論点:総合
問17:労働保険徴収法に定める労働保険料の負担に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- A:労災保険率に応ずる部分の一般保険料は、事業主と労働者が折半して負担する。
- B:労災保険率に応ずる部分の一般保険料は、全額を事業主が負担する。
- C:雇用保険二事業に係る保険料は、事業主と労働者が折半して負担する。
- D:印紙保険料は、全額を事業主が負担する。
- E:雇用保険率のうち失業等給付に係る部分は、全額を事業主が負担する。
【第17問:正解と解説】
正解:B
・A
【選択肢解説】労災保険に係る保険料は全額事業主が負担する。
・B
【論点】労働保険料の負担(法31条)。【考え方】労災保険部分と雇用保険二事業部分は全額事業主負担、失業等給付・育児休業給付部分は原則労使折半である。2026年度の一般の事業は労働者5/1000、事業主8.5/1000である。【選択肢解説】労災保険率部分を全額事業主負担としており、正しい。
・C
【選択肢解説】雇用保険二事業に係る保険料は全額事業主が負担する。
・D
【選択肢解説】印紙保険料は事業主と日雇労働被保険者が2分の1ずつ負担する。
・E
【選択肢解説】失業等給付・育児休業給付に係る部分は労使が折半して負担する。
論点:総合
問18:労働保険徴収法に定める認定決定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- A:事業主が確定保険料申告書を提出しないときは、政府が労働保険料の額を決定し、これを事業主に通知する。
- B:認定決定された印紙保険料については、その額に100分の25を乗じて得た額の追徴金が徴収される。
- C:認定決定された概算保険料については、その額に100分の10を乗じて得た額の追徴金が徴収される。
- D:天災その他やむを得ない理由があるときは、追徴金は徴収されない。
- E:追徴金の算定の基礎となる労働保険料の額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てる。
【第18問:正解と解説】
正解:C
・A
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】法19条4項のとおりである。
・B
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】印紙保険料の認定決定に伴う追徴金は25%である。
・C
【論点】認定決定と追徴金(法15条・19条・21条・25条)。【考え方】認定決定された概算保険料には追徴金を課さない。確定保険料は10%、印紙保険料は25%である。【選択肢解説】概算保険料に10%の追徴金を課すとしているため誤り。
・D
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】天災その他やむを得ない理由があるときは追徴金を徴収しない。
・E
正しい(=正解肢ではない)。【選択肢解説】追徴金の算定基礎となる保険料額の1,000円未満の端数は切り捨てる。

コメント