「用地の面積計算・境界点座標と分割」の問題集です。一問一答4問、五肢択一6問。各問題の「正解・解説を見る」を開いて答えを確認してください。
このページの略称:準則=作業規程の準則(国土交通省告示)
一問一答(○×)
問1 ○×
座標法で単純な土地外周の面積を求めるとき、境界点を外周の隣接順に並べ、最後の点から最初の点へ閉じて計算します。
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正解:○
正解は○です。点番号の大小だけで並べず、自己交差しない外周の順を確認します。
根拠:計算で検証:多角形の境界をたどる面積公式の条件
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第701条第1項の座標法原則;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
問2 ○×
土地外周の全境界点の座標に同じベクトルを加えて平行移動すると、座標法で求める面積も変化します。
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正解:×
正解は×です。平行移動では面積は不変です。閉じた積和式の移動項が相殺されます。
根拠:計算で検証:積和式の展開・座標原点変更の導出
問3 ○×
単純な土地外周の隣接順を逆にすると、座標法の符号付き面積の符号は逆になりますが、絶対値としての面積は同じです。
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正解:○
正解は○です。符号付き量と非負の土地面積を区別します。
根拠:計算で検証:積和式の順序反転
問4 ○×
底辺8 m・高さ0.2469 mの三角形で、高さを先に0.25 mへ丸めても、面積は元の値で計算した場合と同じです。数学演習として、両面積は最後に小数第4位まで表示し、小数第5位を四捨五入します。元の与値は厳密値です。
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正解:×
正解は×です。元の面積8×0.2469/2=0.9876 m²、先に丸めると8×0.25/2=1.0000 m²です。途中の丸めで差が生じます。準則の成果表示の切捨てとは別の演習条件です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第701条第2・3項(PDF p.185);https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
計算で検証:丸め誤差の反例
五肢択一
問5 誤っているもの
土地外周の座標による面積計算について、誤っている説明を1つ選んでください。添字n+1は最初の点1に戻るものとします。
- 自己交差しない外周を隣接順に並べたとき、面積は|Σ(XiYi+1−Xi+1Yi)|/2で求められます。
- 座標原点を平行移動しても、同じ土地の面積は変わりません。
- 各座標の単位がmなら面積の単位はm²で、1 haは10,000 m²です。
- 途中の丸めは最終面積を変える場合があり、準則の計算機による成果面積は、標準の0.000001 m²位の次位以下を切り捨てます。
- 同じ境界点を自己交差する任意順に結んでも、最後に積和の絶対値を取れば土地面積に戻ります。
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正解:5
正解は5です。自己交差する順では領域が符号付きで相殺されることがあり、絶対値を取るだけでは修復できません。
根拠:計算で検証:三角形の行列式から多角形へ加算する導出
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第701条第1項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
計算で検証:積和式の展開・座標原点変更の導出
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第701条第2・3項(PDF p.185);https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
計算で検証:丸め誤差の反例
計算で検証:積の単位・単位換算の定義
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第701条第3項の面積単位;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
計算で検証:符号付き三角形和と自己交差の反例
選択肢別の説明
1:正しい説明です。閉じた外周の積和の絶対値を2で割る式です。
2:正しい説明です。共通の移動量による項が相殺されます。
3:正しい説明です。座標の積なので長さの2乗になります。haからm²は10,000倍です。
4:正しい説明です。中間値の誤差に注意し、第701条の計算精度・標準表示単位と次位以下の切捨てを守ります。数学演習の四捨五入とは区別します。
5:誤った説明です。外周の隣接順の条件を失っています。自己交差による相殺を絶対値だけで戻すことはできません。
問6 正しいもの
平面上の土地の境界点を、自己交差しない外周の隣接順でA(0,0)、B(8,0)、C(8,5)、D(0,3)、Aの順に結びます。座標単位はmです。この土地の面積は何m²ですか。座標は厳密値、端数処理は行いません。
- 64 m²
- 40 m²
- 24 m²
- 32 m²
- 8 m²
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正解:4
正解は4です。積和の差は0+40+24+0=64です。面積は|64|/2=32 m²です。8×3の矩形と8×2/2の三角形の和でも32 m²になります。
根拠:計算で検証:三角形の行列式から多角形へ加算する導出
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第701条第1項;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
選択肢別の説明
1:誤りです。積和64を2で割っていません。
2:誤りです。8×5の矩形として扱い、D側の高さの違いを無視しています。
3:誤りです。8×3の矩形部分だけです。
4:正しいです。閉じた積和の絶対値を2で割っています。
5:誤りです。8×(5−3)/2の上側の三角形部分だけです。
問7 正しいもの
