補償業務管理士 共通科目 一問一答・四肢択一(全12問)|所有権以外の権利の消滅補償

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補償業務管理士「共通科目」のうち、所有権以外の権利の消滅補償の問題です(大分類:一般補償基準・重要度A)。一問一答8問 → 四肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★☆☆

問1:一般補償基準では、消滅させる土地に関する所有権以外の権利に対しては、正常な取引価格をもって補償するものとされている。

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正解:○

消滅させる所有権以外の権利には、正常な取引価格で補償します(一般補償基準第10条)。


重要度:A 難易度:★★☆

問2:一般補償基準では、消滅させる土地に関する所有権以外の権利のうち一般的に譲渡性のないものについては、土地の正常な取引における当該権利の有無による土地の価格の差額をもって補償するものとされている。

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正解:○

一般的に譲渡性のない権利は、取引価格がないため、土地の正常な取引における「その権利の有無による土地の価格の差額」で補償します(一般補償基準第10条)。


重要度:A 難易度:★★☆

問3:一般補償基準では、地上権、永小作権又は賃借権の正常な取引価格は、権利者がその権利の取得に要した費用を基準として算定するものとされている。

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正解:×

地上権・永小作権・賃借権の正常な取引価格は、近傍類地に関する同種の権利の取引価格を基準とし、土地の価格、地代・借賃、権利金、存続期間などの契約内容、収益性、使用の態様等を総合的に比較考量して算定します(一般補償基準第11条第1項)。


重要度:A 難易度:★★☆

問4:一般補償基準では、使用貸借による権利に対しては、その権利が賃借権であるものとして算定した正常な取引価格に、適正に定めた割合を乗じて得た額をもって補償するものとされている。

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正解:○

使用貸借による権利は、賃借権であるものとして算定した正常な取引価格に、権利が設定された事情や契約内容、使用・収益の状況等を考慮して適正に定めた割合を乗じて補償します(一般補償基準第12条)。


重要度:A 難易度:★★☆

問5:用対連細則では、使用貸借による権利に対する補償において賃借権の正常な取引価格に乗ずべき割合は、通常の場合、2分の1程度を標準とするものとされている。

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正解:×

用対連細則では、この割合は通常の場合、3分の1程度を標準とするものとされています(用対連細則(基準第13条関係))。


重要度:A 難易度:★☆☆

問6:一般補償基準では、占有権に対しては、賃借権に準じて算定した額をもって補償するものとされている。

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正解:×

占有権に対しては、補償しないものとされています(一般補償基準第13条)。


重要度:A 難易度:★★☆

問7:一般補償基準では、消滅させる漁業権等に対しては、その権利を行使することによって得られる収益を資本還元した額を基準とし、その権利に係る水産資源の将来性等を考慮して算定した額をもって補償するものとされている。

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正解:○

漁業権等は、権利を行使して得られる収益(漁業粗収入から、自家労働の評価額を含む漁業経営費を控除した額)を資本還元した額を基準に、水産資源の将来性等を考慮して算定します(一般補償基準第17条)。


重要度:A 難易度:★★☆

問8:一般補償基準では、消滅させる鉱業権等のうち一般的に譲渡性のあるものについては、その権利の取得に関して要した費用を基準として補償するものとされている。

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正解:×

鉱業権等のうち一般的に譲渡性のあるものは、正常な取引価格で補償します。権利の態様・収益性・取得に要した費用等を考慮して算定するのは、譲渡性のないものです(一般補償基準第18条)。

四肢択一

重要度:A 難易度:★★☆

問9:一般補償基準において、消滅させる賃借権の正常な取引価格を算定する際に比較考量する事項として、妥当でないものはどれか。

  1. 権利者がその権利に対して有する主観的な感情価値
  2. 権利金
  3. 権利の存続期間
  4. 地代又は借賃
【第9問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。賃借権等の正常な取引価格の算定には、土地の正常な取引価格の規定(主観的な感情価値を考慮しないことを含む)が準用されます(一般補償基準第11条第2項・第8条第4項)。

