1級土木施工管理技士 土木一般 一問一答・四肢択一(全14問)|軟弱地盤対策と施工管理

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、軟弱地盤対策と施工管理の問題です(分野:土木一般・重要度A)。一問一答6問 → 四肢択一8問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:プレロード工法では、構造物の施工前に載荷して圧密を進め、施工後に残る沈下を減らす。

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正解:○

正解は○です。事前載荷の目的です。必要な荷重・期間は適用資料と個別設計によります。

根拠:国交省 宅地防災マニュアル(旧通知):IX・9・2・5(2001年5月24日通知。IX・9・2の工法の基本目的だけ。現行の法律・許可・数値基準を示す根拠にはしない。)

https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/sgml/002/74000032/74000032.html

北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-5第1項(1)/PDF21(取得版の参照文献にはR3.10を含むが、この分割PDFの版年月は未特定。工法の目的・原理だけ。地域の代表値・設計寸法・選定の全条件は出題しない。)

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF

岩手河川国道事務所 用語集 プレロード:用語集 は行 プレロード・プレローディング(指定資料の版・条件による)

https://www.thr.mlit.go.jp/iwate/yougo/50ha.htm

北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-5第1項(1)、冊子4-21/PDF21(取得版の参照文献にはR3.10を含むが、この分割PDFの版年月は未特定。工法の目的・原理だけ。地域の代表値・設計寸法・選定の全条件は出題しない。)

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF


難易度:★☆☆

問2:サンドマットは、軟弱地盤の地表に排水層を設けるとともに、施工機械の走行性の確保にも用いられる。

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正解:○

正解は○です。砂層に上部排水層及び走行を支える層の役割を持たせます。

根拠:東北地方整備局 サンドマット施工の公開説明 本文サンドマットの目的。


難易度:★☆☆

問3:EPS等の軽量材を使った盛土は、地盤や構造物へかかる荷重を軽減する目的で用いられる。

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正解:○

正解は○です。通常の土より軽い材料を使う荷重軽減の原理です。すべての地盤で無条件に採用する意味ではありません。

根拠:北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策 4-4-2第12項/PDF20。


難易度:★☆☆

問4:表層混合処理工法では、表層の軟弱土をセメント・石灰等の固化材と混合して地盤を改良する。

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正解:○

正解は○です。表層混合処理工法では、表層の軟弱土をセメント・石灰等の固化材と混合して地盤を改良する。

根拠:北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-4-2第9項/PDF18・冊子4-18(取得版の参照文献にはR3.10を含むが、この分割PDFの版年月は未特定。工法の目的・原理だけ。地域の代表値・設計寸法・選定の全条件は出題しない。)

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF


難易度:★★☆

問5:余盛り工法では、施工中の動態観測の結果を、除荷後の残留沈下量の評価や除荷時期の決定へ用いる。

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正解:○

正解は○です。載荷・放置の期間だけで一律に決めず、観測した沈下等を施工の判断に使います。構造物部のプレロードの全条件へ一般化しません。

根拠:北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策 4-4-2第3項(3)④/PDF14・冊子4-14。


難易度:★★☆

問6:プレロード工法の基本的な説明では、将来の構造物と同等又はそれ以上の荷重を事前に載荷して、地盤の圧密沈下や強度増加を図る。

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正解:○

正解は○です。岩手河川国道事務所の用語集は同等又はそれ以上の事前荷重を説明しています。構造物施工後の沈下を小さくすることが目的です。北陸地整の構造物対策では構造物荷重より大きい荷重の説明があり、個別の設計・施工条件は確認が必要です。

根拠:

岩手河川国道事務所 用語集 プレロード:用語集 は行 プレロード・プレローディング

https://www.thr.mlit.go.jp/iwate/yougo/50ha.htm

北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-5第1項(1)、冊子4-21/PDF21

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF

四肢択一

難易度:★☆☆

問7:粘性土地盤にサンドドレーンやプラスチックボードドレーンを鉛直に設置する主な働きはどれか。

  1. 排水距離を長くして圧密排水を促進する。
  2. 排水距離を短くして圧密排水を促進する。
  3. 排水材を不透水の壁として使い、圧密排水を遮断する。
  4. セメントと土の攪拌だけによって固結する。
【第7問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。バーチカルドレーンは鉛直排水材による圧密促進です。砂杭を強く締め固めるSCPと同じ原理として扱いません。

根拠:北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策 4-4-2第6項(1)/PDF16・冊子4-16;北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策 4-4-2第6項(1)、図4.13/PDF16。

