危険物取扱者 乙4「性質・消火」のうち、ガソリンの問題です(大分類:物質別・重要度A)。一問一答8問 → 五肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:自動車ガソリンの引火点は−40℃以下であり、冬の屋外でも引火の危険がある。
解答を見る
正解:○
自動車ガソリンの引火点は−40℃以下で、揮発しやすいため、冬の屋外でも引火の危険があります(公開問題 問31、ICSC)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問2:自動車ガソリンは、淡青色に着色されている。
解答を見る
正解:×
自動車ガソリンは淡青色ではなく、オレンジ系の色に着色されています(JIS K 2202)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問3:ガソリンの燃焼範囲は、おおむね1〜8vol%である。
解答を見る
正解:○
ガソリンの燃焼範囲はおおむね1〜8vol%です(公開問題 問31、ICSC)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:ガソリンの蒸気は、空気より軽い。
解答を見る
正解:×
ガソリンの蒸気比重は約3〜4で、蒸気は空気より重く、低所に滞留し、地面に沿って遠くまで流れることがあります(ICSC)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問5:ガソリンは、水より重い。
解答を見る
正解:×
ガソリンの比重は約0.7〜0.8で、水より軽い液体です(公開問題 問31、ICSC)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問6:ガソリンは、流動やかくはんなどにより静電気が発生しやすい。
解答を見る
正解:○
ガソリンは流動・かくはんなどにより静電気が発生しやすいため、接地などの静電気対策が必要です(公開問題 問31、ICSC)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問7:ガソリンは、水によく溶ける。
解答を見る
正解:×
ガソリンは水に溶けません(ICSC、事業者SDS)。
重要度:A 難易度:★★☆
問8:ガソリンは混合物であり、一定の沸点をもたず、沸点は約20〜200℃の範囲にある。
解答を見る
正解:○
ガソリンは混合物のため単一の沸点がなく、沸点は約20〜200℃の範囲にあります(ICSC)。
五肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問9:自動車ガソリンの性質について、次のうち正しいものはどれか。
- 無色透明の液体である。
- 発火点は、引火点より低い。
- 蒸気は空気より重く、低所に滞留し、地面に沿って遠くまで流れることがある。
- 特有の臭いはなく、無臭である。
- 蒸気を吸入しても、頭痛やめまいを起こすおそれはない。
【第9問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。ガソリンの蒸気比重は約3〜4で、空気より重く低所に滞留し、遠くまで流れて引火することがあります(ICSC)。
1:誤り。自動車ガソリンはオレンジ系の色に着色されています。
2:誤り。引火点は−40℃以下で、発火点はそれよりはるかに高いです。
3:正しい。
4:誤り。ガソリンには特有の臭い(石油臭)があります。
5:誤り。蒸気を吸入すると頭痛・めまいなどを起こすおそれがあります。
重要度:A 難易度:★☆☆
問10:ガソリンの火災予防及び消火の方法について、次のうち誤っているものはどれか。
- 火災には、棒状の水を放射して消火するのが最も効果的である。
- 取扱いの際は、容器の接地など、静電気放電への予防措置を講じる。
- 火気や火花を避け、容器を密閉して涼しく換気のよい場所に貯蔵する。
- 火災には、泡消火剤や粉末消火剤が有効である。
- 火災の際は、危険でなければ容器を火災区域から移動し、消火後も大量の水で容器を十分に冷却する。
【第10問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。ガソリン火災に棒状の水を放射すると、火災を拡大するおそれがあり不適です(モデルSDS ガソリン)。
1:誤り。棒状注水は不適です。泡・粉末・二酸化炭素・霧状の強化液が有効です。
2:正しい。接地などの静電気対策を講じます。
3:正しい。
4:正しい。
5:正しい。
重要度:A 難易度:★★☆
問11:自動車ガソリンについて、次のA〜Eのうち、正しいものはいくつあるか。
A 消防法上、第1石油類に該当する。
B 比重は約0.7〜0.8で、水より軽い。
C オレンジ系の色に着色されている。
D 二酸化炭素消火剤や霧状の強化液消火剤は、ガソリンの火災には適さない。
E 蒸気比重は1より小さい。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 5つ
【第11問:正解と解説】
正解:3
正解は3(A・B・Cの3つが正しい)です。
A:正しい。ガソリンは第1石油類(非水溶性)です(消防法別表第一備考12号)。
B:正しい。比重は約0.7〜0.8です。
C:正しい。JIS K 2202でオレンジ系色とされています。
D:誤り。二酸化炭素や霧状の強化液は、ガソリン火災に有効です。
E:誤り。蒸気比重は約3〜4で、1より大きいです。
重要度:A 難易度:★★☆
問12:自動車ガソリンについて、次の文の(A)〜(C)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「自動車ガソリンは(A)の色に着色されている。液は水より(B)、蒸気は空気より(C)。」
- A:淡青色 B:軽く C:重い
- A:オレンジ系 B:重く C:重い
- A:オレンジ系 B:軽く C:軽い
- A:淡青色 B:重く C:軽い
- A:オレンジ系 B:軽く C:重い
【第12問:正解と解説】
正解:5
正解は5です。自動車ガソリンはオレンジ系の色に着色され(JIS K 2202)、液比重は約0.7〜0.8で水より軽く、蒸気比重は約3〜4で空気より重いです(ICSC)。
1:誤り。Aはオレンジ系です。
2:誤り。液は水より軽いです。
3:誤り。蒸気は空気より重いです。
4:誤り。A・B・Cのすべてが誤りです。
5:正しい。
「物質別」の他の論点