宅地建物取引士 免除科目 択一式(初級) 第18問〜第20問|土地・建物

重要度:A 論点:台地・段丘

問18:宅地の適否に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • A:台地・段丘は、水はけがよく地盤が安定しており、一般に宅地に適している。
  • B:台地・段丘は、地盤が軟弱であり、一般に宅地に適していない。
  • C:台地の縁辺部は、崖崩れのおそれがないため、台地の中央部よりも宅地に適している。
【第18問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。台地・段丘は宅地適性の高い地形の代表。【試験対策】土地問題の大原則=「高くて・古くて・締まった地盤は強い/低くて・新しくて・緩い地盤は弱い」。台地はこの原則の「強い」側の典型。ただし縁辺部(崖沿い)と台地上の浅い凹地(水が集まる)は例外的に注意、という『原則+例外部位』のセットで覚える。
・B:誤り。台地・段丘は洪水・地震に比較的強い良好な地盤。低地の説明との入れ替え。
・C:誤り。縁辺部は集中豪雨時の崖崩れの危険があり、中央部より不利。方向を逆にしたひっかけ。


重要度:A 論点:低地・自然堤防

問19:低地に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • A:低地は、いかなる部分も宅地として利用することができない。
  • B:自然堤防の背後に広がる後背湿地は、砂質土で構成され、宅地に適している。
  • C:低地は一般に洪水や地震に弱いが、そのうち自然堤防は排水がよく、比較的宅地に適している。
【第19問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。自然堤防など比較的利用可能な部分もある。「いかなる部分も」という全称表現。
・B:誤り。後背湿地は粘土質の軟弱地盤であり宅地に不適。自然堤防との性質の入れ替え。
・C:正しい。低地の中の相対的な優劣=自然堤防(微高地・砂質で排水良好)は比較的良好。【試験対策】「自然堤防○/後背湿地×」のペアが土地問題の最頻出コンビ。川沿いの微高地(昔の人が集落を作った場所)は良く、その裏の湿地は悪い、と地形の成り立ちのストーリーで覚える。


重要度:A 論点:旧河道

問20:旧河道に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • A:旧河道は、地盤が固く安定しているため、宅地に適している。
  • B:旧河道は、軟弱な地盤で液状化のリスクが高く、宅地に適していない。
  • C:旧河道は、洪水時にも浸水のおそれがない。
【第20問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。旧河道は川の堆積物からなる軟弱地盤。「固く安定」は正反対の記述。
・B:正しい。液状化・地盤沈下・洪水時の再冠水のリスクが高い。【試験対策】旧河道=「昔の川」=「水と緩い土の記憶が残る場所」。液状化・沈下・浸水の3リスクをセットで想起する。地図上で細長い低地・蛇行した地割として判読できる点も出題される。
・C:誤り。旧河道は洪水時に再び水の通り道となりやすい。


コメント

タイトルとURLをコピーしました