2級建築施工管理技士 第一次検定「仕上げ施工」のうち、ガラス工事の問題です(重要度C)。一問一答2問 → 四肢択一2問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:C 難易度:★☆☆
問1:公共建築工事標準仕様書によれば、外部に面する網入り板ガラスの下辺小口及び縦小口下端から1/2の高さには、ガラス用防錆塗料又は防錆テープを用いて防錆処置を行う。
解答を見る
正解:×
外部に面する網入り板ガラス及び線入り板ガラスの防錆処置の範囲は、下辺小口及び縦小口下端から1/4の高さまでです。1/2とする記述は誤りです(標準仕様書16.14.4(1)(ウ))。
重要度:C 難易度:★★☆
問2:公共建築工事標準仕様書によれば、アルミニウム製建具の引違いの障子のガラスのはめ込みに用いるガスケットは、特記がなければ、グレイジングチャンネルとする。
解答を見る
正解:○
アルミニウム製建具・樹脂製建具のガラスのはめ込みに用いるガスケットはJIS A 5756に基づき、特記がなければ、アルミニウム製建具に用いる引違い及び片引きの障子の場合はグレイジングチャンネルとされています。記述は正しいです(標準仕様書16.14.2(2)(イ))。
四肢択一
重要度:C 難易度:★★☆
問3:公共建築工事標準仕様書による建具へのガラスのはめ込みに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- シーリング材を用いてはめ込む場合は、セッティングブロックを敷き込み、ガラスを溝の中央に保ってシーリング材を充填する。
- グレイジングガスケットを用いてはめ込む場合は、ガスケットを伸ばしながら取り付けて、各隅を確実に留め付ける。
- グレイジングビードを用いてはめ込む場合は、セッティングブロックを敷き込む。
- セッティングブロックは、合わせガラスの中間膜や複層ガラスの封着材等に影響を与えないものとする。
【第3問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。グレイジングガスケットを用いる場合は、ガスケットを伸ばさないようにして、各隅を確実に留め付けます。伸ばしながら取り付けるとする2が不適当です(標準仕様書16.14.4(2)(イ))。
1:適当です。シーリング材を用いる場合の手順のとおりです(標準仕様書16.14.4(2)(ア))。
2:不適当です。グレイジングガスケットは伸ばさないようにして取り付けます(標準仕様書16.14.4(2)(イ))。
3:適当です。グレイジングビードを用いる場合はセッティングブロックを敷き込みます(標準仕様書16.14.4(2)(イ)なお書き)。
4:適当です。セッティングブロックは合わせガラスの中間膜、複層ガラスの封着材等に影響を与えないものとします(標準仕様書16.14.2(3))。
重要度:C 難易度:★★☆
問4:公共建築工事標準仕様書によるガラス工事に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 外部に面する複層ガラスを受けるアルミニウム製建具の下端ガラス溝には、径6mm以上の水抜き孔を1か所以上設ける。
- セッティングブロックは、硬さ50±5°のエチレンプロピレンゴム等とし、ガラスの大きさに適したものとする。
- 新設したガラスの内外面の清掃は、ガラスのはめ込み直後に行い、その後は建築物の完成まで清掃を行わない。
- 板ガラスをはめ込む溝の大きさ(面クリアランス、エッジクリアランス及び掛り代)は、特記がなければ、建具の製造所の仕様による。
【第4問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。板ガラスをはめ込む溝の大きさ(面クリアランス、エッジクリアランス及び掛り代)は特記により、特記がなければ建具の製造所の仕様によるとされています。よって4が適当です(標準仕様書16.14.3(1))。
1:不適当です。下端ガラス溝の水抜き孔は径6mm以上を2か所以上設け、セッティングブロックによるせき止めがある場合は中間に1か所追加します(標準仕様書16.14.3(2))。
2:不適当です。セッティングブロックの硬さは90±5°です(標準仕様書16.14.2(3))。
3:不適当です。はめ込み後は清掃まで破損等が生じないよう表示・養生を行い、新設したガラスの内外面の清掃は建築物の完成期日の直前に行います(標準仕様書16.14.4(3))。
4:適当です(標準仕様書16.14.3(1))。
「仕上げ施工」の他の論点
- 防水工事
- シーリング工事
- 屋根工事・とい
- 張り石工事
- タイル工事
- 金属工事(軽量鉄骨下地・表面仕上げ)
- 左官工事・床仕上げ
- 建具工事
- 塗装工事
- 内装工事(床)
- 内装工事(壁・天井・断熱・カーテン)
- 外装(ALC・押出成形セメント板・カーテンウォール)
- 改修工事