2級建築施工管理技士 第一次検定「躯体施工」のうち、木工事の問題です(重要度A)。一問一答8問 → 四肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の鉄筋コンクリート造等の内部間仕切軸組及び床組の工法によれば、土台の継手は、柱、間柱及びアンカーボルトの位置を避けて設け、ひき角類の場合は腰掛あり継ぎとする。
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正解:○
土台の継手は、柱・間柱・ボルトの位置を避けて設け、ひき角類の場合は腰掛あり継ぎとします(ひき割り類の場合は相欠け継ぎ・釘打ち)(標準仕様書12.4.2 表12.4.1)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問2:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の鉄筋コンクリート造等の内部間仕切軸組及び床組の工法によれば、土台は、柱、間柱及び継手の位置を避け、隅及び継手際を押さえ、間隔3.6m程度に径9mmのアンカーボルトで締め付ける。
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正解:×
土台のアンカーボルトの間隔は1.8m程度です。柱・間柱・継手の位置を避け、隅と継手際を押さえて、径9mmのアンカーボルトで締め付けます(標準仕様書12.4.2 表12.4.1)。
重要度:A 難易度:★★☆
問3:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の鉄筋コンクリート造等の内部間仕切軸組及び床組の工法によれば、大引の継手は、床束の心で突き付け、釘打ちとする。
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正解:×
大引の継手は、束心から150mm程度持ち出して腰掛あり継ぎとし、釘2本打ちとします。受材心で突き付けて釘打ちとするのは根太の継手です(標準仕様書12.4.2 表12.4.1)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の鉄筋コンクリート造等の内部間仕切軸組及び床組の工法によれば、根太の継手は、受材心で突き付け、釘打ちとする。
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正解:○
根太の継手は、受材心で突き付けて釘打ちとします(標準仕様書12.4.2 表12.4.1)。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:建築基準法施行令によれば、木造の筋かいと間柱が交差する部分では、筋かいを間柱の厚さだけ欠き込んで納めることができる。ただし、筋かいをたすき掛けにする場合ではないものとする。
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正解:×
筋かいには欠込みをしてはなりません。例外は、筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ない場合で、必要な補強を行ったときだけです。間柱との交差部で筋かいを欠き込むことは、この例外に当たりません(建築基準法施行令第45条第4項)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問6:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の木工事によれば、土台等の継伸しで、やむを得ず短材を使用する場合は、1mを限度とする。
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正解:○
土台等の継伸しでやむを得ず短材を使用する場合は、1mが限度とされています(標準仕様書12.1.5(2))。
重要度:A 難易度:★☆☆
問7:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の木工事によれば、下地材及び造作材に用いる釘の長さは、打ち付ける板厚の1.5倍以上を標準とする。
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正解:×
釘の長さは、打ち付ける板厚の2.5倍以上を標準とします(標準仕様書12.2.2(1)(イ))。
重要度:A 難易度:★★☆
問8:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の鉄筋コンクリート造等の内部間仕切軸組及び床組の工法によれば、根太を受材に乗せ掛ける場合、根太のせいが90mm以上のときは、受材へ渡りあご掛けとし、釘打ちとする。
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正解:○
根太を受材に乗せ掛ける場合、根太のせいが90mm以上のときは受材へ渡りあご掛け、それ以外は置き渡しとし、いずれも釘打ちとします(標準仕様書12.4.2 表12.4.1)。
四肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問9:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の鉄筋コンクリート造等の内部間仕切軸組及び床組の工法によれば、床組に関する記述として、最も適当なものはどれか。
- 根がらみ貫は、束の片側だけに添え付け、釘2本打ちとする。