測量座標のX正方向は北、Y正方向は東で、方向角は北から時計回りに測ります。既知点S(10.00,20.00) mから、水平距離10 m・方向角30°の点Pを求めます。別の点Qは(10.00,26.00) mです。Pの座標と三角形SPQの面積の正しい組を選んでください。cos30°=0.866、sin30°=0.5、sin60°=0.866を演習の与値として使います。他の与値は厳密値、途中で丸めず、Pの座標は小数第2位まで表示し、面積だけ最後に小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示します。準則の成果表示を問うものではありません。
- P(15.00,28.66) m/26.0 m²
- P(18.66,25.00) m/26.0 m²
- P(1.34,15.00) m/26.0 m²
- P(18.66,25.00) m/52.0 m²
- P(18.66,25.00) m/15.0 m²
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正解:2
正解は2です。ΔX=10×0.866=8.66 m、ΔY=10×0.5=5.00 mをSへ加えます。SQは東向き6 mなのでSPとの挟角は60°、面積10×6×0.866/2=25.98→26.0 m²です。
根拠:作業規程の準則 付録6 計算式集(令和7年改正版) 2.3.3 座標計算(PDF p.8の座標差);https://www.gsi.go.jp/common/000258740.pdf(確認2026-10-11)
計算で検証:直角三角形の成分分解
計算で検証:三角形の底辺×高さ/2からの導出
選択肢別の説明
1:誤りです。X成分とY成分を入れ替えています。
2:正しいです。方向角の基準・座標加算と三角形の面積式の両方が合っています。
3:誤りです。座標差を加算せず減算しています。
4:誤りです。10×6×0.866で、面積式の1/2を落としています。
5:誤りです。SP・SQの挟角60°ではなく、方向角30°のsinを使っています。
問8 正しいもの
平面上の台形の境界点は、隣接順にA(0,0)、B(12,0)、C(8,6)、D(0,6)で、座標単位はmです。ABに平行な直線Y=3で分割し、0≤Y≤3の部分を取得します。この直線と辺BCの交点の座標、及び残地面積の正しい組を選んでください。境界は直線、与値は厳密値で、端数処理は行いません。
- 交点(12,3) m/残地24 m²
- 交点(8,3) m/残地30 m²
- 交点(10,3) m/残地33 m²
- 交点(10,3) m/残地27 m²
- 交点(6,3) m/残地33 m²
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正解:4
正解は4です。BCはX=12−(2/3)Yなので、Y=3でX=10です。全体は(12+8)×6/2=60 m²、取得は(12+10)×3/2=33 m²、残地は60−33=27 m²です。
根拠:計算で検証:直線の連立方程式・内分式による交点
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第696条第1項の交点計算;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
計算で検証:面積の加法性
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・令和7年4月1日施行) 第700条;https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf(確認2026-10-11)
選択肢別の説明
1:誤りです。斜辺をX=12の縦辺と誤解し、取得を12×3として残地60−36にしています。
2:誤りです。上辺のX=8を交点に使い、取得を(12+8)×3/2として残地60−30にしています。
3:誤りです。交点は合っていますが、取得33 m²を残地として返しています。
4:正しいです。移動後の境界線と斜辺の交点を求め、取得を全体から引いています。
5:誤りです。Xを12/2=6とした誤った交点と、全体60−(12+6)×3/2=33を使っています。
問9 正しいもの
三角形の境界点はA(0,0)、B(12,0)、C(0,8)で、座標単位はmです。BCに平行な新境界線が辺AB・ACとそれぞれP・Qで交わり、A側の三角形APQの面積を全体の1/4にします。P・Qの座標の正しい組を選んでください。境界は直線、与値は厳密値で、√4=2を使い、端数処理は行いません。
- P(3,0) m/Q(0,2) m
- P(9,0) m/Q(0,6) m
- P(6,0) m/Q(0,4) m
- P(4,0) m/Q(0,8/3) m
- P(6,0) m/Q(0,2) m
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正解:3
正解は3です。平行線でできる三角形は相似です。面積比k²=1/4、0<k<1よりk=1/2です。P=(12×1/2,0)、Q=(0,8×1/2)となります。
根拠:計算で検証:相似図形の面積比の導出
選択肢別の説明
1:誤りです。辺長比を面積比と同じ1/4にしており、面積比は1/16です。
2:誤りです。辺長比が3/4なので、面積比は9/16です。
3:正しいです。両辺の長さを1/2にすると面積は1/4になります。
4:誤りです。辺長比が1/3なので、面積比は1/9です。
5:誤りです。AB側の比1/2とAC側の比1/4が異なり、PQがBCに平行という条件を満たしません。
問10 正しいもの
三角形の土地の3辺の長さは13 m、14 m、15 mです。ヘロンの公式で求める面積は何m²ですか。与値は厳密値、√7056=84を使い、端数処理は行いません。
- 42 m²
- 168 m²
- 21 m²
- 15 m²
- 84 m²
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正解:5
正解は5です。半周長s=(13+14+15)/2=21 m、面積√[21×(21−13)×(21−14)×(21−15)]=√7056=84 m²です。
根拠:計算で検証:余弦定理と三角形面積式からの導出
選択肢別の説明
1:誤りです。√7056をさらに2で割っています。
2:誤りです。√7056を2倍しています。
3:誤りです。半周長21 mの数値を面積へ転用しています。
4:誤りです。最長辺15 mの数値を面積へ転用しています。
5:正しいです。半周長から公式を適用した面積です。
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