危険物取扱者 乙4 性質・消火 一問一答・五肢択一(全12問)|特殊引火物

危険物取扱者 乙4「性質・消火」のうち、特殊引火物の問題です(大分類:物質別・重要度A)。一問一答8問 → 五肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★☆☆

問1:ジエチルエーテルの引火点は約−45℃である。

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正解:○

ジエチルエーテルの引火点は約−45℃で、第4類の中でも非常に低い値です(モデルSDS・ICSC)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問2:二硫化炭素は液比重が1より小さく、水より軽い。

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正解:×

二硫化炭素は水より重い液体です(モデルSDS)。このため水を張って貯蔵することができます。


重要度:A 難易度:★☆☆

問3:二硫化炭素の発火点は約90℃で、第4類の危険物の中でも特に低い。

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正解:○

二硫化炭素の発火点は約90℃(100℃以下)で、高温の蒸気配管などに触れるだけで発火するおそれがあります(モデルSDS・NITE)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問4:ジエチルエーテルは、光や空気の影響で爆発性の過酸化物を生成することがある。

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正解:○

ジエチルエーテルは光や空気の影響で爆発性の過酸化物を生じることがあるため、冷暗所で密栓して貯蔵します(モデルSDS・ICSC)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問5:アセトアルデヒドは、水にほとんど溶けない。

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正解:×

アセトアルデヒドは水に任意の割合で溶け、エタノールにも溶けます(モデルSDS・ICSC)。


重要度:A 難易度:★★☆

問6:二硫化炭素の火災には、棒状注水が適している。

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正解:×

二硫化炭素の火災には粉末・泡・二酸化炭素・水噴霧が使えますが、棒状注水は不適です(モデルSDS・ICSC)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問7:ジエチルエーテルの蒸気は、空気より軽い。

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正解:×

ジエチルエーテルの蒸気比重は約2.6で、蒸気は空気より重くなります(モデルSDS・ICSC)。


重要度:A 難易度:★★☆

問8:法令上、特殊引火物とは、1気圧において、発火点が100℃以下のもの又は引火点が−20℃以下で沸点が40℃以下のものをいう。

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正解:○

特殊引火物の定義のとおりです(消防法別表第一備考11号)。二硫化炭素は沸点が約46℃ですが、発火点が100℃以下なので特殊引火物に当たります。

五肢択一

重要度:A 難易度:★★☆

問9:特殊引火物の性質について、次のうち正しいものはどれか。

  1. ジエチルエーテルは、水によく溶ける。
  2. 二硫化炭素は水より重く水に溶けにくいため、容器やタンクに水を張って貯蔵し、可燃性蒸気の発生を防ぐ。
  3. アセトアルデヒドは、酸化されるとメタノールになる。
  4. 酸化プロピレンの蒸気は、空気より軽い。
  5. 二硫化炭素の燃焼範囲は、狭い。
【第9問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。二硫化炭素は水より重く水に溶けにくいので、水を張って(水没させて)貯蔵し、可燃性蒸気の発生を防ぎます(危険物の規制に関する政令11条1項17号、モデルSDS)。

1:誤り。ジエチルエーテルは水に「わずかに」溶ける程度です。

2:正しい。

3:誤り。アセトアルデヒドは酸化されるとメタノールではなく酢酸になります。

4:誤り。酸化プロピレンの蒸気は空気より重い(約2.0)です。

5:誤り。二硫化炭素の燃焼範囲は広いです。


重要度:A 難易度:★☆☆

問10:ジエチルエーテルの性質について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 無色で、特有の臭いがある。
  2. 蒸気には麻酔作用がある。
  3. 燃焼範囲は約1.7〜48vol%で、非常に広い。
  4. 沸点は約100℃で、常温ではほとんど揮発しない。
  5. 液比重は約0.71で、水より軽い。
【第10問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。ジエチルエーテルの沸点は約35℃で、常温で非常に揮発しやすい液体です(モデルSDS・ICSC)。

1:正しい。無色で特有の臭い(刺激臭)があります。

2:正しい。蒸気には麻酔作用があります。

3:正しい。燃焼範囲は約1.7〜48vol%です。

4:誤り。沸点は約100℃ではなく約35℃で、非常に揮発しやすいです。

5:正しい。液比重は約0.71です。


重要度:A 難易度:★★★

問11:アセトアルデヒド及び酸化プロピレンの性質について、次のA〜Eのうち、正しいものはいくつあるか。
A アセトアルデヒドの沸点は約20℃で、常温で非常に揮発しやすい。
B アセトアルデヒドは、還元性が強い。
C アセトアルデヒドの液は水より軽いが、蒸気は空気より重い。
D 酸化プロピレンは、水に溶けない。
E 酸化プロピレンは、酸や塩基などの影響を受けても重合するおそれはない。

  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ
  5. 5つ
【第11問:正解と解説】

正解:3

正解は3(A・B・Cの3つが正しい)です。

A:正しい。沸点は約20℃です(モデルSDS・ICSC)。

B:正しい。アセトアルデヒドは還元性が強い物質です。

C:正しい。液比重は約0.78、蒸気比重は約1.5です。

D:誤り。酸化プロピレンは水によく溶けます(約40g/100mL)。

E:誤り。酸化プロピレンは酸・塩基・金属塩化物の影響で激しく重合することがあり、火災・爆発の危険を生じます。


重要度:A 難易度:★★☆

問12:二硫化炭素について、次の文の(A)(B)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「二硫化炭素の発火点は約(A)℃で、第4類の危険物の中でも特に低い。また、水より(B)ため、水を張って貯蔵する。」

  1. A:180 B:重い
  2. A:90  B:軽い
  3. A:300 B:重い
  4. A:180 B:軽い
  5. A:90  B:重い
【第12問:正解と解説】

正解:5

正解は5です。二硫化炭素の発火点は約90℃(モデルSDS・NITE)で、水より重く水に溶けにくいため、水を張って貯蔵します(政令11条1項17号)。

1:誤り。Aは約90℃です。

2:誤り。二硫化炭素は水より重いです。

3:誤り。Aは約90℃です。

4:誤り。Aは約90℃、Bは「重い」です。

5:正しい。

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