社会保険労務士 厚生年金保険法 択一式(初級) 第16問〜第18問|被保険者・適用

重要度:B 論点:任意特定適用事業所

問16:任意特定適用事業所に関する記述として、正しいものはどれか。

  • A:企業規模要件を満たさない適用事業所でも、同意対象者の2分の1以上の同意に基づく事業主の申出により、加入要件を満たす短時間労働者全員を加入対象にできる
  • B:短時間労働者本人が個別に申し出れば、事業主や他の労働者の同意なしに加入できる
  • C:取消しには同意対象者の2分の1以上の同意があれば足りる
【第16問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。【試験対策】任意特定適用は、既に適用事業所である企業等が、企業規模基準を満たさなくても労使合意により短時間労働者への適用拡大を選択する制度。申出は同意対象者の2分の1以上、取消しは4分の3以上の同意が必要である。
・B:誤り。個々の短時間労働者が単独で任意加入する制度ではなく、事業所単位の申出制度である。
・C:誤り。取消しには同意対象者の4分の3以上の同意が必要である。


重要度:A 論点:短期契約者

問17:2か月以内の期間を定めて使用される者の取扱いとして、正しいものはどれか。

  • A:契約期間を問わず、2か月を経過した日の翌日から必ず被保険者となる
  • B:契約期間を超えて使用されることが当初から見込まれる場合は、契約開始日から被保険者となり得る
  • C:2か月以内の有期契約者は、契約更新の見込みがあっても常に適用除外となる
【第17問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。当初から契約を超えて使用される見込みがあれば開始日から加入し、見込みがなくても実際に超えて使用された場合は、超えた日から適用対象となる。
・B:正しい。【試験対策】2か月以内の有期契約者が適用除外となるのは、契約期間を超えて使用されることが見込まれない場合。更新条項や同様契約の更新実績等から超えて使用される見込みがあれば、当初から被保険者となる。
・C:誤り。契約更新等により2か月を超えて使用される見込みがある場合は適用除外とならない。


重要度:B 論点:同月得喪

問18:同一月内に厚生年金保険の資格を取得し、同じ月に喪失した場合の被保険者期間として、正しいものはどれか。

  • A:在職日数が15日以上の場合に限り、1か月として算入する
  • B:資格喪失月であるため、いかなる場合も被保険者期間に算入しない
  • C:原則としてその月を1か月として算入するが、同月内にさらに厚生年金保険の資格を取得した場合は、先に喪失した資格による期間を別個の1か月として算入しない
【第18問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。被保険者期間は月単位で計算し、15日以上という日数基準はない。
・B:誤り。同月中に取得・喪失した場合は、原則としてその月を1か月として算入する。
・C:正しい。【試験対策】同月得喪は原則1か月として扱う。ただし、同月内に再び厚生年金保険の被保険者資格を取得した場合は、先の資格による期間を独立した1か月として重複算入せず、後の資格に基づく期間を算入する。


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