1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、ICT土工・TS/GNSSによる締固め管理の問題です(分野:土木一般・重要度A)。一問一答5問 → 四肢択一17問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。
一問一答(○×)
難易度:★★☆
問1:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。本施工で試験施工と異なる締固め機械を使うとき、同じ回数を用いる前に、重量や振動条件等の同等性を確認する。
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正解:○
正解は○です。試験施工と同じ機械を基本とし、変更は締固め能力の条件を確認します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 3.3/PDF35。
難易度:★★☆
問2:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。締固め回数の面的管理は、各管理ブロックの土の密度を直接測定している。
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正解:×
正解は×です。位置から回数を管理し、試験施工で決めた施工条件を介して間接的に品質を管理します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 1.1/PDF4。
難易度:★★☆
問3:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。過転圧の生じる材料では、試験施工で締固め回数の上限も確認して管理する。
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正解:○
正解は○です。回数は多いほど無条件に良いとはいえず、上限を設ける場合があります。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 2.8、3.3/PDF26・35。
難易度:★☆☆
問4:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。回数分布の色表示は、全管理ブロックが規定回数に達しているかを確認するために使う。
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正解:○
正解は○です。範囲全体の達成を確認します。過転圧の上限を設けた場合には上限も守ります。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 3.3/PDF35。
難易度:★★☆
問5:国交省のTS・GNSS締固め管理要領(令和2年3月)では、締固め層厚分布図に表示された各点の層厚だけで、仕上り厚の合否判定を行う。
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正解:×
正解は×です。分布図は面的な施工状況の把握が目的です。衛星測位の誤差により所定厚を超えて表示される場合もあるため、表示層厚で合否判定しません。施工厚の管理が不要になる意味ではありません。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 2.8(5)③/PDF29・冊子26;国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領 5-6③の留意事項/PDF6・冊子3。
四肢択一
難易度:★★☆
問6:国交省R2年3月版TS・GNSS締固め管理要領の位置計測方式として適当な組合せはどれか。
- 追尾式TS:衛星信号から機械位置を測位/GNSS:機械に取り付けたプリズムを追尾
- 追尾式TS:機械に取り付けたプリズムを追尾/GNSS:衛星信号から機械位置を測位
- 追尾式TS:機械に取り付けたプリズムを追尾/GNSS:機械に取り付けたプリズムを追尾
- 追尾式TS:衛星信号から機械位置を測位/GNSS:衛星信号から機械位置を測位
【第6問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。TSのプリズム追尾とGNSSの衛星測位を区別します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領:1.4用語の説明/PDF10・冊子7(令和2年3月。令和8年の公式掲載ページからリンクされている本文の版。ページ番号はPDF通算、冊子はPDF−3。対象の回数管理に限定。)
https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001612921.pdf
1:誤り。TSのプリズム追尾とGNSSの衛星測位を区別します。
2:正しい。TSのプリズム追尾とGNSSの衛星測位を区別します。
3:誤り。TSのプリズム追尾とGNSSの衛星測位を区別します。
4:誤り。TSのプリズム追尾とGNSSの衛星測位を区別します。
難易度:★★☆
問7:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。本施工の管理回数を決める手順として、適当なものはどれか。
