重要度:A 論点:地価公示・鑑定評価
問23:建築工事が完了していない建物の鑑定評価に関する次の記述のうち、不動産鑑定評価基準によれば、正しいものはどれか。
- A:建築工事が完了していない建物について、工事完成後の状態を前提とした鑑定評価を行うことは一切できない。
- B:未竣工建物等鑑定評価では、工事完成の実現性や法令上の許認可を確認する必要はない。
- C:所定の要件を満たす場合には、建築工事等の完了を前提として、完成後の建物等を対象とする未竣工建物等鑑定評価を行うことができる。
- D:未竣工建物等鑑定評価は、既存建物の増改築や修繕工事を前提とする場合には利用できない。
【第23問:正解と解説】
正解:C
・A
【選択肢解説】誤り。一定の要件を満たす場合には、工事完成後の状態を前提とした鑑定評価が認められる。
・B
【選択肢解説】誤り。工事計画、許認可、資金調達、工事完成の実現性等を確認し、条件設定の妥当性を検討する必要がある。
・C
【論点】未竣工建物等鑑定評価。【選択肢解説】正しい。工事の完了を前提として対象不動産を確定する鑑定評価が、所定の要件の下で認められている。これが正解肢。
・D
【選択肢解説】誤り。新築工事に限らず、既存建物の増改築・修繕等の完了を前提として行う場合もある。
重要度:A 論点:地価公示・鑑定評価
問24:不動産鑑定評価基準にいう同一需給圏に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- A:同一需給圏とは、一般に対象不動産と代替関係が成立し、その価格形成について相互に影響を及ぼす関係にある他の不動産が存在する圏域をいう。
- B:同一需給圏は、対象不動産が所在する市町村の行政区域と必ず一致する。
- C:同一需給圏は近隣地域よりも狭く、対象不動産が存在する街区だけをいう。
- D:同一需給圏の地域的範囲は、不動産の種類、性格、規模や需要者の選好にかかわらず全国一律に判定される。
【第24問:正解と解説】
正解:A
・A
【論点】同一需給圏。【選択肢解説】正しい。対象不動産と代替・競争関係にあり、価格形成について相互に影響する不動産が存在する圏域である。これが正解肢。
・B
【選択肢解説】誤り。同一需給圏は需要者の選好や不動産の種類等に応じて判定され、行政区域と一致するとは限らない。
・C
【選択肢解説】誤り。同一需給圏は近隣地域を含む、より広域的な圏域である。
・D
【選択肢解説】誤り。不動産の種類、性格、規模および需要者の選好により、その地域的範囲は異なる。

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