重要度:A 論点:第1問の初動判断
問1
問題文:第1問の仕訳問題を読んだあと、最初に行うこととして適切なのはどちらか。
- 選択肢:何の取引で、どの処理段階かを確認する/借方に置く勘定科目を先に決める
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正解:何の取引で、どの処理段階かを確認する
解説:当サイトの第1問演習では複数の論点を横断して扱うため、「この単元の問題だからこの科目を使う」という手がかりに頼れません。何をした取引か・いつの処理か・何で決済したか・何を計上/消去/振替するかを確認してから科目を決めます。
- 確認ポイント:この4点は、当サイトが整理した基本的な確認の枠組みです。決まった順番で確認しなければならない公式の手順ではありません。 大切なのは、科目を決める前にこれらが確認できているかどうかです。
重要度:A 論点:キーワードだけで勘定科目を決めない
問2
問題文:問題文に「入金があった」と書かれていれば、相手科目は売上である。
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正解:×
解説:入金があっても、入ってきた理由によって相手科目は変わります。すでに計上した売掛金を回収した取引であれば、減るのは売掛金であって、新しい売上は計上しません。売上は販売した時点ですでに計上されているためです。
- 確認ポイント:支払いの側も同じです。買掛金を支払った取引であれば、減るのは買掛金であって、新しい仕入は計上しません。お金が動いたかどうかより先に、なぜ動いたのかを確認してください。
重要度:A 論点:処理段階の確認
問3
問題文:問題文に「備品」という語があれば、備品を取得したときの仕訳を書けばよい。
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正解:×
解説:同じ論点でも、どの処理段階かによって必要な仕訳が変わります。備品を取得した日常取引なのか、決算日に減価償却を行う決算整理なのかで、書く仕訳は異なります。
- 確認ポイント:「決算において」「決算日に」とあれば決算整理の可能性を確認し、前期末に計上した経過勘定などを翌期首に戻すと示されていれば再振替仕訳、「誤って〜と記帳していた」とあれば訂正仕訳を検討します。日常取引・訂正・決算整理・再振替・帳簿締切のどの段階かを見分けてください。それぞれの処理そのものは、各単元で学んだとおりです。
重要度:A 論点:複合仕訳
問4
問題文:1つの取引について、借方または貸方に複数の勘定科目が並ぶことがある。
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正解:○
解説:代金の一部を現金で受け取り残額を掛けとした場合、前もって受け取っていた分を充当した場合、控除額を差し引いて支払った場合などは、借方または貸方に複数の科目が並びます。何が増えたか・何が減ったか・それぞれいくらかを分けて整理してください。
- 確認ポイント:借方と貸方で科目の数がそろうとは限りません。そろえるのは科目数ではなく金額の合計です。条件が複数書かれているときは、条件ごとにどの科目・金額へ影響するかを確認し、問題文を最後まで読み直してください。
重要度:A 論点:貸借検算とその限界
問5
問題文:借方合計と貸方合計が一致していれば、その仕訳は正しいと判断してよい。
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正解:×
解説:貸借合計の一致は必要な確認ですが、それだけで仕訳が正しいことにはなりません。借方と貸方を同じ金額で誤った場合、勘定科目を取り違えた場合、借方と貸方を逆に書いた場合は、いずれも貸借合計が一致したままです。
- 確認ポイント:貸借合計の一致は確認の一つです。不一致があれば金額・借貸・転記などの誤りがある可能性がありますが、一致していても科目や取引判断の誤りが残ることがあります。取引内容・勘定科目・金額・借方貸方は、それぞれ別に確認してください。

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