- 材料ごとに試験施工するが、回数は使用機械のカタログに記載された値で決め、締固め度は参考記録とする。
- 代表材料の試験施工で決めた回数を、土質の異なる搬入材料にも共通の管理回数として設定する。
- 本施工前に盛土材料ごとに試験施工し、所定締固め度を得るまき出し厚と回数等を決める。
- 材料ごとに回数と走行軌跡を記録するが、所定締固め度が得られるかの確認は本施工終了後に行う。
【第7問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。品質と施工条件の関係を本施工前に確認します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 2.8/PDF26;国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 2.8/PDF26〜29。
1:誤り。管理回数は所定締固め度を得られる試験施工の結果に基づくもので、カタログ値だけでは決めません。
2:誤り。盛土材料ごとの試験施工が必要で、異なる土質へそのまま共通適用しません。
3:正しい。品質と施工条件の関係を本施工前に確認します。
4:誤り。走行履歴だけでなく、所定締固め度と層厚・回数の関係を試験施工で確認します。
難易度:★★☆
問8:国交省R2年3月版TS・GNSS締固め管理要領2.5による位置計測機器の精度確認として適当な組合せはどれか。
- 書類:性能書類は既知点実測を行えば確認対象外/現場:カタログ精度があれば既知点実測を省略
- 書類:機器の性能を示す書類を確認/現場:カタログ精度があれば既知点実測を省略
- 書類:性能書類は既知点実測を行えば確認対象外/現場:既知点で実測した座標と既知座標を照合
- 書類:機器の性能を示す書類を確認/現場:既知点で実測した座標と既知座標を照合
【第8問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。性能書類の確認と現場既知点の実測照合の両方を行います。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領:2.5/PDF21(令和2年3月。令和8年の公式掲載ページからリンクされている本文の版。ページ番号はPDF通算、冊子はPDF−3。対象の回数管理に限定。)
https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001612921.pdf
1:誤り。性能書類の確認と現場既知点の実測照合の両方を行います。
2:誤り。性能書類の確認と現場既知点の実測照合の両方を行います。
3:誤り。性能書類の確認と現場既知点の実測照合の両方を行います。
4:正しい。性能書類の確認と現場既知点の実測照合の両方を行います。
難易度:★★☆
問9:国交省R2年3月版TS・GNSS締固め管理要領による。施工範囲に規定回数に達しないブロックが残っている。管理方法として適当な組合せはどれか。
- 達成の判定:管理範囲内の全ブロックを確認/未達ブロック:特定して必要な締固めを追加
- 達成の判定:全範囲の平均回数で判定/未達ブロック:隣接ブロックの余分な回数と相殺
- 達成の判定:管理範囲内の全ブロックを確認/未達ブロック:隣接ブロックの余分な回数と相殺
- 達成の判定:全範囲の平均回数で判定/未達ブロック:特定して必要な締固めを追加
【第9問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。全ブロックの達成を確認し、未達箇所を追加施工します。平均で未達を相殺しません。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領:3.3、参考資料(2)/PDF35・44(令和2年3月。令和8年の公式掲載ページからリンクされている本文の版。ページ番号はPDF通算、冊子はPDF−3。対象の回数管理に限定。)
https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001612921.pdf
国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領:3.3/PDF35(令和2年3月。令和8年の公式掲載ページからリンクされている本文の版。ページ番号はPDF通算、冊子はPDF−3。対象の回数管理に限定。)
https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001612921.pdf
1:正しい。全ブロックの達成を確認し、未達箇所を追加施工します。平均で未達を相殺しません。
2:誤り。全ブロックの達成を確認し、未達箇所を追加施工します。平均で未達を相殺しません。
3:誤り。全ブロックの達成を確認し、未達箇所を追加施工します。平均で未達を相殺しません。
4:誤り。全ブロックの達成を確認し、未達箇所を追加施工します。平均で未達を相殺しません。
難易度:★★☆
問10:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。搬入土が試験施工時と異なる土質に変わった。適当な対応はどれか。
- 旧材料と同じ回数を施工し、その回数分布図を、新材料が同じ土質であることの証明に使う。
- 日々の土質確認で違いを把握し、改めて土質試験と試験施工を行い、新材料の条件を決める。
