2級建築施工管理技士 躯体施工 一問一答・四肢択一(全12問)|鉄筋工事(加工・組立・かぶり)

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2級建築施工管理技士 第一次検定「躯体施工」のうち、鉄筋工事(加工・組立・かぶり)の問題です(重要度A)。一問一答8問 → 四肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★☆☆

問1:公共建築工事標準仕様書によれば、太径の鉄筋を折り曲げる場合は、ガスバーナー等で加熱して加工することを標準としている。

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正解:×

標準仕様書では、鉄筋は設計図書に指定された寸法・形状に合わせ、常温で加工して組み立てるものとしています。太径の鉄筋でも加熱して加工するのではありません(標準仕様書5.3.1(1))。


重要度:A 難易度:★★☆

問2:公共建築工事標準仕様書によれば、特記がない場合、SD345のD13を帯筋として135°に折り曲げるときの折曲げ内法直径は、3d以上とする(dは呼び名に用いた数値)。

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正解:○

表5.3.1では、SD295・SD345のD16以下の折曲げ内法直径を3d以上としており、この値は180°・135°・90°の折曲げで共通です。D13はD16以下に当たるため、3d以上で正しいです(標準仕様書5.3.2(3)、表5.3.1)。


重要度:A 難易度:★★☆

問3:公共建築工事標準仕様書によれば、特記がない場合、SD390のD25を90°に折り曲げるときの折曲げ内法直径は、SD345の同じ径と同じく4d以上とする(dは呼び名に用いた数値)。

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正解:×

表5.3.1では、D19〜D38の折曲げ内法直径は、SD295・SD345が4d以上、SD390が5d以上です。SD390のD25は5d以上となり、SD345と同じ4d以上ではありません(標準仕様書5.3.2(3)、表5.3.1)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問4:公共建築工事標準仕様書によれば、特記がない場合、普通コンクリートを用いる基礎で、土に接する部分の鉄筋の最小かぶり厚さは60mmとする。

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正解:○

表5.3.6では、土に接する部分のうち基礎・擁壁・耐圧スラブの最小かぶり厚さを60mmとしています(標準仕様書5.3.5(1)、表5.3.6)。なお、土に接する柱・梁・スラブ・壁は40mmです。


重要度:A 難易度:★★☆

問5:公共建築工事標準仕様書によれば、特記がない場合、直接土に接する基礎の鉄筋のかぶり厚さは、捨コンクリートの厚さを含めて最小かぶり厚さを満たせばよい。

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正解:×

表5.3.6の注3により、スラブ・梁・基礎・擁壁で直接土に接する部分のかぶり厚さには、捨コンクリートの厚さを含みません(標準仕様書5.3.5(1)、表5.3.6注3)。建築基準法施行令第79条第1項でも、基礎のかぶり厚さは捨コンクリートの部分を除いて測ります。


重要度:A 難易度:★☆☆

問6:公共建築工事標準仕様書によれば、柱、梁等の鉄筋の加工に用いるかぶり厚さは、最小かぶり厚さに10mmを加えた数値を標準とする。

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正解:○

標準仕様書では、柱・梁等の鉄筋の加工に用いるかぶり厚さを、最小かぶり厚さに10mmを加えた数値を標準としています(標準仕様書5.3.5(2))。


重要度:A 難易度:★☆☆

問7:公共建築工事標準仕様書によれば、鋼製のスペーサーは、型枠に接する部分に防錆処理を行ったものとする。

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正解:○

標準仕様書では、スペーサーは鉄筋を所定の位置に保持し作業荷重等に耐えるものとし、鋼製のスペーサーは型枠に接する部分に防錆処理を行ったものとしています(標準仕様書5.3.3)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問8:公共建築工事標準仕様書によれば、鉄筋相互のあき(機械式継手・溶接継手の場合を除く)は、粗骨材の最大寸法の1.25倍、25mm、隣り合う鉄筋の径の平均の1.5倍のうち、最も小さい値以上とする。

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正解:×

鉄筋相互のあきは、粗骨材の最大寸法の1.25倍、25mm、隣り合う鉄筋の径の平均の1.5倍のうち、最も大きい値以上とします(標準仕様書5.3.5(4))。

四肢択一

重要度:A 難易度:★☆☆

問9:公共建築工事標準仕様書による鉄筋の加工・組立てに関する記述として、正しいものはどれか。

  1. 組み立てた鉄筋の位置がずれないよう、鉄筋の交差部を点付け溶接して固定する。
  2. 鉄筋の継手部分及び交差部の要所は、径0.8mm以上の鉄線で結束する。
  3. 異形鉄筋を用いた帯筋及びあばら筋の末端部には、フックを付けなくてよい。
  4. スラブ・梁の鉄筋を組み立てた後は、歩み板を設けず、鉄筋の上を直接歩いて作業する。
【第9問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。鉄筋は、継手部分及び交差部の要所を径0.8mm以上の鉄線で結束し、スペーサー・吊金物等を使って堅固に組み立てます(標準仕様書5.3.3)。

