測量士補|写真地図・正射変換・モザイク

1問ずつ解いて記録できます演習モードで解く ›

「写真地図・正射変換・モザイク」の問題集です。一問一答11問、五肢択一4問。各問題の「正解・解説を見る」を開いて答えを確認してください。

このページの略称:準則=作業規程の準則(国土交通省告示)

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★1

問1 ○×

正射変換は、数値写真を中心投影から正射投影へ変換する作業です。

正解・解説を見る

正解:○

正しいです。正射投影画像を作ります。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第321条 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問2 ○×

正射投影画像の作成では、標定した数値写真と数値地形モデルを使用します。

正解・解説を見る

正解:○

正しいです。地表の標高情報も必要です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第322条 p.98・第316条第10項 p.97 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問3 ○×

適切に正射変換された写真地図では、位置品質の範囲内で画像から水平距離を測定できます。

正解・解説を見る

正解:○

正しいです。画素寸法や表示縮尺に対応した平面距離を測ります。
根拠:国土地理院 オルソ画像について オルソ画像とは https://www.gsi.go.jp/gazochosa/gazochosa40002;中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 縮尺・画素数と平面長の換算 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

重要度:A 難易度:★1

問4 ○×

正射変換では、撮影時の位置・姿勢に関する外部標定成果は必要ありません。

正解・解説を見る

正解:×

誤りです。画像と地上位置を結び付ける成果を使います。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第322条第4項 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;国土地理院 オルソ画像について 作成工程(4) https://www.gsi.go.jp/gazochosa/gazochosa40002

重要度:A 難易度:★1

問5 ○×

写真地図の標高取得で使うブレークラインは、段差等の地形形状の変化を表す線です。

正解・解説を見る

正解:○

正しいです。斜面段差、橋の両縁、尾根・谷などです。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第316条第3項 p.97 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問6 ○×

写真地図のモザイクは、隣接する正射投影画像をデジタル処理で結合する作業です。

正解・解説を見る

正解:○

正しいです。正射変換した画像を接合します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第323条 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問7 ○×

未変換の中心投影写真をつなぎ合わせれば、その操作だけで正射写真地図になります。

正解・解説を見る

正解:×

誤りです。高さによる位置ずれは貼り合わせだけでは補正しません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第308条 p.96・第321~323条 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問8 ○×

モザイク画像の点検では、接合部に著しい色調差がないかを確認します。

正解・解説を見る

正解:○

正しいです。位置ずれと色調を両方点検します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第324・325条 p.99 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問9 ○×

異なる撮影時期の写真を使う場合、被写体の変化を考慮します。

正解・解説を見る

正解:○

正しいです。地物の新設・撤去等が影響します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第314条 p.97 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問10 ○×

正射変換に使用する標高モデルの誤りは、画像の水平位置の誤りを生じさせることがあります。

正解・解説を見る

正解:○

正しいです。光線と誤った高さの面との交点が変わります。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第316条第10項 p.97・第320条 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 投影光線とモデル面の交点の独立計算 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

重要度:A 難易度:★1

問11 ○×

写真地図の地図情報レベル500では、正射画像の地上画素寸法0.02 m以内を標準とします。

正解・解説を見る

正解:×

誤りです。第310条は0.1 m以内です。UAV撮影250の0.02 mとは別です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第310条第2項表 p.96・第322条第2項 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

五肢択一

重要度:A 難易度:★2

問12 正しいもの

縮尺1/2500で印刷した写真地図上の水平な2点間は4.8 cmでした。印刷の伸縮を無視すると地上水平距離は何mですか。m単位の整数で答えてください。 指定した位へ四捨五入してください。

  1. 12000
  2. 120
  3. 12
  4. 0
  5. 1200
正解・解説を見る

正解:2

正解は2です。4.8 cm=0.048 m、0.048×2500=120 mです。
根拠:国土地理院 オルソ画像について オルソ画像とは https://www.gsi.go.jp/gazochosa/gazochosa40002;中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 縮尺・画素数と平面長の換算 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

選択肢1:誤りです。4.8 cmを4.8 mとして計算しています。
選択肢2:正しいです。cmをmへ直して縮尺分母を掛けます。
選択肢3:誤りです。0.0048 mとして1桁小さくしています。
選択肢4:誤りです。0.048/2500という逆の換算を行い、整数へ丸めています。
選択肢5:誤りです。0.48 mとして1桁大きくしています。

重要度:A 難易度:★2

問13 正しいもの

鉛直カメラの光線について横座標X=(H−z)(x/f)を使います。Hは同じ基準面からのカメラ高さ1000 m、写真座標と画面距離の比x/f=+0.2です。真の地表標高100 mに対し、誤ってモデル標高110 mを使いました。「誤ったモデルのX−真のX」をm単位の整数で選んでください。歪みを無視します。 指定した位へ四捨五入してください。