- 新材料の土質試験を行えば、旧材料の試験施工で得た回数を、再試験施工せずに新材料の条件とできる。
- 試験施工をやり直すかの判定は、新材料の搬入開始時ではなく、その材料の施工が完了した時点で行う。
【第10問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。土質の変化を確認した場合は、土質試験及び試験施工をやり直します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 3.1/PDF32。
1:誤り。回数の記録では土質の同一性を確認できません。材料の土質を日々確認します。
2:正しい。土質の変化を確認した場合は、土質試験及び試験施工をやり直します。
3:誤り。土質試験だけでなく、新材料での試験施工も必要です。
4:誤り。土質の確認は日々行い、異なる材料の条件を再設定して施工につなげます。完了後まで判断を遅らせません。
難易度:★★☆
問11:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。保存する施工履歴として、適当なものはどれか。
- 合計走行距離と施工時間の一覧を、位置別の回数分布図と走行軌跡図の代わりに保存する。
- 回数分布図を走行軌跡図の代わりに保存し、位置・時刻のログは日別の平均値へ集約する。
- 回数分布図と走行軌跡図を対にし、位置・時刻等のログと合わせて保存する。
- 走行軌跡図を回数分布図の代わりに保存し、施工箇所ごとの回数確認は総走行距離から行う。
【第11問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。分布図・軌跡図・ログを合わせて施工履歴を検証します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 3.5/PDF36・37;国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 3.5(3)/PDF37。
1:誤り。合計値だけでは施工位置ごとの回数・走行状況を追跡できません。
2:誤り。回数分布図と走行軌跡図は対にして記録し、位置・時刻等の施工履歴も残します。
3:正しい。分布図・軌跡図・ログを合わせて施工履歴を検証します。
4:誤り。総距離や軌跡だけを、施工箇所ごとの回数分布図の代替にはできません。
難易度:★★☆
問12:R2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。試験施工と同じ土質であるが、降雨後に材料の含水比が変化した。適当な対応はどれか。
- 含水比:同じ土質なので範囲の確認を省略/回数の適用:範囲外でも試験施工と同回数なら品質同一と判定
- 含水比:試験施工で所定品質を得た範囲にあるか確認/回数の適用:範囲外でも試験施工と同回数なら品質同一と判定
- 含水比:同じ土質なので範囲の確認を省略/回数の適用:所定品質を得られる含水比の範囲へ調整して施工
- 含水比:試験施工で所定品質を得た範囲にあるか確認/回数の適用:所定品質を得られる含水比の範囲へ調整して施工
【第12問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。試験施工時と実施工時の含水条件を確認し、適用できる範囲に調整します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領:3.1/PDF32(令和2年3月。令和8年の公式掲載ページからリンクされている本文の版。ページ番号はPDF通算、冊子はPDF−3。対象の回数管理に限定。)
https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001612921.pdf
1:誤り。試験施工時と実施工時の含水条件を確認し、適用できる範囲に調整します。
2:誤り。試験施工時と実施工時の含水条件を確認し、適用できる範囲に調整します。
3:誤り。試験施工時と実施工時の含水条件を確認し、適用できる範囲に調整します。
4:正しい。試験施工時と実施工時の含水条件を確認し、適用できる範囲に調整します。
難易度:★★☆
問13:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。RTK-GNSSの解がFIXからFLOATに変わった。回数管理の対応として適当なものはどれか。
- RTK-GNSSによる回数管理:FIXに戻るまで中断/施工を続ける範囲:従来管理で品質を確認
- RTK-GNSSによる回数管理:FLOAT位置を使って継続/施工を続ける範囲:FLOATの履歴だけで品質を確認
- RTK-GNSSによる回数管理:FIXに戻るまで中断/施工を続ける範囲:FLOATの履歴だけで品質を確認
- RTK-GNSSによる回数管理:FLOAT位置を使って継続/施工を続ける範囲:従来管理で品質を確認
【第13問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。回数管理に用いる位置はFIX解で、FLOAT時に施工を続ける範囲は従来管理で品質を確認します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領:3.3/PDF35(令和2年3月。令和8年の公式掲載ページからリンクされている本文の版。ページ番号はPDF通算、冊子はPDF−3。対象の回数管理に限定。)
