測量士補|写真の重複度・撮影基線・撮影枚数

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「写真の重複度・撮影基線・撮影枚数」の問題集です。一問一答7問、五肢択一6問。各問題の「正解・解説を見る」を開いて答えを確認してください。

このページの略称:準則=作業規程の準則(国土交通省告示)/GNSS=衛星測位システム

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★1

問1 ○×

撮影基線は、隣接する写真を露出したときの撮影中心の位置間の距離です。

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正解:○

正しいです。画面の辺長や画面距離とは区別します。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

重要度:A 難易度:★1

問2 ○×

重複度60%を式の1−重複率へ代入するときは、1−0.60とします。

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正解:○

正しいです。百分率を比率へ換算します。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

重要度:A 難易度:★1

問3 ○×

長方形画面の地上撮影長を計算するときは、画面のどちらの辺を撮影進行方向へ向けるかを区別します。

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正解:○

正しいです。縦と横の配置で対応する画面辺が違います。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

重要度:A 難易度:★1

問4 ○×

同じ範囲を同じ高さ・カメラで撮るとき、重複率を大きくすると必要な写真数は一般に少なくなります。

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正解:×

誤りです。基線やコース間隔が縮まり、写真数は一般に増えます。整数切上げで変わらない場合もあります。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

重要度:A 難易度:★1

問5 ○×

鉛直撮影で基線とカメラを固定して対地高度を下げると、重複が成立する範囲では縦重複率も下がります。

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正解:○

正しいです。地上被覆長Lが縮まり、q=1−B/Lが小さくなります。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

重要度:A 難易度:★1

問6 ○×

1コースの連続6枚から隣接写真だけを1組ずつ組む場合、ステレオモデル数は6です。

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正解:×

誤りです。隣接対は1–2から5–6までの5組です。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

重要度:A 難易度:★1

問7 ○×

有人空中写真の計画では、各コースで撮影区域の外側に1ステレオモデル以上を設定します。

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正解:○

正しいです。区域端部まで完全にカバーする余裕です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第185条第1項第五号 p.69・第145条第10項 p.59 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

五肢択一

重要度:A 難易度:★2

問8 正しいもの

鉛直撮影、平坦面、歪み無視。画面は撮影進行方向24 cm、横方向18 cm、画面距離120 mm、対地高度1200 mです。縦重複60%、横重複30%とすると、撮影基線Bとコース間隔Dの正しい組はどれですか。m単位の整数で答えてください。 指定した位へ四捨五入してください。

  1. B=1440、D=540
  2. B=720、D=1680
  3. B=1260、D=960
  4. B=960、D=1260
  5. B=9600、D=12600
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正解:4

正解は4です。縮尺分母10000。L=0.24×10000=2400 m、W=0.18×10000=1800 m。B=2400×0.40=960 m、D=1800×0.70=1260 mです。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

選択肢1:誤りです。非重複分でなく重複率を掛けています。
選択肢2:誤りです。進行と横の画面辺を逆にしています。
選択肢3:誤りです。BとDを交換しています。
選択肢4:正しいです。縦40%、横70%の非重複分です。
選択肢5:誤りです。画面辺の単位換算を1桁誤っています。

重要度:A 難易度:★2

問9 正しいもの

鉛直写真・平坦面で、同じカメラの対地高度1200 mにおける撮影進行方向の地上被覆長は2400 mです。基線を960 mのまま、対地高度を900 mへ下げました。新しい縦重複度を%単位、小数第1位で答えてください。 指定した位へ四捨五入してください。

  1. 46.7
  2. 60.0
  3. 53.3
  4. 70.0
  5. 28.9
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正解:1

正解は1です。新L=2400×900/1200=1800 m。q=1−960/1800=0.46666…なので46.7%です。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

選択肢1:正しいです。被覆長は対地高度に比例します。
選択肢2:誤りです。高度による被覆長の変化を無視しています。
選択肢3:誤りです。非重複率B/Lを答えています。
選択肢4:誤りです。被覆長を高度の逆比で3200 mにしています。
選択肢5:誤りです。被覆長を高度比の二乗で1350 mにしています。

重要度:A 難易度:★3

問10 いくつあるか

有人航空機による空中写真撮影について、正しい記述はいくつありますか。
ア:縦重複度は60%を標準とします。
イ:横重複度は30%を標準とします。
ウ:標準重複度は最大値なので用途に応じた増加はできません。
エ:撮影に適した時期で、気象・GNSS衛星配置が良好な時を考慮します。
オ:撮影高度は計画対地高度+撮影基準面高です。対地高度のずれは計画値の5%以内とし、地図情報レベル500以下は10%以内とすることができます。

