重要度:B 論点:地価公示・鑑定評価
問25:鑑定評価における想定上の条件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- A:想定上の条件は、一般経済社会全体に関する一般的要因についてのみ設定することができる。
- B:依頼目的に応じ、対象不動産に係る価格形成要因のうち、地域要因または個別的要因について想定上の条件を設定する場合がある。
- C:想定上の条件を設定した場合でも、その内容や理由を鑑定評価報告書に記載してはならない。
- D:依頼者から求められた場合には、実現性や合法性を検討せず、どのような想定上の条件でも設定しなければならない。
【第25問:正解と解説】
正解:B
・A
【選択肢解説】誤り。想定上の条件は、地域要因または個別的要因について設定される。
・B
【論点】想定上の条件。【選択肢解説】正しい。依頼目的に応じて地域要因または個別的要因について実際と異なる状態を想定する場合がある。これが正解肢。
・C
【選択肢解説】誤り。想定上の条件を設定した場合は、その内容と合理的な理由を鑑定評価報告書に明記する必要がある。
・D
【選択肢解説】誤り。条件設定の妥当性を確認し、特に実現性・合法性等を検討しなければならない。
重要度:A 論点:地価公示・鑑定評価
問26:最有効使用の原則と適合の原則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- A:最有効使用とは、対象不動産について現在現実に行われている使用方法をいい、合法性や経済合理性は問わない。
- B:適合の原則とは、不動産の効用が最高度に発揮される可能性に最も富む使用を前提として価格が形成されるという原則である。
- C:最有効使用は、客観的にみて合理的かつ合法的な最高最善の使用をいい、適合の原則は、不動産の収益性または快適性が最高度に発揮されるためには環境に適合する必要があるという原則である。
- D:最有効使用と適合の原則は同一の内容を示す名称であり、区別する必要はない。
【第26問:正解と解説】
正解:C
・A
【選択肢解説】誤り。現実の使用が最有効使用と一致するとは限らず、合理性・合法性等を満たす必要がある。
・B
【選択肢解説】誤り。その説明は適合の原則ではなく、最有効使用の原則に関するものである。
・C
【論点】最有効使用の原則と適合の原則。【選択肢解説】正しい。最高最善の使用と、周辺環境との適合を求める原則を正しく区別している。これが正解肢。
・D
【選択肢解説】誤り。両者は関連するが、それぞれ異なる価格原則である。

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