https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001612921.pdf
国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領:2.4、3.3/PDF20・35(令和2年3月。令和8年の公式掲載ページからリンクされている本文の版。ページ番号はPDF通算、冊子はPDF−3。対象の回数管理に限定。)
https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/content/001612921.pdf
1:正しい。回数管理に用いる位置はFIX解で、FLOAT時に施工を続ける範囲は従来管理で品質を確認します。
2:誤り。回数管理に用いる位置はFIX解で、FLOAT時に施工を続ける範囲は従来管理で品質を確認します。
3:誤り。回数管理に用いる位置はFIX解で、FLOAT時に施工を続ける範囲は従来管理で品質を確認します。
4:誤り。回数管理に用いる位置はFIX解で、FLOAT時に施工を続ける範囲は従来管理で品質を確認します。
難易度:★★☆
問14:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。試験施工で確認する仕上り厚について、要領本文の例に合うものはどれか。
- 全工種で仕上り厚50cm以下を共通に使う。
- 路体30cm以下、路床20cm以下と区別する。
- 路体20cm以下、路床30cm以下とする。
- 仕上り厚とまき出し厚は常に同じである。
【第14問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。要領の路体・路床の例です。特別な設計条件を含む全工種一律の規定ではありません。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 3.2/PDF33。
1:誤り。工種の仕様に従います。
2:正しい。工種を区別した例です。
3:誤り。要領の例の対応が逆です。
4:誤り。締固め前後の厚さを区別します。
難易度:★★☆
問15:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。参考表1の管理ブロック標準辺長の組合せとして適当なものはどれか。
- 全て2.50m
- ブルドーザ0.50m、タイヤローラ・振動ローラ0.25m
- ブルドーザ0.25m、タイヤローラ・振動ローラ0.50m
- 全て5.00m
【第15問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。管理ブロックの辺長であり、面積や締固め機械の幅そのものではありません。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 参考表1/PDF44。
1:誤り。記載の標準値ではありません。
2:誤り。機種と辺長を逆にしています。
3:正しい。機種による標準辺長の区別です。
4:誤り。記載の標準値ではありません。
難易度:★★☆
問16:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。2.5に示すGNSSのセット間較差又は既知座標との差の要件として、適当なものはどれか。
- 水平x・y各±300mm、鉛直z±200mm
- 水平x・y各±30mm、鉛直z±20mm
- 水平x・y各±200mm、鉛直z±300mm
- 水平x・y各±20mm、鉛直z±30mm
【第16問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。普遍的なGNSSの絶対位置誤差を保証する値ではなく、この管理要領の指定評価です。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 2.5/PDF21。
1:誤り。水平・鉛直の記載値と異なります。
2:誤り。水平と鉛直の値を逆にしています。
3:誤り。記載値の10倍です。
4:正しい。指定された較差・座標差の基準です。
難易度:★★☆
問17:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。TS公称測定精度の式±(5mm+5ppm×D)について、D=300mのとき括弧内の値は何mmか。1ppm=10^-6、1m=1000mmとし、端数処理は不要とする。
- 6.5mm
- 5.0015mm
- 1.5mm
- 1505mm
【第17問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。5×10^-6×300m=0.0015m=1.5mm、5+1.5=6.5mmです。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 2.5/PDF21;A独自モデル・定義からの導出 独自モデルの単位換算・比で独立計算。。
1:正しい。距離項1.5mmを5mmへ加えます。
2:誤り。距離項のmからmmへの換算をしていません。
3:誤り。定数項5mmを加えていません。
4:誤り。距離項の単位換算が不適当です。
難易度:★★☆