  1. 1個
  2. 2個
  3. 3個
  4. 4個
  5. 0個
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正解:4

正解は4(4個)です。ア・イ・エ・オは正しく、ウは重複度の増加を認めるただし書に反します。撮影高度と対地高度を区別し、有人の5%規定にはレベル500以下の10%可という例外があります。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第185条第1項第四号 p.69 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第185条第1項第四号 p.69 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第185条第1項第四号ただし書 p.69 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第186条 p.69・第314条第2項 p.97 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第185条第3項 p.69 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第187条第3項 p.69 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:誤りです。ア・イ・エ・オの4個が正しく、ウだけが誤りです。
選択肢2:誤りです。ア・イ・エ・オの4個が正しく、ウだけが誤りです。
選択肢3:誤りです。ア・イ・エ・オの4個が正しく、ウだけが誤りです。
選択肢4:正しいです。ア・イ・エ・オの4個です。
選択肢5:誤りです。ア・イ・エ・オの4個が正しく、ウだけが誤りです。

重要度:A 難易度:★3

問11 正しいもの

平坦な矩形区域を一定間隔で撮る演習です。最初と最後に必要なコース中心間距離650 m、コース間隔120 mです。各コースの最初と最後に必要な露出中心間距離980 m、基線240 mです。末端の必要位置以上へ達するよう切り上げ、最初の位置を1つ含めます。この基本配置の後、各コースの前端・後端に1ステレオモデルずつ追加するため、各端へ写真1枚ずつ追加します。必要コース数と総写真枚数の正しい組を選んでください。

  1. 6コース、48枚
  2. 7コース、42枚
  3. 7コース、49枚
  4. 6コース、42枚
  5. 7コース、56枚
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正解:5

正解は5です。コース数=ceil(650/120)+1=7。基本写真数=ceil(980/240)+1=6、各端追加後8枚。総数7×8=56枚です。端の追加モデルは既存端写真と追加1枚で組みます。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第185条第1項第五号 p.69・第145条第10項 p.59 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:誤りです。コースの間隔数6へ最初の1コースを足していません。
選択肢2:誤りです。両端の追加写真を落としています。
選択肢3:誤りです。基本の写真間隔数5を写真数として、最初の1枚を落としています。
選択肢4:誤りです。必要距離を間隔で割った値をそれぞれ切り捨てています。
選択肢5:正しいです。間隔数の切上げ、最初の位置、端の追加を分けます。

重要度:A 難易度:★2

問12 正しいもの

UAV数値図化で地上画素寸法g≤0.02 mを満たす計画です。焦点距離f=25 mm、素子1画素p=5 µm、鉛直写真・平坦面としg=pH/fを使います。演習上の安全高度上限は対地120 mです。両条件を満たす最大対地高度をm単位の整数で選んでください。 指定した位へ四捨五入してください。

  1. 120
  2. 100
  3. 220
  4. 0.1
  5. 150
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正解:2

正解は2です。画素条件H≤0.02×0.025/0.000005=100 m。安全上限120 mとの小さい方で100 mです。120 mは演習の指定値です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第145条第2・3項 p.59 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

選択肢1:誤りです。画素条件の100 mを超えています。
選択肢2:正しいです。両上限の小さい方です。
選択肢3:誤りです。二つの上限を足しています。
選択肢4:誤りです。5 µmを0.005 mとして1000倍にしています。
選択肢5:誤りです。指定gを0.03 mへ替え、安全120 mも超えています。

重要度:A 難易度:★2

問13 正しいもの

平坦面の鉛直写真で、撮影進行方向の地上被覆長L=150 mです。UAVは等速12 m/sで直線飛行し、5 sごとに露出します。画像記録時間は5 sより短いとします。撮影基線と縦重複度の正しい組を選んでください。

  1. B=2.4 m、重複98.4%
  2. B=60 m、重複40%
  3. B=600 m、重複60%
  4. B=60 m、重複60%
  5. B=90 m、重複60%
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正解:4

正解は4です。B=12×5=60 m。q=1−60/150=0.60で60%です。
根拠:中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第145条第6項 p.59 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf;中心投影・相似・運動・誤差伝播の独立導出(計算で検証) 鉛直写真・平坦面・一定高度・一定基線の撮影配置モデル 公開資料の転載ではなく、明示した幾何モデルから導出。

選択肢1:誤りです。速度を時間で割っています。
選択肢2:誤りです。非重複率を重複率にしています。
選択肢3:誤りです。基線を1桁大きくしています。写真も重なりません。
選択肢4:正しいです。移動距離と非重複割合で求めます。
選択肢5:誤りです。重複長Lqを基線としています。


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