから。
  3. B:細骨材率の検討ではワーカビリティを判定条件にしないから。
  4. A:ワーカビリティを満たす案の中で単位水量が小さいから。
【第21問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。与件は独自の比較例です。細骨材率を下げれば水量が単調に減ると仮定していません。

根拠:日本コンクリート工学会 コンクリートの基礎知識・ワーカビリティー:本文ワーカビリティー(公開された要点07抜粋。基本定義だけ。旧値・規格全手順は使用しない。)

https://www.jci-net.or.jp/j/concrete/kiso/Workability.html

九州地整遠賀川河川事務所公開 建設技術講習会「コンクリートについて考える その2」:冊子52/PDF53(H25講習公開資料、表紙で別途照合)

https://www.qsr.mlit.go.jp/onga/cpds_20160907/images/h25/siryou_0222_1.pdf

1:誤り。Bは所要のワーカビリティを満たしません。

2:誤り。適合案Aの方が水量が小さいです。

3:誤り。所要のワーカビリティを満たすことが条件です。

4:正しい。適合するAとCの比較で170<175です。

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