危険物取扱者 乙4「性質・消火」のうち、動植物油類と自然発火の問題です(大分類:物質別・重要度B)。一問一答5問 → 五肢択一2問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:B 難易度:★☆☆
問1:法令上、動植物油類とは、動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したもので、1気圧において引火点が250℃未満のものをいう。ただし、総務省令で定めるところにより貯蔵保管されているものを除く。
解答を見る
正解:○
動植物油類は、動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したもので、1気圧において引火点が250℃未満のものです。ただし、総務省令で定めるところにより貯蔵保管されているものは除かれます(消防法別表第一備考17号)。
重要度:B 難易度:★★☆
問2:ヨウ素価が大きい油ほど、脂肪酸の不飽和度が低い(二重結合が少ない)。
解答を見る
正解:×
ヨウ素価が大きいほど、脂肪酸の不飽和度は高く(二重結合が多く)なります。
重要度:B 難易度:★☆☆
問3:アマニ油は不乾性油である。
解答を見る
正解:×
アマニ油(亜麻仁油)は不乾性油ではなく乾性油です。
重要度:B 難易度:★☆☆
問4:乾性油をしみこませた布を丸めたり重ねたりして放置すると、酸化反応の熱が蓄積して自然発火することがある。
解答を見る
正解:○
乾性油などがしみた布を丸めたり重ねたりして放置すると、酸化反応の熱が蓄積して自然発火することがあります。
重要度:B 難易度:★★☆
問5:ヤシ油はヨウ素価が大きく、自然発火しやすい油である。
解答を見る
正解:×
ヤシ油は不乾性油で、ヨウ素価は非常に小さく(約7〜16)、自然発火しにくい油です。
五肢択一
重要度:B 難易度:★★☆
問6:動植物油類の自然発火について、次のうち正しいものはどれか。
- ヨウ素価の小さい油ほど、自然発火の危険が大きい傾向がある。
- 油がしみた布は、丸めたり重ねたりして放置せず、大量の水に浸すなどして処分する。
- キリ油(桐油)は不乾性油であり、自然発火の危険は小さい。
- ナタネ油(菜種油)は乾性油である。
- ヨウ素価とは、油脂100gに付加されるヨウ素のミリグラム数である。
【第6問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。油がしみた布は、大量の水に浸すなどして処分し、丸めたり重ねたりして放置しないようにします。
1:誤り。ヨウ素価の小さい油ではなく、ヨウ素価の大きい油(乾性油)ほど自然発火の危険が大きい傾向があります。
2:正しい。
3:誤り。キリ油(桐油)は不乾性油ではなく乾性油です。
4:誤り。ナタネ油は乾性油ではなく半乾性油です。
5:誤り。ヨウ素価は、油脂100gに付加されるヨウ素のミリグラム数ではなくグラム数です。
重要度:B 難易度:★★☆
問7:動植物油類について、次のうち誤っているものはどれか。
- 法令上、動植物油類の指定数量は10,000Lである。
- 法令上、動植物油類のうち、総務省令で定めるところにより貯蔵保管されているものは、危険物の動植物油類から除かれる。
- オリーブ油は不乾性油である。
- アマニ油は乾性油である。
- 法令上、動植物油類とは、1気圧において引火点が250℃以上のものをいう。
【第7問:正解と解説】
正解:5
正解は5です。動植物油類は、1気圧において引火点が250℃以上ではなく、250℃未満のものです(消防法別表第一備考17号)。
1:正しい。政令別表第三。
2:正しい。消防法別表第一備考17号。
3:正しい。オリーブ油は不乾性油です。
4:正しい。アマニ油は乾性油です。
5:誤り。250℃以上ではなく250℃未満です。
「物質別」の他の論点