- 床束は、下部を束受石に突き付け、上部を大引に道切りほぞ差しとし、釘2本打ちとする。
- 根太を受材と上端をそろえて納める場合は、受材に10mm程度大入れとし、釘打ちとする。
- 土間スラブの類の場合の転ばし大引は、特記がなければ、製材を用いる場合は杉とする。
【第9問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。床束は、下部を束受石に突き付け、上部を大引に道切りほぞ差しとして釘2本打ちとします(標準仕様書12.4.2 表12.4.1)。
1:不適当です。根がらみ貫は、束を挟み、遣違いに添え付けて釘2本打ちとします(表12.4.1)。
2:適当です。床束の仕口は、下は束受石に突付け、上は大引に道切りほぞ差し・釘2本打ちです(表12.4.1)。
3:不適当です。受材と上端をそろえる場合は、受材に20mm以上大入れとし、釘打ちとします(表12.4.1)。
4:不適当です。土間スラブの類の場合の土台・転ばし大引・転ばし根太は、ひのき又は3節による保存処理木材とします(12.4.1(2))。
重要度:A 難易度:★★☆
問10:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の木工事によれば、木材及び接合具等に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 木材の含水率は、特記がなければA種とし、下地材は15%以下とする(個別に含水率が規定されている材料を除く。)。
- 下地材に用いる釘は、湿潤状態となる場所ではステンレス製とする。
- 土台の取付けに使用するアンカーボルトは、あらかじめコンクリートに打ち込むか、所定のあと施工アンカーとする。
- 工場で加圧注入による防腐・防蟻処理を行った木材は、その後に切断や孔あけを行っても、その箇所に改めて処理を行う必要はない。
【第10問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。加圧注入処理等を行った後に加工・切断・孔あけ等を行った箇所は、薬剤の塗布等により処理を行います(標準仕様書12.3.1(ア)(c))。
1:適当です。特記がなければ表12.2.1によりA種とし、下地材・造作材とも15%以下です(12.2.1(1)(イ))。
2:適当です。湿潤状態となる場所はステンレス製、それ以外は表面処理された鉄製とします(12.2.2(1)(ア))。
3:適当です。土台・吊木受等の取付けに使用するアンカーボルトは、あらかじめコンクリートに打ち込むか、14.1.3(1)によるあと施工アンカーとします(12.2.2(2)(ウ))。
4:不適当です。加工・切断・孔あけ等を行った箇所は、12.3.1(イ)の薬剤の塗布等により処理します(12.3.1(ア)(c))。
重要度:A 難易度:★★☆
問11:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の鉄筋コンクリート造等の内部間仕切軸組及び床組の工法によれば、次の記述a〜dのうち、適当なものはいくつあるか。
a.柱(隅柱、土台踏外しの場合及びコンクリートの柱又は壁と取り合う場合を除く。)と土台との取合いの下部は、柱見込みの1/3土台を欠き込んで胴付きとし、両面釘打ちとする。
b.土台の継手は、ひき割り類の場合も、ひき角類と同様に腰掛あり継ぎとする。
c.間柱の仕口は、上部を短ほぞ差し、下部を大入れとし、釘2本打ちとする。
d.コンクリートの柱及び壁と取り合う柱は、上下を胴付きとし、両端を押さえ、間隔900mm程度に径9mmのアンカーボルトで締め付ける。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
【第11問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。適当なものはaとcの2つです(標準仕様書12.4.2 表12.4.1)。bは、ひき割り類の土台の継手は相欠け継ぎ・釘打ちです。dは、アンカーボルトの間隔は1.8m程度です。
1:不適当です。適当なものはa・cの2つです。
2:適当です。a・cが適当、b・dが不適当です。
3:不適当です。適当なものはa・cの2つです。
4:不適当です。b・dは不適当です。
重要度:A 難易度:★★☆
問12:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の鉄筋コンクリート造等の内部間仕切軸組及び床組の工法によれば、次の記述a〜dのうち、適当なものの組合せとして、最も適当なものはどれか。
a.大引の継手は、束心から150mm程度持ち出し、腰掛あり継ぎとし、釘2本打ちとする。
b.根太の継手は、受材心で突き付け、釘打ちとする。
c.土台を締め付けるアンカーボルトは、柱及び間柱の位置に合わせて設ける。
d.根太の継手は、受材心から150mm程度持ち出し、腰掛あり継ぎとする。
- aとb
- aとc
- bとd
- cとd
【第12問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。適当なものはaとbです(標準仕様書12.4.2 表12.4.1)。cは、アンカーボルトは柱・間柱・継手の位置を避けて設けます。dは大引の継手の工法で、根太の継手は受材心で突付け継ぎです。
1:適当です。a・bとも表12.4.1のとおりです。
2:不適当です。cは、アンカーボルトは柱・間柱の位置を避けて設けます。
3:不適当です。dは大引の継手の工法と混同しています。
4:不適当です。c・dとも不適当です。
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