1:誤り。鉄筋には点付け溶接を行わないものとされています(標準仕様書5.3.1(4))。

2:正しい。結束には径0.8mm以上の鉄線を用います(標準仕様書5.3.3)。

3:誤り。帯筋・あばら筋・幅止め筋は、異形鉄筋の末端部にフックを付ける部分に含まれます(標準仕様書5.3.2(2)(カ))。

4:誤り。組立後のスラブ・梁等には歩み板を置き渡す等の措置を講じ、直接鉄筋の上を歩かないようにします(標準仕様書5.3.6(1))。


重要度:A 難易度:★★☆

問10:公共建築工事標準仕様書による鉄筋のかぶり厚さに関する記述として、誤っているものはどれか。ただし、特記はなく、普通コンクリートを用いるものとする。

  1. 土に接しない屋外の柱・梁で、仕上げがない部分の最小かぶり厚さは40mmとする。
  2. 柱・梁の主筋にD29以上を使用する場合は、主筋のかぶり厚さを径の1.5倍以上確保するように最小かぶり厚さを定める。
  3. 鉄筋組立後のかぶり厚さは、最小かぶり厚さに10mmを加えた数値以上でなければならない。
  4. 杭基礎の場合の基礎下端筋のかぶり厚さは、杭天端から測る。
【第10問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。最小かぶり厚さに10mmを加えた数値は、柱・梁等の鉄筋の「加工」に用いるかぶり厚さの標準です。鉄筋組立後のかぶり厚さは、最小かぶり厚さ以上とされています(標準仕様書5.3.5(2)(3))。

1:正しい。土に接しない部分の屋外の柱・梁・耐力壁で仕上げなしは40mmです(標準仕様書表5.3.6)。

2:正しい。標準仕様書5.3.5(1)ただし書のとおりです。

3:誤り。組立後に求められるのは最小かぶり厚さ以上です。+10mmは加工に用いるかぶり厚さの標準です(標準仕様書5.3.5(2)(3))。

4:正しい。表5.3.6の注4のとおりです。


重要度:A 難易度:★★★

問11:公共建築工事標準仕様書による鉄筋の折曲げ及び鉄筋相互のあきに関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。ただし、特記はなく、鉄筋相互のあきは機械式継手・溶接継手以外の場合とする。
ア.SD345のD25を90°に折り曲げるときの折曲げ内法直径は、4d以上とする。
イ.SD295のD22を135°に折り曲げるときの折曲げ内法直径は、3d以上とする。
ウ.粗骨材の最大寸法が20mmで、D22とD25が隣り合う場合、鉄筋相互のあきは35.25mm以上とする。
エ.折曲げ内法直径の算定に用いる異形鉄筋の径dは、呼び名に用いた数値とする。

  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ
【第11問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。正しいものはア・ウ・エの3つです。イは、SD295のD19〜D38の折曲げ内法直径が4d以上のため誤りです(標準仕様書5.3.2(3)、表5.3.1、5.3.5(4))。ウの計算:1.25×20=25mm、25mm、1.5×(22+25)÷2=35.25mmのうち最大の35.25mm以上となります。

1:誤り。正しいものはア・ウ・エの3つです。

2:誤り。正しいものはア・ウ・エの3つです。

3:正しい。アはSD345のD19〜D38で4d以上(表5.3.1)、ウは3つの値のうち最大の35.25mm以上(5.3.5(4))、エは5.3.2(3)のとおりで、いずれも正しいです。イはD19〜D38に当たるので3dではなく4d以上です。

4:誤り。イが誤りのため、4つではありません。


重要度:A 難易度:★★☆

問12:公共建築工事標準仕様書の鉄筋の最小かぶり厚さ(特記がない場合、普通コンクリート)について、次の(A)〜(C)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。
・土に接しない部分のスラブで、仕上げがあるもの:(A)mm
・土に接する部分の柱・梁:(B)mm
・煙突等高熱を受ける部分:(C)mm

  1. A:20 B:40 C:60
  2. A:20 B:30 C:40
  3. A:30 B:40 C:60
  4. A:30 B:60 C:40
【第12問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。表5.3.6では、土に接しない部分のスラブ・耐力壁以外の壁(仕上げあり)は20mm、土に接する部分の柱・梁・スラブ・壁は40mm、煙突等高熱を受ける部分は60mmです(標準仕様書5.3.5(1)、表5.3.6)。

1:正しい。

2:誤り。Bは30mmではなく40mm、Cは40mmではなく60mmです。

3:誤り。Aは30mmではなく20mmです(30mmは仕上げなしの値)。

4:誤り。Aは20mm、Bは40mm(60mmは土に接する基礎等)、Cは60mmです。

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