1:妥当でない。主観的な感情価値は考慮しません(一般補償基準第11条第2項・第8条第4項)。

2:妥当。比較考量する契約内容の一つです(一般補償基準第11条第1項)。

3:妥当。比較考量する契約内容の一つです(一般補償基準第11条第1項)。

4:妥当。比較考量する契約内容の一つです(一般補償基準第11条第1項)。


重要度:A 難易度:★★☆

問10:一般補償基準における所有権以外の権利の消滅に係る補償に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。

  1. 漁業権等の補償額の算定の基礎となる収益は、漁業粗収入から漁業経営費を控除した額であり、この漁業経営費には自家労働の評価額は含まれない。
  2. 温泉を利用する権利は、一般補償基準上の「鉱業権等」に含まれる。
  3. 使用貸借による権利に対しては、権利が設定された事情を考慮することなく、一律の割合によって補償する。
  4. 河川の流水を利用する権利は、補償の対象とならない。
【第10問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。一般補償基準の「鉱業権等」には、鉱業権・租鉱権のほか、温泉を利用する権利や、河川の敷地・流水・海水その他の水を利用する権利が含まれます(一般補償基準第18条)。

1:妥当でない。漁業経営費には自家労働の評価額が含まれます(一般補償基準第17条)。

2:妥当。一般補償基準第18条のとおりです。

3:妥当でない。権利が設定された事情、契約内容、使用・収益の状況等を考慮して適正に定めた割合を乗じます(一般補償基準第12条)。

4:妥当でない。水を利用する権利も「鉱業権等」として補償の対象です(一般補償基準第18条)。


重要度:A 難易度:★★☆

問11:所有権以外の権利に係る補償に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。

  1. 一般補償基準では、制限する漁業権等に対しては、その権利が消滅するものとして算定した額に、制限の内容等を考慮して適正に定めた割合を乗じて得た額をもって補償する。
  2. 一般補償基準では、所有権以外の権利の目的となっている土地に対しては、その権利がないものとして算定した額から、その権利の価格を控除した額をもって補償する。
  3. 一般補償基準では、一般的に譲渡性のない所有権以外の権利は、取引価格が存在しないため、補償の対象とならない。
  4. 民法上、抵当権者は、抵当権の目的である土地の所有者が受けるべき補償金に対して物上代位をすることができるが、そのためには払渡し前に差押えをしなければならない。
【第11問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。一般的に譲渡性のない権利は、土地の正常な取引における当該権利の有無による土地の価格の差額で補償します(一般補償基準第10条)。

1:妥当。漁業権等の制限に係る補償の規定です(一般補償基準第22条)。

2:妥当。一般補償基準第9条のとおりです。

3:妥当でない。譲渡性のない権利も、権利の有無による土地の価格の差額で補償します(一般補償基準第10条)。

4:妥当。民法第372条が準用する第304条のとおりです。


重要度:A 難易度:★★☆

問12:一般補償基準に関する次の記述ア〜エのうち、妥当なものの組み合わせはどれか。

ア 地上権の正常な取引価格は、近傍類地に関する同種の権利の取引価格を基準として算定する。
イ 漁業権等に対する補償額の算定では、その権利に係る水産資源の将来性等を考慮する。
ウ 鉱業権等のうち一般的に譲渡性のないものは、その権利の態様及び収益性、その権利の取得に関して要した費用等を考慮して算定する。
エ 使用貸借による権利は、その権利が地上権であるものとして算定した正常な取引価格に、適正に定めた割合を乗じて補償する。
  1. ア・イ・エ
  2. ア・ウ・エ
  3. ア・イ・ウ
  4. イ・ウ・エ
【第12問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。ア・イ・ウは妥当で、エは妥当でありません。使用貸借による権利は、「賃借権」であるものとして算定します(一般補償基準第12条)。

1:妥当でない。エが妥当でない記述です。

2:妥当でない。エが妥当でない記述です。

3:妥当(正解)。ア(一般補償基準第11条第1項)、イ(第17条)、ウ(第18条)はいずれも妥当です。

4:妥当でない。エが妥当でない記述です。

「一般補償基準」の他の論点

【本問題についてのご注意】 オリジナル演習問題です(実際の試験問題ではありません)。 生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。 最新の法令・補償基準は、各発注機関・試験実施機関の公表情報でご確認ください。 公式テキスト等と併用してください。

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