基本情報技術者 コンピュータシステム 択一式(応用) 第46問〜第50問|システム構成要素

重要度:A 論点:システム構成要素

問46:MTBFが990時間、MTTRが10時間のシステムの稼働率は幾らか。

  • A:0.01
  • B:0.90
  • C:0.99
  • D:1.01
【第46問:正解と解説】

正解:C

・A
0.01はMTTR÷(MTBF+MTTR)であり、停止していた時間の割合を示す値である。

・B
0.90は分母や分子の値を取り違えて計算した数値である。

・C
正解。稼働率=MTBF÷(MTBF+MTTR)=990÷(990+10)=990÷1,000=0.99である。

・D
稼働率は0以上1以下の値であり、1を超えることはない。


重要度:B 論点:システム構成要素

問47:MTBFが190時間のシステムの稼働率が0.95であるとき、MTTRは何時間か。

  • A:5
  • B:10
  • C:19
  • D:20
【第47問:正解と解説】

正解:B

・A
5は稼働率の式に当てはめずに、概算で求めた誤りの値である。

・B
正解。0.95=190÷(190+MTTR)より、190+MTTR=200となり、MTTR=10時間である。

・C
19はMTBFの1割を求めた値であり、稼働率の式から導いた値ではない。

・D
20はMTBF+MTTRの合計値200から誤って導いた数値である。


重要度:C 論点:システム構成要素

問48:あるシステムの年間の稼働率を99.9%とする。1年を8,760時間とするとき、年間に許容される停止時間はおよそ何時間か。

  • A:0.876
  • B:8.76
  • C:87.6
  • D:876
【第48問:正解と解説】

正解:B

・A
0.876時間は、稼働率を99.99%として計算した場合の停止時間である。

・B
正解。停止している時間の割合は1−0.999=0.001であるから、8,760×0.001=8.76時間となる。

・C
87.6時間は、稼働率を99%として計算した場合の停止時間である。

・D
876時間は、稼働率を90%として計算した場合の停止時間である。


重要度:B 論点:システム構成要素

問49:あるシステムについて、観測開始から修理時間を含めて1,000時間が経過した。その間に故障が5回発生し、修理に要した時間の合計は50時間であった。このシステムのMTBFは何時間か。

  • A:10
  • B:190
  • C:200
  • D:250
【第49問:正解と解説】

正解:B

・A
10時間はMTTR(修理時間の合計50時間÷5回)であり、MTBFではない。

・B
正解。観測時間1,000時間から修理時間の合計50時間を除いた950時間が、実際に稼働していた時間である。故障が5回発生したので、MTBF=950÷5=190時間となる。

・C
200時間は、観測時間1,000時間をそのまま稼働時間とみなして5回で割った誤りであり、修理時間が除かれていない。

・D
250時間は、故障回数を4回として計算した場合の値である。


重要度:C 論点:システム構成要素

問50:稼働率0.9の装置と、稼働率が分かっていない装置1台を並列に接続し、どちらか一方が稼働していればシステムが稼働する構成にする。各装置の故障は互いに独立であるとき、システムの稼働率を0.995以上にするために、分かっていない装置に必要な稼働率の最小値は幾らか。

  • A:0.72
  • B:0.80
  • C:0.90
  • D:0.95
【第50問:正解と解説】

正解:D

・A
0.72は0.9×0.8のように、並列の構成を直列として計算してしまった場合の値である。

・B
0.80のとき、システムの稼働率は1−0.1×0.2=0.98であり、目標の0.995には届かない。

・C
0.90のとき、システムの稼働率は1−0.1×0.1=0.99であり、目標の0.995には届かない。

・D
正解。必要な稼働率をxとすると1−0.1×(1−x)≧0.995である。整理すると0.1×(1−x)≦0.005となり、1−x≦0.05、すなわちx≧0.95が得られる。


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