重要度:A 論点:擁壁・土壌汚染
問36:擁壁および土地の調査に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- A:高さ2m以下の擁壁であれば、水抜き孔がなくても、地震や大雨による被害が生じることはない。
- B:重力式擁壁は自重によって背面からの土圧に抵抗する。また、工場跡地や埋立地では、重金属や揮発性有機化合物等による土壌汚染が問題となることがある。
- C:土壌汚染が問題となるのは農地に限られ、工場跡地や埋立地では調査する必要はない。
【第36問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:誤り。擁壁の安全性は高さだけで判断できない。ひび割れ、傾き、膨らみ、水抜き孔の有無・詰まり、背面の排水状態等を確認する必要がある。
・B:正しい。重力式擁壁は擁壁自体の重量で土圧に抵抗する。工場跡地・埋立地等では、過去の土地利用に由来する重金属や揮発性有機化合物等の土壌汚染が問題となることがある。【試験対策】擁壁は「自重・排水・水抜き孔」、土地は「利用履歴・土壌汚染」を確認する。
・C:誤り。工場跡地、埋立地、廃棄物処分場跡地等でも土壌汚染が問題となることがある。農地に限られるものではない。
重要度:A 論点:直接基礎・杭基礎
問37:建築物の基礎に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- A:直接基礎は、建物を支えられる良好な地盤が比較的浅い位置にある場合に用いられる。
- B:杭基礎は、すべての杭について、杭先端を硬い支持層まで到達させ、先端支持力だけで建物を支える。
- C:摩擦杭は、杭周面と地盤との摩擦力を利用せず、必ず杭先端の支持力だけで建物を支える。
【第37問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正しい。良好な支持地盤が浅い場合は、べた基礎・布基礎・独立基礎などの直接基礎を用いる。【試験対策】支持地盤が浅い=直接基礎、浅い地盤で支持力を確保できない=杭基礎と整理する。
・B:誤り。杭基礎には、杭先端を支持層へ到達させる支持杭のほか、杭周面と地盤との摩擦力を主に利用する摩擦杭がある。すべての杭が先端支持力だけで支えるわけではない。
・C:誤り。摩擦杭は杭周面と地盤との摩擦力を主に利用するため、必ずしも硬い支持層まで到達させるものではない。

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