電験三種(第三種電気主任技術者) 法規 一問一答・五肢択一(全12問)|用語・電圧の区分・適用範囲

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電験三種(第三種電気主任技術者)「法規」のうち、用語・電圧の区分・適用範囲の問題です(大分類:電技(総則)・重要度A)。一問一答8問 → 五肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★☆☆

問1:電気設備に関する技術基準を定める省令において、交流600Vの電圧は低圧に区分される。

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正解:○

交流の低圧は600V以下です。600Vちょうどは低圧に含まれます(電技省令第2条第1項第1号)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問2:電気設備に関する技術基準を定める省令において、直流700Vの電圧は高圧に区分される。

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正解:×

直流の低圧は750V以下なので、直流700Vは低圧です。高圧は直流750Vを超え7,000V以下です(電技省令第2条第1項)。交流(600V以下が低圧)と混同しないよう注意します。


重要度:A 難易度:★☆☆

問3:電気設備の技術基準の解釈において、使用電圧(公称電圧)とは、電路を代表する線間電圧をいう。

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正解:○

使用電圧(公称電圧)は電路を代表する線間電圧です(電技解釈第1条第1号)。対地電圧ではない点に注意します。


重要度:A 難易度:★★☆

問4:電気設備の技術基準の解釈によれば、公称電圧6,600Vの電路の最大使用電圧は6,900Vである。

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正解:○

1,000Vを超え500,000V未満の電路の最大使用電圧は、使用電圧に1.15/1.1を乗じた値です。6,600×1.15/1.1=6,900Vとなります(電技解釈第1条第2号・1-1表)。


重要度:A 難易度:★★☆

問5:電気設備の技術基準の解釈によれば、公称電圧100Vの電路の最大使用電圧は、100Vに1.15/1.1を乗じて求める。

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正解:×

使用電圧が1,000V以下の電路の係数は1.15です(電技解釈1-1表)。1.15/1.1は1,000Vを超え500,000V未満の電路の係数です。


重要度:A 難易度:★★☆

問6:電気設備の技術基準の解釈でいう簡易接触防護措置として、設備を高さによって施設する場合、屋内では床上2.3m以上に施設する。

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正解:×

簡易接触防護措置の高さは屋内で床上1.8m以上、屋外で地表上2m以上です。屋内2.3m以上・屋外2.5m以上は(簡易でない)接触防護措置の値です(電技解釈第1条第36号・第37号)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問7:電気設備の技術基準の解釈に示された方法以外の方法であっても、省令に照らして十分な保安水準を確保できる技術的根拠があれば、省令に適合するものと判断される。

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正解:○

電技解釈は省令の技術的要件を満たす技術的内容を具体的に示したものですが、それに限定されず、十分な保安水準を確保できる技術的根拠があれば省令に適合すると判断されます(電技解釈 前文)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問8:電気設備に関する技術基準を定める省令において、「電路」とは、通常の使用状態で電気が通じているところをいう。

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正解:○

電路の定義そのものです(電技省令第1条第1号)。

五肢択一

重要度:A 難易度:★☆☆

問9:電気設備に関する技術基準を定める省令に基づく電圧の区分について、次のうち正しいものはどれか。

  1. 交流750Vは低圧に区分される。
  2. 直流650Vは高圧に区分される。
  3. 交流7,000Vは特別高圧に区分される。
  4. 直流7,500Vは特別高圧に区分される。
  5. 交流10,000Vは高圧に区分される。
【第9問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。7,000Vを超える電圧は、直流・交流を問わず特別高圧です(電技省令第2条第1項第3号)。

