測量士補|用地測量の調査・復元・境界確認と実測図

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「用地測量の調査・復元・境界確認と実測図」の問題集です。一問一答11問、五肢択一2問。各問題の「正解・解説を見る」を開いて答えを確認してください。

このページの略称:準則=作業規程の準則(国土交通省告示)

一問一答(○×)

重要度:B 難易度:★1

問1 ○×

用地測量は、土地・境界等を調査し、用地取得等に必要な資料・図面を作成する作業です。

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正解:○

正解は○です。河川測量や国土調査法による地籍調査の定義と区別します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第680条;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★1

問2 ○×

用地測量の資料調査では、公図等の転写、登記記録の調査、権利者確認調査を行います。

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正解:○

正解は○です。土地・建物等について必要な資料を収集・調査します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第683~688条;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★2

問3 ○×

用地測量の復元杭を設置する段階では、境界確認と同様に、関係権利者の立会いを行うことが原則です。

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正解:×

正解は×です。復元測量では事前に説明し、原則として立会いを行いません。境界確認では立会いを行います。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第689条・第690条第1・2・4・5項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★2

問4 ○×

用地測量の境界確認と境界測量は、前者が現地で境界点を確認する工程、後者が境界点を測って座標を得る工程として区別されます。

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正解:○

正解は○です。確認の手続と座標を求める測量を混同しません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第681条第三~五号・第691条・第693条;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★1

問5 ○×

境界確認の完了後は、土地境界確認書に関係権利者全員の署名等を求めます。

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正解:○

正解は○です。一部の関係権利者の署名だけとする規定ではありません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第692条第1・3・5項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★2

問6 ○×

用地の境界測量は、近傍の4級基準点以上から放射法等を用い、見通し障害等でやむを得ない場合は補助基準点を使えます。

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正解:○

正解は○です。補助基準点への例外には条件があります。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第693条・第694条第1項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★1

問7 ○×

測定可能な境界点間について、現地で測った距離と座標から計算した距離との比較は、用地外周の全辺で行います。

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正解:○

正解は○です。一部の辺だけを比較して終える扱いではありません。測定不可能な場合には別の特例があります。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第698条・第699条第2・3項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★1

問8 ○×

用地の取得用地・残地の面積計算は、原則として座標法により行います。

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正解:○

正解は○です。境界測量の成果から面積計算書を作成します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第700条・第701条第1項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★1

問9 ○×

用地実測図の地図情報レベルは、250を標準とします。

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正解:○

正解は○です。境界点の座標を基に、境界・面積等のデータを格納します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第702条・第703条第1~3項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★2

問10 ○×

用地平面図は、用地実測図の必要項目を抽出するだけで完成させ、現地の建物等の主要地物は測定しません。

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正解:×

正解は×です。用地実測図の必要項目の抽出に加え、主要地物を現地で測定して作ります。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第704条・第705条第1~3項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

重要度:B 難易度:★2

問11 ○×

測定可能な境界点間の較差の許容範囲の標準は、座標から求めた距離Sが20 m未満なら平地10 mm・山地20 mm、20 m以上なら平地S/2,000・山地S/1,000です。

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正解:○

正解は○です。20 mちょうどは20 m以上の行です。距離の区分と平地・山地の区分を両方確認します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第698条・第699条第2・4項及び表(PDF p.185);https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
計算で検証:ピタゴラスの定理及び差の絶対値

五肢択一

重要度:B 難易度:★2

問12 組み合わせ

用地測量と国土調査法による地籍調査について、正しいものだけの組み合わせを選んでください。
ア:資料から復元した結果と現地が食い違う場合は復元杭を置かず、原因を調べて計画機関へ報告し、適切に措置します。
イ:用地測量を完了したというだけでは、国土調査法による成果の認証を受けたことにはなりません。
ウ:地籍調査は毎筆の所有者・地番・地目を調査し、境界・地積を測量して地図・簿冊を作成する制度です。
エ:国土調査における測量には、国土調査法第5章に特則がない場合も測量法を適用しません。
オ:用地実測図データの標準の格納項目には、境界点の座標値・点名・標杭の種類・境界線、面積計算表、境界辺長、画地及び残地の面積が含まれます。

  1. ア・エ・オ
  2. イ・ウ・エ
  3. ア・イ・ウ・オ
  4. ア・ウ・エ・オ
  5. ア・イ・ウ
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正解:3

正解は3です。アは現地と相違する復元結果への措置、イは用地測量と国土調査法の認証の区別、ウは地籍調査の目的で、いずれも正しいです。エは国土調査法第5章の特則を除き測量法を適用する規定に反しています。オは準則第703条第2項の標準項目のうち、境界点情報、面積計算表、境界辺長、画地及び残地の面積を挙げており正しいです。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第690条第7項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第681・692・708条;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
国土調査法(確認日時点の現行法) 第17条の閲覧・第19条の認証;https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000180(確認2026-10-11)
地籍調査の流れ(国土交通省 地籍調査Webサイト) 8.地籍調査の成果を閲覧する・9.登記所へ成果を送付する;https://www.chiseki.go.jp/about/flow/index.html(確認2026-10-11)
国土調査法(確認日時点の現行法) 第2条第5項;https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000180(確認2026-10-11)
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第680条;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
国土調査法(確認日時点の現行法) 第34条(第5章 雑則);https://laws.e-gov.go.jp/law/326AC0000000180(確認2026-10-11)
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第702条・第703条第1~3項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)

選択肢1:誤りです。エが誤りで、イ・ウも正しいです。
選択肢2:誤りです。エを除き、ア・オを加えます。
選択肢3:正しいです。ア・イ・ウ・オが正しく、エだけが誤りです。
選択肢4:誤りです。エを除き、イを加えます。
選択肢5:誤りです。オの用地実測図の格納内容も正しいです。

重要度:B 難易度:★3

問13 正しいもの

測定可能な平地の境界点間で、座標差はΔX=24 m、ΔY=18 m、現地で測った距離は30.013 mでした。準則の標準による較差の許容範囲の値と、この実測距離の較差がその範囲内かどうかの正しい組を選んでください。与値は厳密値、√900=30を使い、途中で丸めず、許容値は小数第4位まで表示します。判定前の端数処理は行いません。

  1. 0.0100 m/範囲外
  2. 0.0150 m/範囲内
  3. 0.0300 m/範囲内
  4. 0.0150 m/範囲外
  5. 0.0015 m/範囲外
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正解:2

正解は2です。座標距離S=√(24²+18²)=30 mは20 m以上です。平地の許容範囲S/2,000=0.0150 m、較差|30.013−30|=0.013 mなので範囲内です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第698条・第699条第2・4項及び表(PDF p.185);https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
計算で検証:ピタゴラスの定理及び差の絶対値

選択肢別の説明
1:誤りです。20 m未満の平地の10 mmを、この距離にも適用しています。
2:正しいです。20 m以上の平地の式を使い、較差0.013 mと比べています。
3:誤りです。山地のS/1,000を平地へ適用しています。
4:誤りです。許容値は合っていますが、0.013≤0.015の判定が逆です。
5:誤りです。分母を20,000として、許容値を10分の1にしています。


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