  1. +2
  2. −10
  3. −200
  4. −2
  5. −20
正解・解説を見る

正解:4

正解は4です。真X=900×0.2=180 m、誤X=890×0.2=178 m。差は−2 mです。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第316条第10項 p.97・第320条 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 投影光線とモデル面の交点の独立計算 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

選択肢1:誤りです。比較を真−誤へ逆にしています。
選択肢2:誤りです。標高差をそのまま水平差としています。
選択肢3:誤りです。標高差でなくHへ−0.2を掛けています。
選択肢4:正しいです。δX=−0.2×10です。
選択肢5:誤りです。x/fを2として10倍にしています。

重要度:A 難易度:★2

問14 誤っているもの

写真地図の正射変換と画像接合について、誤っている説明を選んでください。

  1. 高さ30 mの建物頂部を高さ0 mの地表DTMへ投影しても、建物の高さ差による像のずれは完全に取り除かれます。
  2. 正射画像を接合するとき、道路などの線状地物の不整合を避けます。
  3. 接合の位置ずれが小さくても、著しい色調差があれば点検が必要です。
  4. 時期の異なる写真の接合では、建物の新設等も考慮します。
  5. モザイクでは隣接する正射投影画像を結合します。
正解・解説を見る

正解:1

正解は1です。建物頂部の高さを含まない地表DTMへ頂部の像を投影すると、高さ差の影響が残り得ます。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 地表DTMと建物頂部の異なる高さを使う投影比較 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第324・325条 p.99 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第314条 p.97 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第323条 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:誤りです。異なる高さの面への投影なので、頂部の水平位置にずれが残り得ます。
選択肢2:正しいです。線状地物の連続性に配慮します。
選択肢3:正しいです。位置と色調は別の項目です。
選択肢4:正しいです。被写体の変化を無視しません。
選択肢5:正しいです。未変換写真の貼り合わせとは区別します。

重要度:A 難易度:★3

問15 正しいもの

写真地図について、精度表と使用写真の原則がすべて正しい組を選んでください。各数列は地図情報レベル500、1000、2500、5000、10000の順です。gは地上画素寸法の上限、DはDTMグリッド間隔の上限、σzは標高点標準偏差の上限で、単位はmです。Sは撮影縮尺の標準です。

  1. g=0.5/1.0/2.5/5.0/10.0;D=5/10/25/50/50;σz=0.5/0.5/1.0/2.5/5.0;S=1/3000〜1/4000、1/6000〜1/8000、1/10000〜1/12500、1/20000〜1/25000、1/30000。写真は原則着手前1年以内。
  2. g=0.1/0.2/0.4/0.8/1.0;D=5/10/25/50/100;σz=0.5/0.5/1.0/2.5/5.0;S=1/3000〜1/4000、1/6000〜1/8000、1/10000〜1/12500、1/20000〜1/25000、1/30000。写真は原則着手前1年以内。
  3. g=0.1/0.2/0.4/0.8/1.0;D=5/10/25/50/50;σz=0.5/1.0/2.5/5.0/10.0;S=1/3000〜1/4000、1/6000〜1/8000、1/10000〜1/12500、1/20000〜1/25000、1/30000。写真は原則着手前1年以内。
  4. g=0.1/0.2/0.4/0.8/1.0;D=5/10/25/50/50;σz=0.5/0.5/1.0/2.5/5.0;S=1/6000〜1/8000、1/3000〜1/4000、1/10000〜1/12500、1/20000〜1/25000、1/30000。写真は原則着手前2年以内。
  5. g=0.1/0.2/0.4/0.8/1.0;D=5/10/25/50/50;σz=0.5/0.5/1.0/2.5/5.0;S=1/3000〜1/4000、1/6000〜1/8000、1/10000〜1/12500、1/20000〜1/25000、1/30000。写真は原則着手前1年以内。
正解・解説を見る

正解:5

正解は5です。g=0.1/0.2/0.4/0.8/1.0、D=5/10/25/50/50、σz=0.5/0.5/1.0/2.5/5.0。S=1/3000〜1/4000、1/6000〜1/8000、1/10000〜1/12500、1/20000〜1/25000、1/30000です。使用写真は作業着手前1年以内の撮影を原則とします。画素寸法、水平位置精度、DTM精度を別の指標として判断します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第310条第2項表 p.96・第322条第2項 p.98 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;準則 第310条第2項表 p.96 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第314条 p.97 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:誤りです。gに水平位置標準偏差の列を転用しています。
選択肢2:誤りです。レベル10000のDTMグリッド上限は50 mです。
選択肢3:誤りです。標高点標準偏差の列を水平位置標準偏差の列と混同しています。
選択肢4:誤りです。500と1000の撮影縮尺を逆にし、写真の1年以内の原則を2年へ変えています。
選択肢5:正しいです。指標ごとの表値・撮影縮尺・写真の使用時期が一致します。


「写真測量」の他の論点

この論点を演習モードで解く1問ずつ解いて、結果がブラウザに残ります
タイトルとURLをコピーしました