1:誤り。交流の低圧は600V以下なので、交流750Vは高圧です。

2:誤り。直流の低圧は750V以下なので、直流650Vは低圧です。

3:誤り。高圧は7,000V以下なので、7,000Vちょうどは高圧です。

4:正しい。

5:誤り。7,000Vを超えるので特別高圧です。


重要度:A 難易度:★★☆

問10:電気設備に関する技術基準を定める省令における用語の定義について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 「電気機械器具」とは、電路を構成する機械器具をいう。
  2. 「配線」とは、電気使用場所において施設する電線(電気機械器具内の電線及び電線路の電線を除く。)をいう。
  3. 「支持物」とは、木柱、鉄柱、鉄筋コンクリート柱及び鉄塔並びにこれらに類する工作物であって、電線又は弱電流電線若しくは光ファイバケーブルを支持することを主たる目的とするものをいう。
  4. 「調相設備」とは、有効電力を調整する電気機械器具をいう。
  5. 「電線路」とは、発電所、蓄電所、変電所、開閉所及びこれらに類する場所並びに電気使用場所相互間の電線(電車線を除く。)並びにこれを支持し、又は保蔵する工作物をいう。
【第10問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。調相設備は、有効電力ではなく無効電力を調整する電気機械器具です(電技省令第1条第11号)。

1:正しい。電技省令第1条第2号。

2:正しい。電技省令第1条第18号。

3:正しい。電技省令第1条第16号。

4:誤り。「有効電力」ではなく「無効電力」を調整するものです。

5:正しい。電技省令第1条第9号。


重要度:A 難易度:★★☆

問11:電気設備の技術基準の解釈における接触防護措置及び簡易接触防護措置について、次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。
接触防護措置とは、設備を、屋内にあっては床上(ア)m以上、屋外にあっては地表上(イ)m以上の高さに、かつ、人が通る場所から手を伸ばしても触れることのない範囲に施設すること等をいう。簡易接触防護措置とは、設備を、屋内にあっては床上(ウ)m以上、屋外にあっては地表上2m以上の高さに、かつ、人が通る場所から容易に触れることのない範囲に施設すること等をいう。

  1. (ア)2.3 (イ)2.5 (ウ)1.8
  2. (ア)2.5 (イ)2.3 (ウ)1.8
  3. (ア)2.3 (イ)2.5 (ウ)1.5
  4. (ア)2.0 (イ)2.5 (ウ)1.8
  5. (ア)2.5 (イ)3.0 (ウ)2.0
【第11問:正解と解説】

正解:1

正解は1です(電技解釈第1条第36号・第37号)。屋内2.3m・屋外2.5mが接触防護措置、屋内1.8m・屋外2mが簡易接触防護措置です。

1:正しい。

2:誤り。屋内と屋外の値が逆です。

3:誤り。簡易接触防護措置の屋内の値は1.8mです。

4:誤り。接触防護措置の屋内の値は2.3mです。

5:誤り。いずれの値も規定と異なります。


重要度:A 難易度:★★★

問12:電気設備に関する技術基準を定める省令及び電気設備の技術基準の解釈について、次のA〜Eのうち、正しいものはいくつあるか。
A 最大使用電圧とは、通常の使用状態において電路に加わる最大の線間電圧をいう。
B 電気設備に関する技術基準を定める省令は、原子力発電工作物にも適用される。
C 需要場所とは、電気使用場所を含む1の構内又はこれに準ずる区域であって、発電所、蓄電所、変電所及び開閉所以外のものをいう。
D 公称電圧22,000Vの電路の最大使用電圧は、23,000Vである。
E 高圧の多線式電路(中性線を有するもの)の中性線と他の1線とに電気的に接続して施設する電気設備は、中性線と当該1線との間の電圧を使用電圧として省令を適用する。

  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ
  5. 5つ
【第12問:正解と解説】

正解:3

正解は3(A・C・Dの3つが正しい)です。

A:正しい。電技解釈第1条第2号。

B:誤り。電技省令は原子力発電工作物には適用されません(電技省令第3条第1項)。

C:正しい。電技解釈第1条第5号。

D:正しい。22,000×1.15/1.1=23,000Vです(電技解釈1-1表)。

E:誤り。その多線式電路の使用電圧又は最大使用電圧に等しいものとして省令を適用します(電技省令第2条第2項)。

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