問18:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。現場密度試験を原則省略できる回数管理について、適当な説明はどれか。
- TSを使えば、含水比が範囲外でも密度試験は必ず不要になる。
- 検証した土質・含水比・層厚・回数を満たすことが条件で、確認できない条件では密度試験で規格値を確認する。
- GNSSを使えば、土質変更時の試験施工も品質確認も不要になる。
- 回数の表示があれば、層厚の確認は省いてよい。
【第18問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。位置計測機器の使用だけを省略条件にしません。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 3.4/PDF36。
1:誤り。範囲外の条件では試験で確認します。
2:正しい。省略には施工条件の確認が必要です。
3:誤り。土質の確認と試験施工は必要です。
4:誤り。層厚も管理条件です。
難易度:★★☆
問19:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。同じ材料・機械・施工条件の試験施工で、まき出し厚36cm、仕上り厚27cmとなった。要領の比例換算により、目標仕上り厚30cmに対応するまき出し厚の候補は何cmか。算出後は所定厚・回数での品質を試験施工で確認するものとし、端数処理は不要とする。
- 30cm
- 22.5cm
- 40cm
- 48cm
【第19問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。まき出し厚=目標仕上り厚×試験まき出し厚/試験仕上り厚=30×36/27=40cmです。比例計算だけで品質の確認を完了したとはせず、所定厚・回数で試験施工により確認し、実施工では決めた厚さ以下に管理します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 2.8(5)②、3.2/PDF29・33;A独自モデル・定義からの導出 独自モデルの単位換算・比で独立計算。。
1:誤り。締固めによる厚さの変化を反映していません。
2:誤り。比を逆にしています。
3:正しい。30×36/27です。
4:誤り。与条件の比を満たしません。
難易度:★★☆
問20:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領に従う。まき出し厚の写真と締固め層厚分布図について、適当な説明はどれか。
- 層厚分布図は提出しなくても、作成しただけで通常の写真を省略できる。
- 分布図を一枚でも作れば、全層の記録も1層目の写真も不要になる。
- 通常の写真管理は2000mに1回でよい。
- 全数・全層の平均層厚を記録した分布図を作成・提出しても、1層目は写真管理する。
【第20問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。通常の写真は200mに1回です。所定分布図を提出する省略の場合にも1層目の写真管理は必要です。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 3.2(2)/PDF33。
1:誤り。作成・提出の条件を確認します。
2:誤り。全数・全層及び提出の条件があり、1層目の写真は残ります。
3:誤り。通常は200mに1回です。
4:正しい。写真省略の条件と1層目の例外です。
難易度:★☆☆
問21:国交省の令和2年3月版TS・GNSS締固め管理要領2.5が示す、TSの最小目盛値の上限はどれか。″は秒角を表す。
- 30″
- 20″
- 60″
- 120″
【第21問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。要領の値は20秒角以下です。距離精度のmmと、角度の目盛値を区別します。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領 2.5/PDF21・冊子18。
1:誤り。要領の上限20秒角を超えます。
2:正しい。20秒角以下の上限値です。
3:誤り。要領の上限を超えます。
4:誤り。要領の上限を超えます。
難易度:★★☆
問22:国交省の令和3年3月版TS・GNSS締固め管理の監督・検査要領6-4による、盛土施工結果の書面検査の資料の対応はどれか。
- 回数:締固め層厚分布図。まき出し厚:回数分布図と走行軌跡図。
- 回数:走行軌跡図に代えて使用機械の回数設定表。まき出し厚:写真又は締固め層厚分布図。
- 回数:回数分布図と走行軌跡図。まき出し厚:写真又は締固め層厚分布図。
- 回数:回数分布図と走行軌跡図。まき出し厚:計画上のまき出し厚の記載だけ。
【第22問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。6-4の回数とまき出し厚に対応する資料です。
根拠:国交省 TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領 6-4①②/PDF7・冊子4。
1:誤り。回数の確認資料と厚さの確認資料を入れ替えています。
2:誤り。計画・設定した回数ではなく、回数分布図と走行軌跡図で施工結果を確認します。
3:正しい。6-4の回数とまき出し厚に対応する資料です。
4:誤り。計画値だけでなく、写真又は締固め層厚分布図で施工結果を確認します。