1:誤り。短縮する方向です。

2:正しい。鉛直排水材によって排水を促進します。

3:誤り。排水を遮断する目的ではありません。

4:誤り。固結工法とは原理が異なります。


難易度:★☆☆

問8:深層混合処理の機械攪拌式の基本的な施工として、適当なものはどれか。

  1. 原位置の土中に排水経路を設け、土中水の排出を促すことを主な改良機構とする。
  2. 原位置の軟弱土を掘削搬出し、別の良質材を埋め戻して改良体とする。
  3. 原位置の軟弱土と改良材を機械的に攪拌混合し、改良体を造成する。
  4. 原位置の土へ荷重を加えて圧密させることを主な改良機構とする。
【第8問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。機械攪拌式は原位置土と改良材を混合する工法で、セメント系改良材を用いる方式があります。

根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第1編共通編 2-1(1)/冊子1-3-12・PDF81;中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第1編共通編 2-1(1)/PDF81。

1:誤り。排水による圧密促進の説明で、改良材を混合する機構とは異なります。

2:誤り。土の置換であり、原位置での攪拌混合ではありません。

3:正しい。機械攪拌式は原位置土と改良材を混合する工法で、セメント系改良材を用いる方式があります。

4:誤り。荷重による圧密の説明で、機械攪拌式の混合機構とは異なります。


難易度:★★☆

問9:サンドコンパクションパイル(SCP)の基本的な改良機構について、適当な記述のみを全て挙げた組合せはどれか。
ア:地盤中に締め固めた砂杭を造成する。
イ:砂質地盤では密度増加による液状化対策等を期待する。
ウ:粘性土地盤では砂杭による支持や排水効果を期待しない。

  1. ア・イ・ウ
  2. イ・ウ
  3. ア・ウ
  4. ア・イ
【第9問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。アは適当。砂杭を締め固めて造成します。/イは適当。砂の密度増加を利用します。/ウは不適当。支持力増加や排水による圧密沈下軽減等を期待します。

根拠:土木研究所資料4293号 8.2(2)1)/PDF70。

1:誤り。各記述の判定はア・イが適当です。アは適当。砂杭を締め固めて造成します。/イは適当。砂の密度増加を利用します。/ウは不適当。支持力増加や排水による圧密沈下軽減等を期待します。

2:誤り。各記述の判定はア・イが適当です。アは適当。砂杭を締め固めて造成します。/イは適当。砂の密度増加を利用します。/ウは不適当。支持力増加や排水による圧密沈下軽減等を期待します。

3:誤り。各記述の判定はア・イが適当です。アは適当。砂杭を締め固めて造成します。/イは適当。砂の密度増加を利用します。/ウは不適当。支持力増加や排水による圧密沈下軽減等を期待します。

4:正しい。各記述の判定はア・イが適当です。アは適当。砂杭を締め固めて造成します。/イは適当。砂の密度増加を利用します。/ウは不適当。支持力増加や排水による圧密沈下軽減等を期待します。


難易度:★★☆

問10:押え盛土工法の、盛土本体に対する基本の配置と力学的な働きとして適当な組合せはどれか。寸法の決定は別途安定計算による。

  1. 配置:本体の側部に小盛土を置く/期待する作用:すべりに抵抗するモーメントを増す
  2. 配置:本体の頂部だけに盛土を加える/期待する作用:すべりを生じさせるモーメントを増す
  3. 配置:本体の側部に小盛土を置く/期待する作用:すべりを生じさせるモーメントを増す
  4. 配置:本体の頂部だけに盛土を加える/期待する作用:すべりに抵抗するモーメントを増す
【第10問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。側部の押え盛土によりすべり抵抗を増します。頂部への載荷は押え盛土の配置ではありません。

根拠:国交省 宅地防災マニュアル(旧通知):IX・9・2・3(2001年5月24日通知。IX・9・2の工法の基本目的だけ。現行の法律・許可・数値基準を示す根拠にはしない。)

https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/sgml/002/74000032/74000032.html

北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-4-2第5項(1)/PDF15(取得版の参照文献にはR3.10を含むが、この分割PDFの版年月は未特定。工法の目的・原理だけ。地域の代表値・設計寸法・選定の全条件は出題しない。)

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF

1:正しい。側部の押え盛土によりすべり抵抗を増します。頂部への載荷は押え盛土の配置ではありません。

2:誤り。側部の押え盛土によりすべり抵抗を増します。頂部への載荷は押え盛土の配置ではありません。

3:誤り。側部の押え盛土によりすべり抵抗を増します。頂部への載荷は押え盛土の配置ではありません。

4:誤り。側部の押え盛土によりすべり抵抗を増します。頂部への載荷は押え盛土の配置ではありません。


難易度:★★☆

問11:軟弱地盤上の緩速載荷で、予測より地盤が不安定であることが観測された。基本的な対応として適当なものはどれか。

  1. 盛土速度・放置期間:予定速度を優先し、放置期間を短縮/観測:対応後は変形観測を打ち切る
  2. 盛土速度・放置期間:速度を抑えるか放置期間を確保して安定を検討/観測:その後の挙動も把握し施工管理へ反映
  3. 盛土速度・放置期間:速度を抑えるか放置期間を確保して安定を検討/観測:対応後は変形観測を打ち切る
  4. 盛土速度・放置期間:予定速度を優先し、放置期間を短縮/観測:その後の挙動も把握し施工管理へ反映
【第11問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。地盤の強度増加と安定を観測し、速度や放置期間を管理します。必要なら除荷等も別途検討します。

