危険物取扱者 乙4「性質・消火」のうち、第2石油類(水溶性:酢酸等)の問題です(大分類:物質別・重要度B)。一問一答5問 → 五肢択一2問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:B 難易度:★☆☆
問1:酢酸、プロピオン酸、アクリル酸は、いずれも水に溶ける。
解答を見る
正解:○
3物質はいずれも水と混ざる水溶性の液体です。
重要度:B 難易度:★☆☆
問2:酢酸の液比重は1より小さく、水より軽い。
解答を見る
正解:×
酢酸の液比重は約1.05で、水より重い液体です。
重要度:B 難易度:★☆☆
問3:酢酸は融点(凝固点)が約17℃のため、冬季などに凝固することがある。
解答を見る
正解:○
酢酸の融点(凝固点)は約17℃(16.7℃)で、冬季などに凝固することがあります。
重要度:B 難易度:★★☆
問4:アクリル酸は、熱や光によって重合することのない安定な物質である。
解答を見る
正解:×
アクリル酸は熱・光・酸素・酸化剤で容易に重合し、火災・爆発の危険があります。市販品には重合禁止剤が加えられています。
重要度:B 難易度:★★☆
問5:プロピオン酸は、金属を腐食することはない。
解答を見る
正解:×
プロピオン酸は多くの金属を侵して水素を発生します。
五肢択一
重要度:B 難易度:★☆☆
問6:酢酸について、次のうち正しいものはどれか。
- 多くの金属を腐食して水素を発生する。
- 蒸気は空気より軽い。
- 刺激臭のない液体である。
- 法令上、第二石油類の非水溶性液体に該当する。
- 引火点は常温(20℃)より低い。
【第6問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。酢酸は多くの金属を腐食して水素を発生します。
1:正しい。
2:誤り。蒸気比重は約2.1で、空気より重いです。
3:誤り。無色で刺激臭のある液体です。
4:誤り。非水溶性ではなく、第二石油類の水溶性液体です。
5:誤り。引火点は39℃で、常温より高いです。
重要度:B 難易度:★★☆
問7:酢酸、プロピオン酸、アクリル酸について、次のうち誤っているものはどれか。
- いずれも皮膚や眼に重い損傷を与える腐食性がある。
- いずれも法令上、第二石油類の水溶性液体に該当する。
- アクリル酸は融点が約14℃で、低温で凝固しやすい。
- 酢酸の火災には、棒状注水が適している。
- プロピオン酸は無色で、刺激臭のある液体である。
【第7問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。酢酸の火災には水溶性液体用泡(耐アルコール泡)・粉末・二酸化炭素が適応し、棒状注水は不適です。
1:正しい。
2:正しい。指定数量は2,000リットルです。
3:正しい。
4:誤り。棒状注水は不適です。
5:正しい。
「物質別」の他の論点