重要度:A 論点:純損失の算定と繰越利益剰余金の増減
問6(○×)
当期の収益総額が ¥6,000,000、費用総額が ¥6,400,000 のとき、繰越利益剰余金は ¥400,000 増加する。
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正解:×
解説 費用が収益を上回っているので当期純損失 ¥400,000(6,400,000 − 6,000,000)です。繰越利益剰余金は ¥400,000 減少します。仕訳は「(借)繰越利益剰余金 400,000/(貸)損益 400,000」です。
重要度:A 論点:資本金との区別
問7(語句選択)
当期純利益を振り替えるとき、貸方に記入する勘定科目はどれか。
ア.繰越利益剰余金 イ.資本金 ウ.損益
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正解:ア.繰越利益剰余金
解説 当期純利益の振替先は繰越利益剰余金です。イの資本金は株主からの出資に基づく純資産であり、当期純利益の振替先ではありません。ウの損益は借方に入ります。
重要度:A 論点:資本金と繰越利益剰余金の対比
問8(○×)
資本金と繰越利益剰余金は、どちらも純資産に属するが、資本金は株主からの出資に基づく純資産、繰越利益剰余金は利益の累積的な増減を記録する純資産である。
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正解:○
解説 どちらも純資産ですが、何に基づく純資産かが違います。初学者向けの言い方をすれば「元手と利益は別」ということですが、正確には上のとおりです。この区別が、2級の純資産の部(資本金・資本剰余金・利益剰余金)の骨格になります。
重要度:B 論点:締切手続きとしての位置づけ
問9(○×)
当期純利益を繰越利益剰余金へ振り替える仕訳は、決算整理仕訳の1つである。
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正解:×
解説 この振替は決算整理仕訳ではなく、決算整理が終わったあとの帳簿の締切り手続きの一部です。順番は「決算整理 → 損益勘定へ集計 → 純利益を繰越利益剰余金へ振替 → 締切り」。精算表問題で「どの段階の処理か」を問われたときに効いてきます。
重要度:A 論点:損益計算書と貸借対照表のつながり
問10(○×)
損益計算書に表示される当期純利益は、この振替を通じて貸借対照表の純資産へ反映される。
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正解:○
解説 当期純利益は繰越利益剰余金を増加させる要因の1つであり、決算振替を通じて貸借対照表の純資産へ反映されます。2つの財務諸表は、この1本の仕訳でつながっています。 ただし、当期純利益がそのまま繰越利益剰余金の残高になるわけではありません(前期繰越や配当による増減があります)。

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