社会保険労務士 社会保険一般常識 択一式(初級) 第37問〜第39問|社会保険労務士法

重要度:A 論点:使命・職責

問37:2025年改正後の社会保険労務士の使命及び職責に関する記述として、正しいものはどれか。

  • A:社会保険労務士は、適切な労務管理の確立や個人の尊厳が保持された適正な労働環境の形成等に寄与することを使命とし、品位を保持し、公正な立場で誠実に業務を行わなければならない。
  • B:社会保険労務士の使命は依頼者の利益を最大化することだけであり、公正な立場は求められない。
  • C:社会保険労務士の職責に関する規定は削除され、業務上の品位保持義務は存在しない。
【第37問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正しい。【試験対策】2025年改正で社会保険労務士の使命規定が整備された。社会保険労務士は、労働・社会保険法令の円滑な実施を通じ、適切な労務管理、個人の尊厳が保持された適正な労働環境、事業の健全な発達、労働者等の福祉及び社会保障の向上に資することを使命とする。また、品位保持、法令・実務への精通、公正・誠実な業務遂行が求められる。
・B:誤り。依頼者の利益だけでなく、公正な立場と社会的使命に沿った業務遂行が求められる。
・C:誤り。職責規定は存続しており、品位保持、公正・誠実な業務遂行が義務付けられている。


重要度:A 論点:登録要件

問38:社会保険労務士試験合格者が社会保険労務士の登録を受けるための要件として、正しいものはどれか。

  • A:試験合格後、実務経験や講習を問わず直ちに登録を受けることができる。
  • B:原則として労働社会保険諸法令に関する事務に2年以上従事するか、これと同等以上の経験を有すると認められる事務指定講習を修了する必要がある。
  • C:社会保険労務士法人で1年間勤務した者だけが登録を受けることができる。
【第38問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:誤り。試験合格だけでは足りず、原則2年以上の実務経験又は事務指定講習の修了が必要である。
・B:正しい。【試験対策】試験合格者等が社会保険労務士となるには、労働社会保険諸法令関係事務について通算2年以上の実務経験を有するか、全国社会保険労務士会連合会が実施する事務指定講習を修了し、その後に名簿登録を受ける。実務経験は試験合格の前後を問わない。
・C:誤り。社会保険労務士法人での1年間の勤務だけを登録要件とする制度ではない。


重要度:A 論点:業務制限

問39:非社会保険労務士の業務制限に関する記述として、正しいものはどれか。

  • A:無報酬であれば、反復継続して他人の申請書等を作成・提出代行しても常に禁止される。
  • B:報酬を得ても、名称に「社会保険労務士」を使用しなければ1号・2号業務を自由に行える。
  • C:社会保険労務士又は社会保険労務士法人でない者は、原則として、他人の求めに応じ報酬を得て1号・2号業務を業として行うことができない。
【第39問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:誤り。社会保険労務士法27条の業務制限は「他人の求めに応じ報酬を得て」「業として」行う場合を対象とする。ただし、無報酬なら他法令上の問題が一切生じないという意味ではない。
・B:誤り。名称使用の有無にかかわらず、報酬を得て1号・2号業務を業として行えば業務制限に抵触し得る。
・C:正しい。【試験対策】業務制限の要件は、非社会保険労務士等が、他人の求めに応じ、報酬を得て、1号から2号までの事務を業として行うことである。他の法律に別段の定めがある場合や政令で定める付随業務には例外がある。名称使用制限とは別の規制である。


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