根拠:北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-3-1、4-4-2第2項(3)/PDF2・12(取得版の参照文献にはR3.10を含むが、この分割PDFの版年月は未特定。工法の目的・原理だけ。地域の代表値・設計寸法・選定の全条件は出題しない。)

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF

北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-3-1(2)②/PDF2(取得版の参照文献にはR3.10を含むが、この分割PDFの版年月は未特定。工法の目的・原理だけ。地域の代表値・設計寸法・選定の全条件は出題しない。)

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF

1:誤り。地盤の強度増加と安定を観測し、速度や放置期間を管理します。必要なら除荷等も別途検討します。

2:正しい。地盤の強度増加と安定を観測し、速度や放置期間を管理します。必要なら除荷等も別途検討します。

3:誤り。地盤の強度増加と安定を観測し、速度や放置期間を管理します。必要なら除荷等も別途検討します。

4:誤り。地盤の強度増加と安定を観測し、速度や放置期間を管理します。必要なら除荷等も別途検討します。


難易度:★★☆

問12:軟弱地盤上の盛土の施工中、沈下量が予測に近い一方、周辺の側方変形に予測との差が認められた。動態観測の扱いとして適当な組合せはどれか。

  1. 側方変形:沈下量が合っていれば監視を終了/観測結果:記録を保存すれば施工判断に反映しなくてよい
  2. 側方変形:沈下量とは別に監視する/観測結果:記録を保存すれば施工判断に反映しなくてよい
  3. 側方変形:沈下量とは別に監視する/観測結果:実際の挙動を施工法・設計の見直しに使う
  4. 側方変形:沈下量が合っていれば監視を終了/観測結果:実際の挙動を施工法・設計の見直しに使う
【第12問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。沈下と側方変形を観測し、結果を実際の管理へ反映します。

根拠:北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-3-1、PDF2・3(取得版の参照文献にはR3.10を含むが、この分割PDFの版年月は未特定。工法の目的・原理だけ。地域の代表値・設計寸法・選定の全条件は出題しない。)

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF

北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策:4-3-1(2)⑤/PDF3(取得版の参照文献にはR3.10を含むが、この分割PDFの版年月は未特定。工法の目的・原理だけ。地域の代表値・設計寸法・選定の全条件は出題しない。)

https://www.hrr.mlit.go.jp/gijyutu/kaitei/sekkei_r/02Split/04.PDF

1:誤り。沈下と側方変形を観測し、結果を実際の管理へ反映します。

2:誤り。沈下と側方変形を観測し、結果を実際の管理へ反映します。

3:正しい。沈下と側方変形を観測し、結果を実際の管理へ反映します。

4:誤り。沈下と側方変形を観測し、結果を実際の管理へ反映します。


難易度:★★☆

問13:軟弱地盤対策の置換工法の説明として、適当なものはどれか。

  1. 盛土をゆっくり載荷し、放置することだけをいう。
  2. 土を取り除かず、排水材を鉛直に設置することだけをいう。
  3. 土と固化材を原位置で混ぜることだけをいう。
  4. 軟弱土を取り除き、良質な材料へ置き換える。
【第13問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。不適切な地盤材料を良質材に置き換える基本原理です。置換深さ等は条件ごとに検討します。

根拠:国交省 宅地防災マニュアル(旧通知) IX・9・2・2。

1:誤り。緩速載荷の説明です。

2:誤り。バーチカルドレーンの働きです。

3:誤り。混合処理による固結です。

4:正しい。材料を置き換える工法です。


難易度:★★☆

問14:軟弱地盤対策の原理と工法の対応として、適当なものはどれか。

  1. 鉛直排水材による圧密促進―バーチカルドレーン
  2. 原位置土と固化材の混合―置換
  3. 軟弱土の搬出と良質材への交換―深層混合処理
  4. 軽量材による荷重の軽減―サンドコンパクションパイル
【第14問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。排水・固結・置換・荷重軽減を区別します。組合せ工法もあり、全工法が互いに排他的という意味ではありません。

根拠:北陸地方整備局 設計要領道路編 第4章軟弱地盤対策 4-4-1・4-4-2/PDF8〜20。

1:正しい。排水距離を短縮して圧密を進めます。

2:誤り。固結の原理です。

3:誤り。置換の原理です。

4:誤り。軽量盛土の原理です。

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