2級建築施工管理技士 躯体施工 一問一答・四肢択一(全5問)|地盤調査

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2級建築施工管理技士 第一次検定「躯体施工」のうち、地盤調査の問題です(重要度C)。一問一答2問 → 四肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:C 難易度:★☆☆

問1:標準貫入試験におけるN値は、質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させ、標準貫入試験用サンプラーを30cm打ち込むのに要する打撃回数である。

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正解:○

N値は、63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させ、サンプラーを30cm打ち込むのに要する打撃回数です。本打ちの30cmの前には予備打ちを行います(国土交通省掲載「宅地の液状化被害可能性判定に係る技術指針・同解説(案)」ほか)。


重要度:C 難易度:★★☆

問2:スクリューウエイト貫入試験(旧称:スウェーデン式サウンディング試験)は、ハンマーを自由落下させてロッドを打ち込み、一定量貫入させるのに要する打撃回数から地盤の硬軟を判定する試験である。

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正解:×

スクリューウエイト貫入試験は、ロッドに荷重を段階的に加え、さらに回転させて貫入させたときの荷重と半回転数から、土の静的貫入抵抗を測る試験です。ハンマーの打撃回数を数えるのは標準貫入試験です(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第404条ほか)。

四肢択一

重要度:C 難易度:★★☆

問3:地盤調査に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  1. 平板載荷試験は、地盤に置いた載荷板に荷重を加え、荷重の大きさと載荷板の沈下の関係から、地盤の支持力特性を求める試験である。
  2. N値からは、砂質土ではコンシステンシー(硬軟)を、粘性土では相対密度(締まり具合)を推定する。
  3. N値は、標準貫入試験用サンプラーを15cm打ち込むのに要する打撃回数である。
  4. スクリューウエイト貫入試験は、主として高層建築物を支持する深い支持層の確認に用いられる。
【第3問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。平板載荷試験は、剛な載荷板を介して地盤に荷重を加え、荷重と沈下の関係から地盤の支持力特性や変形特性を求める試験です(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第504条)。

1:適当。国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第504条のとおりです。

2:不適当。N値から推定するのは、砂質土では締まり具合(相対密度)、粘性土ではコンシステンシー(硬軟)で、記述は対応が逆です(環境省報告書 表3.2.2・表3.2.3ほか)。

3:不適当。N値はサンプラーを30cm打ち込むのに要する打撃回数です(本打ちの前に予備打ちを行います)(国土交通省掲載 液状化判定技術指針ほか)。

4:不適当。スクリューウエイト貫入試験は深さ10m程度までの軟弱地盤を対象とする試験で、戸建住宅などの小規模建築物の地盤調査に多く用いられます。大型の建築物ではボーリング(標準貫入試験)が用いられます(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第404条、国土交通省掲載 技術開発成果報告書)。


重要度:C 難易度:★★☆

問4:地盤調査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、標準仕様書に関する記述は公共建築工事標準仕様書(建築工事編)によるものとする。

  1. ボーリング孔内の水位を測定して、地下水位を確認する。
  2. 標準貫入試験では、サンプラー内に採取した土の土質・色調・状態等を記録し、土層構成の把握に用いる。
  3. 標準仕様書では、地盤の載荷試験は平板載荷試験とし、載荷板を設置する地盤は、掘削や載荷装置等で乱さないようにする。
  4. 標準貫入試験は、ロッドに荷重を段階的に加え、さらに回転させて貫入させたときの荷重と半回転数から、土の静的貫入抵抗を求める試験である。
【第4問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。記述4はスクリューウエイト貫入試験(旧称:スウェーデン式サウンディング試験)の説明です。標準貫入試験は、ハンマーを自由落下させてサンプラーを30cm打ち込むのに要する打撃回数(N値)を求める試験です(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第401条・第404条、国土交通省掲載 液状化判定技術指針)。

1:適当。機械ボーリングは地下水位の確認も目的とし、孔内水位を観測します(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第201条・第203条)。

2:適当。標準貫入試験は土層構成を把握するための試料採取も目的とし、サンプラーの内容物の土質等を記録します(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第401条・第402条)。

3:適当。標準仕様書4.2.4(1)・(3)のとおりです。

4:不適当。荷重と半回転数から静的貫入抵抗を求めるのはスクリューウエイト貫入試験です。標準貫入試験はハンマーの打撃回数(N値)を求めます(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第401条・第404条)。


重要度:C 難易度:★★☆

問5:地盤調査に関する次の記述a〜dのうち、適当なものの組み合わせはどれか。
a.標準貫入試験は、原位置における地盤の硬軟や締まり具合の判定と、土層構成を把握するための試料の採取を目的として行う。
b.スクリューウエイト貫入試験は、戸建住宅などの小規模建築物の地盤調査に多く用いられている。
c.N値は、粘性土では相対密度(締まり具合)の推定に用いられる。
d.平板載荷試験は、荷重を加えた載荷板の沈下量を測定して、地盤の透水係数を求める試験である。

  1. aとb
  2. aとc
  3. bとd
  4. cとd
【第5問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。aとbが適当です。標準貫入試験は地盤の硬軟・締まり具合の判定と試料採取を目的とし(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第401条)、スクリューウエイト貫入試験は戸建住宅などの地盤調査の主流です(国土交通省掲載 技術開発成果報告書、日本大学理工学部の研究資料)。

1:正しい。aとbはいずれも適当です。

2:誤り。cは不適当です。粘性土ではN値からコンシステンシー(硬軟)を推定し、相対密度は砂質土で推定します(環境省報告書 表3.2.2・表3.2.3)。

3:誤り。dは不適当です。平板載荷試験は荷重と沈下の関係から支持力特性や変形特性を求める試験で、透水係数は現場透水試験等で求めます(国土交通省「地質・土質調査業務共通仕様書(案)」第504条)。

4:誤り。cとdはいずれも不適当です。

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