重要度:A 論点:保険料の徴収期間
問28:厚生年金保険料が徴収される期間に関する記述として、正しいものはどれか。
- A:原則として資格取得月から資格喪失月の前月までであるが、資格取得月と資格喪失月が同じ同月得喪では原則1か月分を徴収する。
- B:資格取得月の翌月から資格喪失月までであり、同月得喪では保険料を徴収しない。
- C:資格取得月から資格喪失月まで必ず徴収し、同月中に別の年金資格を取得しても例外はない。
【第28問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正しい。【試験対策】取得月は徴収し、通常の喪失月は徴収しない。同月得喪では原則1か月分を徴収する。ただし、同じ月に別の厚生年金資格または国民年金資格(第2号被保険者を除く。)を取得した場合、先に喪失した厚生年金保険料は不要となり還付される。月末退職は翌月1日喪失となるため、退職月分まで徴収される。
・B:誤り。資格取得月から保険料を徴収し、同月得喪も原則1か月分が必要である。
・C:誤り。通常は資格喪失月を徴収せず、同月中に別資格を取得した場合には同月得喪の還付例外がある。
重要度:A 論点:時効
問29:厚生年金保険の時効に関する記述として、正しいものはどれか。
- A:年金給付を受ける基本権・支分権も、保険料を徴収・還付する権利も2年で時効消滅する。
- B:年金給付を受ける基本権・支分権は原則5年、保険料を徴収・還付する権利は2年で時効消滅する。
- C:年金給付を受ける基本権・支分権も、保険料を徴収・還付する権利も5年で時効消滅する。
【第29問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:誤り。厚生年金の年金給付を受ける基本権・支分権は原則5年である。
・B:正しい。【試験対策】年金給付は原則5年、保険料その他の徴収金を徴収し、または還付を受ける権利は2年。健康保険の保険給付が原則2年である点と区別する。督促等により時効更新の効力が生じる場合がある。
・C:誤り。保険料等の徴収・還付に関する権利は2年である。
重要度:B 論点:国庫負担
問30:厚生年金保険における国庫負担に関する記述として、正しいものはどれか。
- A:厚生年金保険には、基礎年金拠出金を含め国庫負担は一切ない。
- B:老齢厚生年金の報酬比例部分の給付費の2分の1を、国庫が直接負担する。
- C:政府が厚生年金保険の実施者として負担する基礎年金拠出金について、原則としてその2分の1相当額を国庫が負担する。
【第30問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:誤り。政府が負担する基礎年金拠出金について国庫負担がある。
・B:誤り。報酬比例部分の給付費を国庫が直接2分の1負担する制度ではない。
・C:正しい。【試験対策】国庫は、政府が厚生年金保険の実施者として負担する基礎年金拠出金の2分の1相当額を負担する。共済組合等の他の実施機関に係る費用負担は各共済法等にも規定される。報酬比例部分には同様の2分の1国庫負担はない。

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