重要度:A 論点:収益の記録方向と基本形
問1(二択)
建物の家賃が普通預金口座へ振り込まれた。このときの仕訳の形として適切なのはどちらか。
A:(借)普通預金 / (貸)受取家賃 B:(借)受取家賃 / (貸)普通預金
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正解:A
解説 普通預金という資産が増えるので借方、受取家賃という収益が発生するので貸方です。
この単元の仕訳は、ほとんどが次の形になります。
(借)現金・普通預金など / (貸)適切な収益科目
Bが誤りである理由:借方と貸方が逆になっており、収益を借方に記入してしまっています。収益は発生したときに貸方へ記入します。
重要度:A 論点:収益科目の判断基準(発生理由と受取方法の区別)
問2(○×)
収益の勘定科目は、現金で受け取ったか普通預金へ振り込まれたかによって決める。
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正解:×
解説 収益の科目は、何によって収益が生じたかで決めます。現金・普通預金などの受取方法は、借方の科目を決める情報です。
同じ「建物を貸した対価」であれば、現金で受け取っても普通預金へ振り込まれても、貸方は受取家賃のままです。
判断は「① 何によって生じたか → ② 収益科目(貸方) → ③ 何で受け取ったか → ④ 借方」の順で行います。
重要度:A 論点:受取家賃と受取地代の区別
問3(二択)
会社が所有する土地を他者へ貸し、その賃貸料を受け取った。使用する収益の勘定科目はどちらか。
A:受取地代 B:受取家賃
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正解:A(受取地代)
解説 貸した対象が土地なので受取地代です。
Bが誤りである理由:受取家賃は、建物(事務所・店舗・倉庫など)を貸して受け取る賃貸料に使う科目だからです。
貸した対象が建物か土地かだけで分かれます。借りる側の支払家賃・支払地代(C09-T01)と同じ基準です。
重要度:A 論点:受取手数料と売上の区別
問4(二択)
取引先間の売買を仲介し、その対価として手数料を受け取った。使用する収益の勘定科目はどちらか。
A:受取手数料 B:売上
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正解:A(受取手数料)
解説 仲介というサービスを提供した対価なので、受取手数料です。
Bが誤りである理由:売上は、商品を販売したことによって生じる収益に使う科目だからです。この取引で当社が提供したのは商品ではなく、仲介というサービスです。
「お金が入った」ではなく、「何を提供した対価なのか」を読みます。
重要度:A 論点:受取手数料と支払手数料の区別(当社の立場)
問5(二択)
当社が事務代行のサービスを提供し、その対価として手数料を受け取った。使用する勘定科目はどちらか。
A:受取手数料 B:支払手数料
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正解:A(受取手数料)
解説 手数料を受け取ったのは当社なので、収益の受取手数料です。
Bが誤りである理由:支払手数料は、当社がサービスの提供を受けて手数料を支払う側のときに使う費用の科目だからです。銀行の振込手数料などがこれにあたり、C09-T01 で扱います。
同じ「手数料」でも、当社がどちら側にいるかで科目と5要素が変わります。
| 当社の立場 | 科目 | 5要素 |
|---|---|---|
| サービスを提供して受け取った | 受取手数料 | 収益 |
| サービスの提供を受けて支払った | 支払手数料 | 費用 |

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